2007年03月10日

「新・平家物語」

新・平家物語 【NHK大河ドラマ】

新・平家物語(しんへいけものがたり)は、1972年(昭和47年)1月2日〜12月24日まで放送されたNHK大河ドラマの第10作目。平均視聴率21.4%。最高視聴率27.2%。初回視聴率17.3%。

吉川英治の国民的超大作「新・平家物語」を原作に、平家一門の栄華とその滅亡を描く一大叙事詩。

大河ドラマ第10作目にふさわしい豪華なキャストとセットが話題になった。


☆ 概要

大河ドラマ10作目を記念して、過去の大河に出演した主役クラスが顔を揃え、これまでにない豪華なキャスティングが話題になった。

テレビ放送20周年の節目もあって、テレビ草創期の原点に帰るべく、舞台演出を意識したスタジオ収録のみで収録され、唯一のロケはドラマ冒頭の厳島神社での平家納経奉呈のシーンのみとなった。

「どこの寺で撮影した?」と問い合わせが来るほど、豪華で大掛かりなセットが組まれ、特に義経と弁慶が対決した「五条大橋」は2重のアーチ型の大セットであった。

主役・平清盛役の仲代達矢は、清盛出家のシーンに合わせて、自分の頭を実際に剃り、「毎日手入れしないとオデキができて」と笑っていたという。

また義経役の志垣太郎がこの作品でブレークし、「緒形拳さんが目下の役で凄かった」と後に「テレビ探偵団」にゲスト出演したとき明かしている。

平家納経絵巻のオープニング画像をバックに流れる冨田勲のテーマ曲は、幻想的で日本的な美しさを持った壮麗な曲であり、大河の歴代メインテーマ曲の中でも屈指の名曲とされている。


☆ スタッフ

原作:吉川英治
脚本:平岩弓枝
音楽:冨田勲
演出:清水満、岡本憙侑、樋口昌弘、馬場清
製作:古賀龍二


☆ キャスト

平太→平清盛:内田喜郎→仲代達矢
平時子:中村玉緒
平忠盛:中村勘三郎 (17代目)
祇園女御→澪之禅尼:新珠三千代
有子→池禅尼:初代水谷八重子
平時忠:中村まなぶ (二代目中村梅雀)→山崎努
平重盛:原田大二郎
平宗盛:勝呂誉
平知盛:長谷川諭→亀田秀紀→松山省二 (松山政路)
平重衡:大島郁文→長澄修
平徳子→建礼門院:山添三千代 (香川三千)→佐久間良子
平滋子:村松英子
平経盛:郷ひろみ→古谷一行
平教盛:五藤義秀→柴田p彦
平頼盛:岡浩也→山本學
平忠度:中尾彬
平通盛:出見勝幸
平維盛:藤間文彦
平資盛:若尾哲平
平教経:鷹市太郎
平敦盛:中村勘九郎 (十八代目中村勘三郎)
平忠正:浜田寅彦
平仲盛:鶴田耕男 (鶴田耕)
源為義:佐々木孝丸
源義朝:木村功
源頼朝:岡本清太郎 (七代目清元延寿太夫)→高橋幸治
北条政子:栗原小巻
亀の前:高樹蓉子
北条時政:加東大介
北条義時:西田敏行
横山相模介:西田敏行 (二役)
北条宗時:鈴木智
木曽義仲:林与一
巴御前:古城都
今井兼平:片岡五郎
樋口兼光:江守徹
源義平:高田直久→石川徹郎
源為朝:伊吹吾郎
源頼賢:伊藤初男
源頼仲:吉永慶
源為宗:山野史人
常盤御前:若尾文子
牛若→源義経:志垣太郎
武蔵坊弁慶:佐藤允
佐藤継信:堀辺隆一 (堀部隆一)
藤原秀衡:加藤嘉
金売吉次:日下武史
源頼政:芦田伸介
源仲綱:生井建夫
源有綱:山本聡
源兼綱:簗正昭
以仁王:北大路欣也
鳥羽院:野村万之丞 (七世野村万蔵)
待賢門院:久我美子
美福門院:小山明子
後白河院:滝沢修
白河院:滝沢修 (二役)
高倉帝→高倉院:片岡孝夫 (十五代目[片岡仁左衛門)
安徳帝:山崎有右
崇徳院:田村正和
信西入道:小沢栄太郎
平康頼:中山昭二
藤原忠実:森雅之
藤原忠通:原保美
藤原頼長:成田三樹夫
藤原基房:嵐圭史
藤原信頼:亀石征一郎
藤原成親:岡村春彦
藤原成経:高田裕史
藤原時信:下條正巳
藤原俊成:宮口精二
勧修寺光頼:鈴木瑞穂
建礼門院右京大夫:北川美佳 (喜多川美佳)
梶原景時:森幹太
熊谷直実:岡田英次
佐々木定綱:草薙幸二郎
岡崎義実:南祐輔
土肥実平:藤田啓而
平六家貞→筑後家貞:松本幸一→高桐真
平資行:川辺久造
平康頼:石田太郎
山木兼隆:辻萬長
鎌田政清:成田次穂
鎌田政近:根岸一正
長田忠致:穂高稔
右大弁惟方→別当惟方:金内吉男
阿部麻鳥:緒形拳
祇王:波乃久里子
仏御前:長谷川澄子
遠藤盛遠→文覚:近藤洋介
鳥羽僧正:中村伸郎
佐藤義清→西行:蜷川幸雄
明雲:六代目瀬川菊之丞
西光:内田稔
俊寛:大塚国夫
蓬子:和泉雅子
朱鼻ノ伴ト:藤田まこと
帥の局:真屋順子
袈裟御前:三浦真弓
弐子:佐々木すみ江
佐ノ局:南風洋子
並河権六:中田浩二
嶋子:初井言榮
梅野:岩本多代
典子:市毛良枝
商人:岸野一彦
黒市:近石真介
胴元:依田英助
待賢門院の女房:浅利和子 (浅利香津代)
その他:久富惟晴、喜多道枝、池田勝
語り:渡辺美佐子、福本義典


☆ 映像の現存状況

第46回、最終回及び総集編が現存している。その他の映像はNHKには現存していないとされる。当時は放送局用ビデオテープ(2インチVTR)が非常に高価で大型だったために、テープは放送終了後に消去されて他の番組に利用されるのが通常だった。そのため全話の再放送および全話収録の完全版の販売は絶望的である。総集編のDVDは販売されている。
普及型家庭用ビデオデッキの発売以前であり、当時あったオープンリール型ビデオは百万円前後(当時)もする大変高価なもので、一般家庭にはほとんど普及しておらず(企業などが業務用に購入していた)、テープの経年劣化も考えると視聴者が録画して現在まで保存している可能性は低い。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E
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2007年03月09日

「春の坂道」

春の坂道【NHK大河ドラマ】

春の坂道(はるのさかみち)は、1971年(昭和46年)1月3日〜12月26日まで放送されたNHK大河ドラマ第9作。全52回。平均視聴率21.7%。最高視聴率27.5%。初回視聴率19.1%。

「徳川家康」で知られる山岡荘八のオリジナル書き下ろし原作を、杉山義法が脚色。泰平の世を築くために遠くて険しい「春の坂道」を歩んでいく剣術家・柳生但馬守宗矩の生涯を、家康・秀忠・家光の徳川三代の時代を背景に、「一紙半銭も私せず」の剣禅一如の精神とともに描いた作品。


☆ 概要

「三姉妹」に続く大河ドラマオリジナル企画の第2弾であるが、実際に原作小説が書き下ろされたのは、この「春の坂道」が最初である。

主役の中村錦之助(後の萬屋錦之介)は山岡の指名によるものであり、既に内田吐夢監督の「宮本武蔵」5部作で相当の殺陣を見せていた中村錦之助は、この作品で尾型伸之介の指導により柳生新陰流を体得している。

