2007年04月16日

「風林火山」

風林火山 【NHK大河ドラマ】

このNKH大河ドラマ「風林火山」は、まだ完結していない作品や番組に関する項目です。ある程度ストーリー・番組内容がまとまってから編集するようにしてください。

注意:この項目・一覧は最新・正確な番組情報を提供するものではありません。録画・録音などの際には放送局の公式Webサイトなどで確認してください。免責事項もあわせてご覧ください。
風林火山(ふうりんかざん)は、2007年1月7日〜12月9日(予定)に放送されている46作目のNHK大河ドラマである。原作・井上靖。脚本・大森寿美男。主演・内野聖陽。全49話。


☆NHK大河ドラマ作品内容と反響

原作は、2007年に生誕百周年となる小説家・井上靖が1950年代初頭に執筆した同名小説『風林火山』で、井上作品の大河ドラマ化は初めて。武田信玄(晴信)の伝説的軍師として知られる山本勘助の生涯を描く。織豊時代が描かれた2006年の『功名が辻』とは近時代にあたる戦国時代が扱われる作品。原作は勘助の武田家仕官から始まるが、物語は前半生にあたる放浪時代からスタートし、序盤は農民の娘・ミツとのエピソードなど、本ドラマオリジナルの展開となった。第12回「勘助仕官」より原作部分に入る。勘助が討死したとされる第四次川中島の戦いで完結する。

勘助の人物像は伝説的であるが、隻眼の主人公を題材にした大河ドラマとしては1987年の独眼竜政宗以来となり、小道具としての眼帯も複数製作された。山国の甲斐では藁製の