収録開始にあたって、出演者の中に「大坂の陣で秀頼を死なせたのは家康の責任」という考え方の人間がいたのを山岡が知ったため、出演者を集めて原作の主旨を説明、歴史観などを周知徹底せしめた。

柳生石舟斎の鬼気迫る演技は、芥川比呂志の「石舟斎の死が、芥川比呂志の死につながっても」という意気込みの表れであったともいわれ、村松弥三を演じる長門勇の飄々たる演技とともに話題になった。

歴代大河の中で唯一、全く映像が存在しない作品といわれていたが、モノクロで録画されたVTRが寄贈され、現在では最終回のみNHKアーカイブスで視聴が可能である。


☆スタッフ

原作:山岡荘八
脚本:杉山義法
音楽:三善晃
演出:小林利雄、斎藤暁、深町幸男
製作:硲光臣、吉岡利夫


☆キャスト

柳生宗矩:中村錦之助
おりん:小林千登勢
烏丸順子:松本留美
七郎丸→柳生十兵衛:岡村清太郎(現・清元延寿太夫 (7代目))→原田芳雄
柳生石舟斎:芥川比呂志
春桃御前:京塚昌子
村田弥三:長門勇
村田弥五:頭師孝雄
おさめ:倍賞美津子
沢庵宗彭:田村高廣
服部丑之助→荒木又右衛門:若林豪
柳生左門:山下雄大→田村亮
柳生又十郎:毛枝美路→清水紘治
兵助→柳生兵庫介:吉田次昭→村野武範
柳生厳勝:内藤武敏
柳生宗章:天野新士
豊臣秀吉:中村芝鶴 (2代目)
淀の方:岸田今日子
北政所→高台院:奈良岡朋子
豊臣秀次:伊藤孝雄
日秀:村瀬幸子
豊臣秀頼:片岡孝夫(現・片岡仁左衛門 (15代目)
お万の方:上月晃
浮田左京亮→坂崎出羽守:高橋英樹
お福:司葉子
竹千代→徳川家光:岡本隆成→市川海老蔵 (10代目)(現・市川團十郎 (12代目))
松平忠長:舟木一夫
徳川秀忠:青山哲也
お江与:岩崎加根子
千姫:木村菜穂
徳川家康:山村聡
松平忠輝:石立鉄男
徳川義直:川代家継→花ノ本寿
徳川頼将:古関八州夫
石田三成:中村敦夫
島左近:北村和夫
小西行長:草薙幸二郎
安国寺恵瓊:内田朝雄
大谷刑部:土屋嘉男
小早川秀秋:石橋正次
増田長盛:田島義文
前田玄以:森幹太
真田幸村:島田正吾
片桐且元:小山田宗徳
木村重成:島田順司
大野治長:山下洵一郎
松平長四郎→松平信綱:大出俊
本多正信:巌金四郎
本多正純:御木本伸介
土井利勝:江守徹
酒井忠世:石濱朗
青山忠俊:志村喬
鳥居元忠:黒川弥太郎
鳥居新太郎:石田太郎
鳥居成次:城所英夫
大久保彦左衛門:清水元
阿部重次:小林昭二
伊達政宗:垂水悟郎
前田利家:加藤嘉
浅野長政:清水将夫
池田忠雄:片山明彦
福島正則:和崎俊哉
吉川広家:西沢利明
朽木民部:佐竹明夫
久世大和守:河村弘二
三浦正次:秋元羊介
黒田長政:高橋悦史
加藤清正:瑳川哲朗
鍋島三平:押方了
成瀬正成:高桐真
安藤直次:浅野進治郎
蒔田淡路守:安井昌二
一の御台:岩本多代
河合又五郎:入川保則
河合甚左衛門:西村晃
不破伴作:田村正和
渡辺数馬:村井国夫
岩本孫右衛門:坂口芳貞
安藤治左衛門:渥美国泰
原三郎左:金田龍之介
俵春之助:橋爪功
小浜七之助:小坂一也
烏丸光広:菅野忠彦(現・菅野菜保之)
藤原惺窩:観世栄夫
木食上人:大滝秀治
おこう:坪内ミキ子
おくに:太地喜和子
お藤:島かおり
おたき:奈美悦子
やなぎ:林寛子
その他:北村総一朗、佐々木功、下川辰平
語り:福島俊夫


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2007年03月08日

「樅の木は残った」

樅ノ木は残った 【NHK大河ドラマ】

樅ノ木は残った(もみのきはのこった)は1970年1月4日〜12月27日まで放送されたNHK大河ドラマ第8作。全52回。平均視聴率21.0%。最高視聴率27.6%。初回視聴率27.6%。

江戸時代前期の四代将軍家綱の治世に起きた伊達騒動を題材にした、山本周五郎の名作「樅ノ木は残った」を原作に、「太閤記」の茂木草介(脚本)、吉田直哉(演出)のコンビが挑んだドラマで、戦争のない時代にも争いを求めてしまう人間の悲しい性を描いている。


☆概要

現在に続くご当地ブームの先駆けとなった作品で、ドラマの舞台地でロケが行われたのもこの「樅ノ木は残った」が初めてであり、地元仙台で主に主人公・原田甲斐の青春篇が収録された。地元との観光タイアップが本格的に始まったのもこの作品で、舞台地近くの樅の木林が一斉に刈り取られ、ただ1本が残され、まさに「樅の木は残った」状態にされたというエピソードがあった。

原作に脚本家によるオリジナルストーリーが加えられたのもこの作品が最初で、冒頭13回の原田甲斐青春篇が書き下ろされた。

ときのアイドルが出演したのもこの作品からで、当時の国民的アイドル吉永小百合が出演したことも話題になった。

また、大御所・田中絹代も出演し、映画出身でテレビに慣れなかった田中が何度もNGを出し、「田中先生、もういちどやり直しましょうか」と吉永に気遣ってもらったのに「皮肉」と受けとったというのは、このときのエピソードである。

オープニングはその冒頭、風に揺れる竹林から能面が現れ、その能面を様々なアングルから映しつつ、風に翻弄される竹の映像を挿し込むというもので、この能面が恐いといって泣き出す子供がいたという。このタイトルバックの撮影は、竹林ぎりぎりまでヘリコプターを降下させて撮影し、文化財である能面については、所蔵者自らがスタジオに持ち込み、撮影中、片時も離さず、スタッフは湿度計まで用意して万一の事故を防いだという。


☆スタッフ

原作:山本周五郎
脚本:茂木草介
音楽:依田光正
制作:古閑三千郎
演出:吉田直哉、沼野芳脩、大原誠


☆キャスト

原田甲斐:平幹二朗
宇乃:吉永小百合
津多:田中絹代
律:三田和代
伊達安芸:森雅之
伊達兵部:佐藤慶
伊達忠宗:林成年
伊達綱宗:尾上菊之助 (4代目)(現・尾上菊五郎 (7代目))
与五兵衛:花沢徳衛
洞水:辰巳柳太郎
雁屋信助:藤岡琢也
くみ:香川京子
猿足:西村晃
久世大和守:岡田英次
茂庭周防:高橋昌也
茂庭主水:河村稔(現・志垣太郎)
片倉小十郎:佐竹明夫
新妻隼人:金田龍之介
柚木孝之進:井上孝雄
畑与右衛門:金内吉男
太田弥兵衛:藤岡重慶
伊東七十郎:伊吹吾郎
たよ:栗原小巻
みや→滝尾:佐藤友美
初乃:乙羽信子
宮本新八:澤村精四郎(現・澤村藤十郎 (2代目))
宮本又市:蜷川幸雄
渡辺七兵衛:小林昭二
酒井雅楽頭:北大路欣也
萩の方:甲にしき
徳川秀忠:中村又五郎 (2代目)
阿部豊後守:徳大寺伸
稲葉美濃守:加賀邦男
水野十郎左衛門:神山繁
加藤明成:戸浦六宏
こと:村松英子
堀主水:田崎潤
大岡佐渡守:大宮悌二
塩沢丹三郎:大出俊
塩沢たつ:鳳八千代
里見十左衛門:志村喬
伊東新左衛門:安井昌二
伊東采女:近藤正臣
古内義如→古内志摩:若林豪
雁屋新助:藤岡琢也
中黒達弥→黒田玄四郎:久富惟晴
善左衛門:加東大介
なにがし様:芥川比呂志
洞水玄察:辰巳柳太郎
原田民部:宮口精二
みね:岡崎友紀
大条兵庫:内田朝雄
河野道円:下條正巳
沖田鉄平:大和田伸也
轟木三平:江守徹
渡辺金兵衛:梅野泰晴
井川頼之:玉川伊佐男
矢崎舎人:荻島真一
唯野内膳:外山高士
大町備前:横森久
津島:御木本伸介
政右衛門:名古屋章
四郎右衛門:草薙幸二郎
小助:河原崎建三
ふじこ:左時枝
おこん:高田敏江
およし:石井富子
源助:小宮山清
坂本家家士:宮内幸平
用人柿本:宗近晴見
和尚:加藤嘉
船の男:田村錦人
歌舞伎役者:中村勘三郎 (17代目)、尾上梅幸 (7代目)、市川猿之助 (3代目)
その他:小山田宗徳、冨士眞奈美、三國一朗、千石規子、中尾彬、北村総一朗、菅井きん、田村亮、財津一郎、久松保夫
語り:和田篤
[編集] 映像の現存状況
総集編のみ現存している。その他の映像はNHKには現存していないとされる。当時は放送局用ビデオテープ(2インチVTR)が非常に高価で大型だったために、テープは放送終了後に消去されて他の番組に利用されるのが通常だった。そのため全話の再放送および全話収録の完全版の販売は絶望的である。総集編のDVDは販売されている。
当時、普及型家庭用ビデオデッキは存在せず、その他の放送回の映像が民間から発見される可能性はほとんどない。



☆映像の現存状況

総集編のみ現存している。その他の映像はNHKには現存していないとされる。当時は放送局用ビデオテープ(2インチVTR)が非常に高価で大型だったために、テープは放送終了後に消去されて他の番組に利用されるのが通常だった。そのため全話の再放送および全話収録の完全版の販売は絶望的である。総集編のDVDは販売されている。
当時、普及型家庭用ビデオデッキは存在せず、その他の放送回の映像が民間から発見される可能性はほとんどない。


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2007年03月07日

「天と地と」

天と地と 【NHK大河ドラマ】

天と地と(てんとちと)はNHKが1969年1月5日〜12月28日に放送した7作目の大河ドラマ。全52回。

原作は海音寺潮五郎。大河ドラマ初のカラー作品。

上杉謙信が主役。謙信(石坂浩二)と武田信玄(高橋幸治)の、川中島の戦いでの対峙は名場面である。


☆スタッフ

脚本 中井多津夫、杉山義法、須藤出穂
演出 岡崎栄、清水満、安江泰雅
音楽 冨田勲


☆キャスト

上杉謙信:中村扇雀 (3代目)→中村歌昇 (3代目)→石坂浩二
長尾為景:滝沢修
長尾晴景:山本耕一
長尾房景:志村喬
長尾顕吉:芥川比呂志
長尾俊景:加藤武
長尾景康:小倉一郎→三浦弘久
上杉定実:原保美
上杉憲政:大山克巳
上杉景虎:中村信二郎(現・中村錦之助 (2代目))
金津新兵衛:高松英郎
鬼小島弥太郎:市村竹之丞(現・中村富十郎 (5代目))
袈裟:新珠三千代
松江:有馬稲子
乃美:美山なみ枝→樫山文枝
綾:上月晃
藤紫:藤村志保
八重:畠山淑子→水前寺清子
定実の妻:奈良岡朋子
服部玄鬼:長門裕之
武田信玄:高橋幸治
武田義信:あおい輝彦
武田勝頼:中村梅雀(2代目)→小川吉信
武田信虎:田崎潤
武田信繁:浜畑賢吉
諏訪御寮人:上原恵子→中村玉緒
三条夫人:岩崎加根子
織田信長:杉良太郎
濃姫:上村香子
丹羽長秀:真田健一郎
柴田勝家:金田龍之介
羽柴秀吉:浜田光夫
徳川家康:松山政路
北条氏康:中村梅之助
北条氏政:森次晃嗣
柿崎弥二郎:藤木悠
柿崎弥三郎:名古屋章
本条慶秀:内藤武敏
鉄上野介:伊東四朗
宇佐美定行:宇野重吉
宇佐美定勝:高橋悦史
平田喜兵衛:毒蝮三太夫
新発田掃部介:和田孝
新発田尾張守:高桐真
板垣信方:大友柳太朗
飯富兵部:高橋昌也
飯富三郎兵衛:河原崎建三
馬場美濃守:山内明
甘利備前守:中村伸郎
甘利昌忠:西沢利明
内藤修理:高橋正夫
高坂弾正:村井国夫
小山田昌辰:下川辰平
原大隅:石田太郎
諏訪頼重:岡田英次
弥々:真屋順子
諏訪頼隆:河原崎長一郎
朝比奈能泰:玉川伊佐男
斎藤道三:中村翫右衛門 (3代目)
太田資正:松村達雄
北条高広:和崎俊哉
村上義清:北村和夫
高遠頼継:戸浦六宏
佐野昌綱:佐々木孝丸
佐野宗綱:中野誠也
今川義元:根上淳
今川氏真:阿知波信介
定恵院:川口敦子
細川氏綱:細川俊夫
三好長慶:梅野泰靖
足利義輝:山本學
足利義昭:大出俊
西園寺公朝:曽我廼家明蝶
近衛前嗣:佐野浅夫
とね:夏川静枝
松永弾正:河野秋武
中条藤資:樋口功→吉田柳児
中条尾張守:河原崎次郎
鈴木国重:鈴木瑞穂
神保良春:安部徹
三条西大納言:日下武史
杉原壱岐守:仲谷昇
会津伊豆守:久富惟晴
昭田常陸介:加藤嘉
黒田和泉守:中山昭二
納屋助八郎:藤田まこと
飛加当:米倉斉加年
連歌師幸斉:森雅之
林帯刀:寺田誠(現・麦人)→小川吉信
雑兵:宮内幸平
その他:江守徹、御木本伸介、高木均、庄司永建、下條正巳
語り:中村充


☆ その他

この作品を作った当時、春日山は今ほど整備されておらず、山そのものであった。ドラマ制作のために整備を行ったものの、残っていた貴重な屋敷跡などを車道などを作るために取り壊してしまった。甘粕屋敷跡付近の車道がそうであり、貴重な文化史跡が失われてしまった。
コント55号の裏番組をぶっとばせ!が企画制作されたのは、この番組を倒すためだったというエピソードはあまりにも有名。ちなみにこの大河ドラマはNHK大河ドラマとして初めて民放の裏番組に視聴率で負けた番組である。その負かした番組が上記の番組である。


☆映像の現存状況

第50話と総集編前編が現存しており、その他の映像はNHKには現存していないとされる。当時は放送局用ビデオテープ(2インチVTR)が非常に高価で大型だったために、テープは放送終了後に消去されて他の番組に利用されるのが通常だった。そのため再放送および全話収録の完全版の販売は絶望的である。現存している第50話「第5回〜川中島の章〜その四」は「NHK想い出倶楽部2〜黎明期の大河ドラマ編〜(5)天と地と」としてDVDで販売されている。総集編前編はNHKアーカイブスで視聴でき、個人からの寄贈を復元したものでモノクロ(当時の市販ビデオはモノクロだった)で冒頭20分が欠落しており、残念ながら画質状態もよくない。
普及型家庭用ビデオデッキの発売以前であり、当時あったオープンリール型ビデオは百万円前後(当時)もする大変高価なもので、一般家庭にはほとんど普及しておらず(企業などが業務用に購入していた)、テープの経年劣化も考えると視聴者が録画して現在まで保存している可能性は低い。


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2007年03月06日

「竜馬がゆく」

竜馬がゆく 【NHK大河ドラマ】

竜馬がゆく(りょうまがゆく)は1968年1月7日〜12月29日まで放送されたNHK大河ドラマ第6作。全52回。平均視聴率14.5%。最高視聴率22.9%。初回視聴率22.9%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)。

明治百周年を記念して制作された、大河ドラマ初の司馬遼太郎原作ドラマ。近代日本の扉を大きく開いた青年・坂本龍馬の生涯を描いた快作(本作では原作と同様「竜馬」の表記が用いられる)。

☆概要
前年の「三姉妹」に続く幕末ものであり、「独眼竜政宗」「武田信玄」以前では、同じ時代の作品が2年続いた唯一の例であった。

大河ドラマとしては、最後のモノクロ作品である。また、大河ドラマで初めて、短期ながらご当地(高知)ロケが行われた。

映画出身の水木洋子が書く脚本はテンポが速く、一話45分の大河の尺の収まらず、当初の演出担当である辻本一朗を悩ませた。また、大阪出身である辻本と東京のスタッフが合わず、辻本が期待していた材木が小さかったなど制作上において齟齬をきたし、和田勉との交替劇が起きた。和田は、とにかく出演者にセリフを早口でしゃべらせるなど、水木の脚本を45分の尺に収める様にして一連の危機を乗りきった。

主役の北大路欣也は、カーキチの趣味も辞めて役作りに打ち込み、北辰一刀流、三味線、一弦琴を習得した。

武市半平太役の高橋英樹は、この作品で初めて本格的な時代劇を経験、日活出身の高橋は当時、石原裕次郎などの同社所属スターが長脚揃いであったのにくらべて、「高橋君、きみは違うねえ」といわれたため時代劇に転向したという(本人談)。

上空の雲海を撮影したオープニング映像は圧巻であり、間宮芳生のマーチ調のメインテーマも時代を切り開く竜馬のイメージに合って名曲の誉れ高い。なお、現在CDなどで聴くことができるテーマ曲と実際に放送されたものとでは、アレンジが違っている。

視聴率的には10%台と「花の乱」以前にあっては歴代最低であり、幕末物は当たらないというジンクスを生んだ最初の作品となった。


☆スタッフ

原作:司馬遼太郎 「竜馬がゆく」
脚本:水木洋子
音楽:間宮芳生
制作:森理一郎
演出:辻本一朗、和田勉


☆ キャスト

坂本竜馬:北大路欣也
おりょう:浅丘ルリ子
乙女:水谷良重(現・水谷八重子 (2代目))
お田鶴:三田佳子
坂本八平:北龍二
坂本権平:下川辰平
千野:佐原妙子
千鶴:幸田弘子
栄:八木昌子
柴田義秀:片山明彦
春猪:黒須薫→二木てるみ
お竜の母:毛利菊枝
おやべ婆やん:菅井きん
坂本直次郎:橋爪功
武市半平太:高橋英樹
富:坪内ミキ子
お慶:左幸子
千葉重太郎:市川男女蔵 (5代目)(現・市川左團次 (4代目))
さな:若柳菊(現・鹿内寛子)
千葉定吉:青野平義
八寸:北原真紀
きく:鷲尾真知子
りき:梓英子
森要蔵:植村謙二郎
中岡慎太郎:新克利
岡田以蔵:前田吟
田中新兵衛:野村昇史
中村半次郎:橋本功
吉田東洋:森雅之
陸奥陽之助:東野孝彦(現・東野英心)
後藤象二郎:石田太郎
乾退助:有川博
長岡謙吉/清岡道之助:夏八木勲
望月亀弥太:串田和美
中島作太郎:渚健二
三吉慎蔵:大木正司
沢村惣之丞→関雄之助:北村総一郎(現・北村総一朗)
吉村寅太郎:轟謙二(現・轟謙司)
福岡宮内:森山周一郎
池内蔵太:小澤公平
北添佶摩:松山照夫
田中光顕:中山克己
上田楠次:高橋弘信
勝海舟:加東大介
勝孝子:保倉幸恵
西郷吉之助:小林桂樹
大久保利通:土屋嘉男
大山弥助:刀原章光
伊東祐亨:仙田竜太郎
堀次郎:増田順司
桂小五郎:高橋昌也
高杉晋作:和田浩治
久坂玄瑞:津川雅彦
伊藤俊輔:中村敦夫
志道聞多:長谷川明男
益田越中→益田右衛門介:細川俊之→長谷川哲夫
周布政之助:渥美国泰
来島又兵衛:安部徹
品川弥二郎:岡本富士太
福原越後:高橋正夫
国司信濃:丹羽又三郎
寺島忠三郎:金親保雄
毛利敬親:勝見延章
毛利定広:花ノ本寿
島津久光:戸田晧久
山内容堂:徳大寺伸
松平春嶽:渡辺文雄
松平容保:岩井大三郎
松平定敬:片岡秀昇
板倉勝静:浅野進治郎
小松帯刀:[[千葉栄次郎]]:服部哲治
土方楠左衛門:広川太一郎
三岡八郎:久富惟晴
那須信吾:藤岡重慶
秋月悌次郎:仲野宏
真木和泉:大久保正信
岩倉具視:二谷英明
三条実美:青山哲也
姉小路公知:坂東三津二郎
小栗上野介:安井昌二
永井玄蕃頭→永井主水正:尾上菊蔵 (6代目)
大久保一翁:佐々木孝丸
大久保一翁の妻:北原文枝
徳川慶喜:尾上辰之助 (初代)
近藤勇:森幹太
土方歳三:佐々木三四郎:金内吉男
沖田総司:五代才助:蜷川幸雄
藤堂平助:勝部演之
山崎烝:樋口真吾:江角英明
清川八郎:草薙幸二郎
佐々木只三郎:林邦史朗
原市之進:小山源喜
西郷家老僕(川口雪篷):篠田節夫
お登勢:森光子
岩崎弥太郎:中尾彬
喜勢:大原麗子
白石正一郎:宇佐美淳也(現・宇佐美淳)
横井小楠:菅井一郎
古高俊太郎:森沢孝
ジョン万次郎:井川比佐志
岡上新輔:観世栄夫
グラバー:フランツ・グルーベル
パークス:ジョン・フォース
水原播磨介:東千代之介
寝待ちの藤兵衛:三木のり平
上田円増:小鹿敦(現・小鹿番)
鹿田伝兵衛:田崎潤
藤岡勇助:寺田誠(現・麦人)
千屋寅之助→菅野覚兵衛:辻萬長
白峰俊馬:江守徹
菊屋峰吉:頭師佳孝
茂田一次郎:島宇志夫
戸梶源蔵:大宮悌二
山地忠七:樋浦勉
安芸守衛:宮内幸平
源じいやん:巌金四郎
猿の文吉:芦屋雁之助
利三:野島昭生
忠吉:池田秀一
喜太次:金内喜久夫
与助:肝付兼太
三平:及川ヒロオ
蘭医ねずみ先生:今福正雄(現・今福将雄)
土佐藩重役:高松政雄
彦根藩士:高木均
長州藩士:円谷文彦
薩摩藩士:津嘉山正種
精庵:北村弘一
才谷屋番頭:大塚周夫
大亀の居酒屋の小女:高坂真琴
郷士:増岡弘
語り手:滝沢修


☆映像の現存状況

第16話「脱藩」のみが現存しており、その他の映像はNHKには現存していないとされる。当時は放送局用ビデオテープ(2インチVTR)が非常に高価で大型だったために、テープは放送終了後に消去されて他の番組に利用されるのが通常だった。そのため再放送および全話収録の完全版の販売は絶望的である。現存している第16話は「NHK想い出倶楽部2〜黎明期の大河ドラマ編〜(4)竜馬がゆく 」としてDVDで販売されており、また近年「NHKアーカイブス」でも放送された事がある。
普及型家庭用ビデオデッキの発売以前であり、当時あったオープンリール型ビデオは百万円前後(当時)もする大変高価なもので、一般家庭にはほとんど普及しておらず(企業などが業務用に購入していた)、テープの経年劣化も考えると視聴者が録画して現在まで保存している可能性は低い。

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2007年03月05日

「三姉妹」

三姉妹【NHK大河ドラマ】

三姉妹(さんしまい)は、1967年1月1日〜12月24日にNHKで放送された5作目の大河ドラマ。

幕末の動乱から明治維新を迎えるまでを、旗本の三姉妹の視点から描く。

1967年は明治維新から100年に当たるため、題材を幕末のものとした。
大河ドラマで初めての女性主役作品であり、また架空人物を主人公としたのも初めてであった。
平均視聴率は19.1%、最高視聴率は27.0%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)。


☆ スタッフ

原作:大仏次郎
脚本:鈴木尚之
演出:清水満、松尾武
音楽:佐藤勝
語り:鈴木瑞穂(総集編のみ)


☆ キャスト

主人公とその周辺

むら(長女):岡田茉莉子
るい(次女):藤村志保
雪(三女):栗原小巻
永井采女(兄):芦田伸介
釘宮伊織(むらの夫):井上孝雄
三沢半之丞(雪の夫):山口崇
お艶(采女の妾):丹阿弥谷津子
青江金五郎(小杉晋一郎):山崎努
三沢平左衛門(金五郎の父・半之丞の養父):志村喬
滝碌太郎→佐伯昌平(半之丞の弟):中村嘉津雄

維新志士とその周辺

西郷吉之助→西郷隆盛:観世栄夫
桂小五郎→木戸準一郎→木戸孝允:御木本伸介
幾松:中村玉緒
高杉晋作:山本学
おうの(晋作の愛人):高橋あや子
坂本龍馬:中村敦夫
中村半次郎:米倉斉加年
伊藤俊輔:福田善之
井上聞多:高津住男
山県狂介:江守徹
益満休之助:室田日出男
来島又兵衛:北島一夫(現・北島和男)
田中顕助:岡野耕作
白石屋正一郎:野々村潔
お妙(正一郎の娘):入江若葉
白石屋良介(正一郎の弟):花柳喜章
真木和泉:高橋正夫

幕府側人物

勝海舟:内藤武敏
松平容保:中村又五郎 (2代目)
近藤勇:瑳川哲朗
土方歳三:岩下浩
伊東甲子太郎:中谷一郎
藤堂平助:石井龍一
原田左之助:早川研吉
神保修理:香川良介
神保哲太郎(修理の子):河原崎次郎
山岡鉄舟:生井建夫
佐々木信濃守:三島耕

その他

車善七:鈴木瑞穂
斎藤弥九郎:坂東三津五郎 (8代目)
三条実美:菅貫太郎
アーネスト・サトー:ジェリー伊藤

その他架空人物

風の新兵衛:滝沢修
お勇:瑳峨三智子
神保又七郎:勝部演之
神保慶之助(又七郎の父):清水元
くに(又七郎の母):鈴木光枝
きぬ(又七郎の妹):橘和子
神保小十郎:河原崎長一郎
神保十三郎:河原崎建三
毛谷右京(黒木大蔵):佐藤慶
おちせ(「小武蔵」女将):日高澄子
えんまの長次:西村晃
お力:北林早苗
碇床の六:井川比佐志
蛎崎新吾:金内吉男
柴田定吉:戸浦六宏
とぎ屋仁兵衛:三井弘次
三州屋:菅井一郎
仁吉(火消し)/提灯亀:矢野宣
おつま:加藤治子
木田尚平:河野秋武
ゴーチェ:フランツ・グルーベル
蓬春尼:南風洋子
志津:本山可久子
小宝:鷲尾真知子
お清:加藤勢津子
夏木:宗近晴見
土手熊:内海賢二
加納屋:小松方正
通辞中西:蜷川幸雄
小田計十郎:関根信昭
牧八十次郎:渥美国泰
浪士浜田:下川辰平
浪士高橋:丹羽又三郎
浪士井上:椎原邦彦
新選組隊士:山崎満
乞食の頭:飯沼慧
その他:田村正和、佐々木孝丸、今西正男、久米明、今福将雄、清水マリ、曽我町子、下條正巳、秋元羊介

☆映像の現存状況

第19話と総集編前編の一部が現存しておりNHKアーカイブスで視聴可能。その他の映像はNHKには現存していないとされる。当時は放送局用ビデオテープ(2インチVTR)が非常に高価で大型だったために、テープは放送終了後に消去されて他の番組に利用されるのが通常だった。そのため再放送および全話収録の完全版の販売は絶望的である。
普及型家庭用ビデオデッキの発売のはるか以前であり、民間に映像が現存している可能性はほとんどない。

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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E
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2007年03月04日

「源義経」

源義経 【NHK大河ドラマ】

源義経(みなもとのよしつね)は、1966年1月2日〜12月25日にNHKで放送された4作目の大河ドラマ。

源平合戦を率いた源義経の生涯を描いた。原作は村上元三の「源義経」。 生まれ落ちて間もなくの、母常磐や兄たちとの雪中の逃避行から、奥州衣川で自害し、兄頼朝が奥州を征服するまでを描く。

源義経を演じた尾上菊之助 (4代目)は史上最年少での主演(放送開始時23歳3ヶ月)。なお、この記録を更新したのは39年後の大河ドラマ「義経」で源義経を演じた滝沢秀明である(放送開始時22歳9ヶ月)。
前年放送の『太閤記』で大きな反響を呼んだ緒形拳が本作でも続けて起用され、武蔵坊弁慶役で好演した。
菊之助と静御前を演じた藤純子はこのドラマの共演が縁で後に結婚した。
平均視聴率は23.5%、最高視聴率は32.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。
本放送終了後、1966年12月30日と31日に、総集編が前後編形式で放送された。現在では、この総集編のみ、ビデオテープ及びDVDで市販されている。

☆ スタッフ

原作・脚本:村上元三
演出:吉田直哉
制作:合川明
音楽:武満徹
語り:小沢寅三


☆ キャスト

遮那王→源義経:尾上菊之助(現・尾上菊五郎)
武蔵坊弁慶:緒形拳(吹替:林邦史朗)
静御前:藤純子(現・富司純子)
卿の君→萌子:波野久里子(現・波乃久里子)
常盤:山田五十鈴
伊勢三郎:田中春男
佐藤継信:岩井半四郎 (10代目)
佐藤忠信:青山良彦
駿河次郎:尾上菊蔵 (6代目)
鷲尾三郎:中村豊(友隆)(現・猿若清三郎)
四条正門坊→鎌田三郎正近:土方弘
喜三太:常田冨士男
鈴木重家:名和宏
片岡為春:尾上梅五郎(現・尾上菊十郎 (4代目))
片岡経春:草野大悟
亀井重清:金光満樹
源頼朝:芥川比呂志
北条政子:大塚道子
源範頼:太刀川寛
源十郎行家:坂東好太郎 (初代)
北条時定:大滝秀治
梶原平三景時:中村歌門
梶原源太景季:服部哲治
大江広元:北村和夫
土肥実平:中村福助(現・中村芝翫 (7代目))
熊谷丹治直実:中村竹弥
熊谷直家:巽秀太郎
後藤新兵衛基清:上田吉二郎
畠山次郎重忠:清川新吾
和田小太郎義盛:渥美国泰
土屋三郎宗遠:小沢重雄
工藤祐経:観世寿夫
佐々木源三秀義:高木新平
佐々木盛綱:市川門之助 (7代目)
佐々木高綱:水島真哉
河越重頼:須永宏
比企藤内:纓片達雄
岡崎義実:山田晴生
橘左馬允公長:新井和夫(現・新井量大)
大貫次郎公宗:岸田森
那須与一宗高:高橋悦史
平清盛:辰巳柳太郎
平時子→二位の尼:長島丸子
平宗盛:東千代之介
平知盛:市村竹之丞(現・中村富十郎 (5代目))
平重衡:久富惟晴
平時忠:清水一郎
平忠度:坂東吉弥 (2代目)
平教経:山口崇
平敦盛:舟木一夫
建礼門院徳子:鳳八千代
平知康:市村家橘(現・市村吉五郎 (2代目))
平景清:加藤武
平時実:市川謹也(現・市川蝙蝠 (2代目))
藤原秀衡:滝沢修
北の方(秀衡の妻):渡辺冨美子
藤原泰衡:片山明彦
藤原忠衡:田村正和
藤原国衡:戸田皓久
河辺高経:観世栄夫
佐藤荘司元治:高橋正夫
吉次信高→三条の吉次→金売り吉次:加東大介
後白河法皇:中村勘三郎 (17代目)(出演シーンカットのため未登場)
丹後局:原泉
九条兼実:中村又五郎 (2代目)
高階泰経:坂東蓑助(現・坂東三津五郎 (9代目))
藤原忠清:大塚周夫
藤原基成:清水将夫
藤原成経:猿若清方
一条能保:林成年
一条良成:山田太郎
横川の覚範:河津清三郎
熊坂長範:尾上九朗右衛門 (2代目)
覚日律師:生井建夫
常陸坊海尊:内藤武敏
土佐坊昌俊:田崎潤
富樫泰家:大友柳太朗
井家八郎:渡辺文雄
美尾屋十郎国俊:市川男女蔵(現・市川左團次 (4代目))
トクウス:内海賢二
四郎:辻村真人
うつぼ:御影京子
まごめ:瑳峨三智子
あかね:渡辺美佐子
しのぶ:小川眞由美
くう:鷲尾真知子
菊王丸:市川銀之助(現・市川團蔵 (9代目))
藤沢入道:川久保潔
愛甲三十郎:森山周一郎
頼朝の家来:橋爪功
仏師:野本礼三
宇野家の侍:島田順司
その他:江守徹


☆映像の現存状況

第1回、第33話、最終回と総集編前後編が現存している。その他の映像はNHKには現存していないとされる。当時は放送局用ビデオテープ(2インチVTR)が非常に高価で大型だったために、テープは放送終了後に消去されて他の番組に利用されるのが通常だった。そのため全話の再放送および全話収録の完全版の販売は絶望的である。後年の「三姉妹」「竜馬がゆく」「天と地と」が総集編すら現存しないか断片しか残っていないことを考えると総集編が残っていることは好運だったと言える。総集編はDVDで販売されている。
当時は普及型家庭用ビデオデッキも存在しておらず、民間から映像が発見される可能性はほとんどない。

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2007年03月03日

「太閤記」

太閤記 【NHK大河ドラマ】

太閤記(たいこうき)は、1965年1月3日〜12月26日にNHKで放送された3作目の大河ドラマ。

原作は吉川英治の小説『新書太閤記』。主演には緒形拳が抜擢され、人気を博した。また、高橋幸治演じる織田信長にも人気が集まり、「信長を殺さないで」という投書がNHKに殺到し、本能寺の変の放送回が延期されたという逸話がある。

平均視聴率は31.2%、最高視聴率は39.7%を記録した(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。


☆概要

当時、新大型時代劇と呼称された大河ドラマは2作で終わるはずだったが、「せっかくだから新人だけで、もう1作だけ作ろう」ということになり、スター総出演の前2作とはガラリと変わって、新人を抜擢してのキャスティングとなった。

主演の緒方拳は、「新国劇にサルに似たヤツがいる」という噂を聞きつけたスタッフによる抜擢だったが、前作「赤穂浪士」のスタッフだった大原誠は既に注目していて、吉田沢右衛門役に出演交渉していたが、舞台の都合で断られていた。

信長役の高橋幸治は、最初、出演が決まったものの、配役は決まらず、会議に連れていかれたとき、「この男には信長をやってもらいます」と発言したため、急遽、信長役に決まったという。 新人を登用したため、人件費が大幅に削減され、その分、大規模な合戦ロケに回せることができ、那須での桶狭間合戦ロケ、NHK世田谷グラウンドに本能寺オープンセットを建て、ヘリコプターによる撮影を行うなどスケールの大きな画面作りに寄与した。

劇中、秀吉は「サル」と呼ばれ、回によっては秀吉が登場しないときもあり、そういう回では最後に「その頃、サルは備中高松の陣で」などとナレーションが入って終わるケースもあり、これも新人登用のドラマだったからできた芸当であった。

ドラマの骨子は、秀吉とねねの夫婦愛を描いたもので、中国戦線の秀吉が慰問する場面などがあり、その反面、秀吉初恋の人であるお市の方は3回しか登場せず、お市役の岸恵子は、居住地のパリから数日来日しただけで収録を済ませた。

また、淀殿と秀頼は最終回、彼女が秀頼の手を引いて大坂城の廊下を歩くシーンで唐突に、初めて現れ「既成事実」として扱われている。

冒頭に新幹線が走るシーンでは「教育テレビと混信した」という視聴者からの電話が相次いだという。

「石垣の組み方」など劇中、解説のシーンがあったが、これは演出の吉田直哉がラブシーンを苦手としていたものの、「もっと、しっとりラブシーン撮りはったほうがよろしいわ」と脚本の茂木草介が台本の書き足しを拒否したため、苦肉の策として導入されたものであり、この解説シーンのため「社会科ドラマ」の異名をとった。


☆ スタッフ

原作:吉川英治(『新書太閤記』より)
脚本:茂木草介
演出:吉田直哉
音楽:入野義朗
語り:平光淳之助


☆ キャスト

さる→日吉→木下藤吉郎→羽柴秀吉→豊臣秀吉:石川秀樹→緒形拳
織田信長:高橋幸治
ねね(秀吉の正室):藤村志保
なか→大政所(秀吉の母):浪花千栄子
木下弥右衛門(秀吉の実父):須永宏
筑阿弥(秀吉の義父):茂山七五三(現・茂山千作 (4代目))
茶々(秀吉の側室):山本美砂子→三田佳子
おつみ(秀吉の姉):高野通子
おこひ(ねねの母):花柳小菊
豊臣秀頼:上田英代
豊臣秀次:田村正和
於次丸(秀吉の養子):石井浩
木下小筑→豊臣秀長:冨田浩太郎
濃(信長の正室):稲野和子
お市の方(信長の妹):岸惠子
神戸信孝:高宮敬二
北畠信雄:蔭山昌夫
明智光秀:佐藤慶
明智光春:片岡秀太郎 (2代目)
徳川家康:尾上菊蔵 (6代目)
黒田官兵衛→黒田如水:田村高廣
松寿丸(如水の息子):高橋芳樹
浅野又右衛門:佐野周二
石田佐吉→石田三成:柳沢譲二→石坂浩二
蜂須賀小六→蜂須賀彦右衛門:山茶花究
蜂須賀七内:吉田義夫
福島正則:若宮五郎
おえつ(福島正則の母):乙羽信子
前田犬千代→前田利家:川津祐介
松下嘉兵衛:宇佐美淳
細川藤孝:戸浦六宏
佐々成政:浜田寅彦
堀尾茂助:天野鎮雄
堀久太郎→堀秀政:林孝一
奥平貞昌:入川保則
高山右近:和田孝
伊達政宗:井上昭文
本多平八:外山高士
酒井忠次:明石健
平手中務:浜村純
加藤弾正:稲葉義男
加藤虎之助:新克利
森蘭丸:片岡孝夫(現・片岡仁左衛門 (15代目))
竹中半兵衛:福田善之
ゆう→松琴(竹中半兵衛の妹):坪内ミキ子
柴田勝家:中村歌門
荒木村重:小池朝雄
池田勝入斎:金内吉男
中川清秀:明智三郎
滝川一益:猿若清方
滝川三郎兵衛:谷口完
丹羽長秀:神田隆
比田帯刀:森山周一郎
進士作左衛門:小沢重雄
斎藤利三:高桐真
佐久間信盛:井上和行
佐久間玄蕃允→佐久間盛政:生井建夫
筒井順慶:福山博寿
武田信玄:早川雪洲
武田勝頼:渡辺文雄
上杉謙信:石山健二郎
浅井長政:大山克巳
今川義元:三国一朗
今川氏真:高野恭明
松永弾正:松村達雄
鳥居強右衛門:北村和夫
馬場美濃守:植村謙二郎
穴山梅雪:浅野進治郎
跡部大炊介:起田志郎
山県三郎兵衛:江藤勇
山中鹿之助:神山繁
清水宗治:田崎潤
波多野秀治:久松保夫
安国寺恵瓊:桑山正一
吉川元春:二本柳寛
吉川経家:御木本伸介
足利義昭:市村家橘 (16代目)(現・市村吉五郎 (2代目))
快川和尚:明石潮
顕如:伊井友三郎
千宗易:島田正吾
千道安:市川門之助 (7代目)
宗祐→曽呂利新左衛門:有島一郎
宗湛:土屋嘉男
曲直瀬道三:宮口精二
オルガンティノ:エディ・アラブ
於福(茶碗屋):フランキー堺
おふく(念仏踊り):浜木綿子
お六(おふくの妹):結城美栄子
やや:本間千代子
ごんぞ:花沢徳衛
渡辺天蔵:小鹿敦(現・小鹿番)
渚:赤木春恵
幸市之丞:北川国彦(現・北川米彦)
その他:浦辺粂子、名古屋章、太宰久雄、久米明、小倉一郎


☆映像の現存状況

第42話が現存している(この回は室内で火を焚くことが出来ないため、フィルムで撮影したため残っている。テレビ開局記念番組にて石田三成役の石坂浩二談)。その他の映像はNHKには現存していないとされる。当時は放送局用ビデオテープ(2インチVTR)が非常に高価で大型だったために、テープは放送終了後に消去されて他の番組に利用されるのが通常だった。そのため全話の再放送および全話収録の完全版の販売は絶望的である。現存している第42話「本能寺」は「NHK想い出倶楽部2〜黎明期の大河ドラマ編〜(3)太閤記」としてDVD販売されている。
当時、普及型家庭用ビデオデッキは存在せず、その他の放送回の映像が民間から発見される可能性はほとんどない。

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2007年03月02日

「赤穂浪士」

赤穂浪士 【NHK大河ドラマ】

『赤穂浪士』(あこうろうし)は、1964年1月5日〜12月27日にNHKで放映された2作目の大河ドラマ。

原作は、大衆文学の重鎮である大佛次郎の大作『赤穂浪士』。主役の大石内蔵助に大映の看板俳優で後に国民栄誉賞を受賞する長谷川一夫を担ぎ出し、歌舞伎界や新劇界の大物、歌謡界の人気アイドルまでも起用し、前作『花の生涯』を上回る豪華キャストの競演で話題を集めた。赤穂四十七士たちの討ち入りを決意するまでの苦悩や葛藤、彼らに関わる人々の思惑などを一年間かけてじっくりと描き出す大河ドラマならではのストーリー展開も視聴者を魅了し、その結果視聴率は優に30%を超え、浪士の討入りが放送された回には視聴率53%という大河ドラマ史上最高視聴率記録をも打ち立てた(ちなみに、この記録は2006年現在まで未だに破られていない)。全話の平均視聴率は31.9%で歴代4位(2006年現在)。

大河ドラマの名称は、この「赤穂浪士」放送中に、読売新聞が外国の大河小説に倣って、前作「花の生涯」で井伊直弼、今作「赤穂浪士」で大石内蔵助の生涯を描くことから、日曜夜8時のこの枠を「大河ドラマ」と呼称したことに由来する。

芥川也寸志のテーマ曲も話題となり、板ムチによるビシッ、ビシッという音が討ち入りの厳しさを感じさせて視聴者の共感を得て、「大河のテーマは交響楽」というイメージを定着させ、翌年からのNHK交響楽団によるテーマ演奏へとつながった。


☆スタッフ

原作:大佛次郎(『赤穂浪士』より)
脚本:村上元三
音楽:芥川也寸志


☆ 配役

大石内蔵助 - 長谷川一夫
吉良上野介 - 滝沢修
浅野内匠頭 - 尾上梅幸 (7代目)
堀田隼人 - 林与一
蜘蛛の陣十郎 - 宇野重吉
お仙 - 淡島千景
りく - 山田五十鈴
お千賀 - 瑳峨三智子
あぐり(瑤泉院) - 岸田今日子
大石主税 - 中村嘉葎雄
片岡源五右衛門 - 中村又五郎 (2代目)
不破数右衛門 - 黒川弥太郎
小野寺十内 - 志村喬
堀部安兵衛 - 加藤武
堀部弥兵衛 - 中村芝鶴 (2代目)
大高源五 - 外山高士
矢頭右衛門七 - 舟木一夫
礒貝十郎左衛門 - 井上孝雄
吉田忠左衛門 - 巌金四郎
富森助右衛門 - 金田龍之介
大石瀬左衛門 - 藤岡琢也
神崎与五郎 - 鈴木瑞穂
武林唯七 - 戸浦六宏
早水藤左衛門 - 新田昌玄
近松勘六 - 関根信昭
浮橋太夫 - 越路吹雪
おたか - 高田敏江
高田郡兵衛 - 田村高廣
千坂兵部 - 實川延若 (3代目)
清水一学 - 内藤武敏
大野九郎兵衛 - 菅井一郎
土屋主税 - 中村富十郎 (5代目)
小山田庄左衛門 - 山内明
毛利小平太 - 安井昌二
大石吉千代 - 市川團蔵 (9代目)
大石無人 - 河津清三郎
丸岡朴庵 - 伴淳三郎
小林平七 - 芦田伸介
羽倉斎宮 - 北村和夫
相沢新兵衛 - 西村晃
三国屋市左衛門 - 下條正巳
目玉の金助 - 穂積隆信
萩原千代 - 佐々木すみ江
多門伝八郎 - 中村吉十郎 (2代目)
岡林杢之助 - 大滝秀治
徳川綱吉 - 守田勘弥 (14代目)
新井白石 - 尾上松緑 (2代目)
柳沢吉保 - 坂東三津五郎 (8代目)
細川綱利 - 嵐寛寿郎
脇坂安照 - 久米明
上杉綱憲 - 山内雅人
阿部正武 - 市村羽左衛門 (17代目)
土屋政直 - 坂東三津五郎 (9代目)
稲葉正通 - 尾上九朗右衛門 (2代目)
仙石久尚 - 清水将夫
浅野大学 - 城所英夫
伊達村豊 - 市村吉五郎 (2代目)
宝井其角 - 田崎潤
常八 - 大塚周夫
治助 - 江幡高志
長助 - 矢田稔
行者 - 仲村秀生
その他 - 渡辺美佐子、田村正和、辻村真人、加藤嘉、石坂浩二
語り - 竹内三郎


☆映像の現存状況

第47話と総集編が現存している。その他の映像はNHKには現存していないとされる。当時は放送局用ビデオテープ(2インチVTR)が非常に高価で大型だったために、テープは放送終了後に消去されて他の番組に利用されるのが通常だった。そのため全話の再放送および全話収録の完全版の販売は絶望的である。現存している第47話は大河ドラマ史上最高視聴率の本作最大の山場「討入り」であり、これが残っていたのは貴重である。おそらく資料映像用としてあえて残していたと考えられる。現存している第47話「討入り」は「NHK想い出倶楽部2〜黎明期の大河ドラマ編〜(2)赤穂浪士」としてDVD販売されている。

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posted by ワン at 00:00 | 1964年 「赤穂浪士」

2007年03月01日

「花の生涯」

花の生涯 (NHK大河ドラマ)

『花の生涯』(はなのしょうがい)は、1963年4月7日〜12月29日にNHKで放映された1作目の大河ドラマ。

原作は舟橋聖一が1952年〜1953年に毎日新聞紙上で連載していた歴史小説『花の生涯』。幕末の大老・井伊直弼の生涯を描いた作品。視聴率は全話平均20.2%、最高で32.3%を記録した。

松竹の専属俳優だった佐田啓二が初めてテレビドラマに出演した作品である。

後年、同タイトルのテレビドラマは日本テレビやテレビ東京でも放送された(花の生涯を参照)。


概要

昭和36年(1961年)、NHKの芸能局長に就任した長沢泰治は、当時、技術的にも稚拙で黎明期にあったテレビジョン放送をして映画を凌駕すべきものにするべく、当時、30分枠が主流だったテレビドラマに映画並のクオリティーと大衆の支持を得るべく、大作ドラマの制作を志向した。

所謂、大河ドラマの構想は、当時、NHKとRAI(イタリア放送局)が合作で制作した「二つの橋」に参加した演出の合川明、井上博、脚本の北条誠が帰国してから具体化し、脚本の北条誠は「花の生涯」の舞台脚本を書いたことがあったため起用された。

当初から大スターを集めてのキャスティングが図られ、映画各社、歌舞伎座などを交渉した結果、松竹演劇部が「歌舞伎を一切休まない」ことを条件に、尾上松緑の出演を認めた。

映画俳優では、当時、所謂「五社協定」があったため、映画各社の専属俳優はテレビには出演できず、NHKは佐田啓二本人と出演交渉を重ねた。佐田はロサンゼルスの友人に相談して、当時の進んだアメリカのテレビジョン放送の実情を知り、昭和37年(1962年)の夏に出演を快諾した。このとき、NHK側が長引く出演交渉に見切りをつけ「もうあきらめます」と告げたところ、佐田は「出るよ」と承諾したというエピソードが残っている。佐田の出演によって「五社協定」が崩れ、同作品に映画俳優の出演が次々と決まることになった。

たか女役の淡島千景は映画版で同役を演じていたため、原作の舟橋聖一の希望で出演した。

「桜田門外の変」は東映城を借りて行われたが、このときの交渉は、後に大河演出のエースとなる大原誠が受け持った。東映城の屋根を白ペンキで塗って、事件当日の雪模様を再現したという。地面の雪は、トラック4台で運んだ白布を広げ、白砂を撒き、発泡スチロールを飛ばしたと言う。

当初、東映との交渉は難航したが、一旦、承諾すると、東映側は、撮影に非常に協力的になったという。

多くの大物俳優が忙しいスケジュールを縫って出演するため、この作品からはじめて各シーンをバラバラ撮りする方法が採用された。それまでは、ストーリーの進行順に従って収録する手法が一般的だった。

尾上松緑は、昼は歌舞伎興行があったため、深夜にスタジオで収録にのぞんだという。
 

☆スタッフ

原作:舟橋聖一(『花の生涯』より)
脚本:北条誠
音楽:冨田勲


☆配役

井伊直弼:尾上松緑 (2代目)
昌子の方(直弼正室):八千草薫
秋山志津(直弼側室):香川京子
西村佐登→里和(直弼側室):河村有紀
井伊直亮:清水将夫
井伊愛麿:太田博之
長野主馬→長野主膳:佐田啓二
長野多起:東恵美子
村山たか:淡島千景
唐人お吉:朝丘雪路
宇津木六之丞:北村和夫
徳川斉昭:嵐寛寿郎
鶴松→河井又五郎:長門裕之
多田一郎:西村晃
多田帯刀:田村正和
竹本重太夫:芦田伸介
犬塚外記:中村芝鶴 (2代目)
伊佐新次郎:仲谷昇
井上信濃守:井上孝雄
松平肥後守:花柳武始
松平加州:河村憲一郎
太田備中守:西山辰夫
間部下総守:内田朝雄
阿部伊勢守:高松政雄
堀田備中守:松下達夫
松平越前守:山口幸生
久世山城守:楠義孝
有村次左衛門:山形勲
関鉄之介:江見俊太郎
峰岸龍之介:小池朝雄
薬師寺筑前守:三津田健
金子孫二郎:加藤武
大関和七郎:森塚敏
佐野竹之助:沼田曜一
斎藤堅物:服部哲治
黒沢忠三郎:内田稔
鶴江→黒沢トキ子:山岡久乃
雪野太夫:岩崎加根子
おせい:奈良岡朋子
お福:島田多恵子(現島田多江)
尾上幸太郎:多々良純
甚六:長門勇
秋山くら:初井言榮
寺川幸助:辻村真人
六造:大塚周夫
小僧吉松:小宮山清
渡辺崋山:野口元夫
高野長英:須永宏
佐久間象山:広瀬康治
タウンゼント・ハリス:久米明
ヘンリー・ヒュースケン:岡田眞澄
その他:石坂浩二
語り:小澤栄太郎


☆ 映像の現存状況

第1話と桜田門外の変のシーンである第38話の断片が現存している。その他の映像はNHKには現存していないとされる。当時は放送局用ビデオテープ(2インチVTR)が非常に高価で大型だったために、テープは放送終了後に消去されて他の番組に利用されるのが通常だった。そのため全話の再放送および全話収録の完全版映像ソフトの製作・発売は絶望的である。当時は大河ドラマがこれほど長期に渡り続き国民的人気を得るとは予想されていなかったのであろう。ただ、大河ドラマ第1作の第1話が残されているのは好運かつ貴重といえる。現存している第1話「青柳の糸」は「NHK想い出倶楽部2〜黎明期の大河ドラマ編〜(1)花の生涯」としてDVD販売されている。

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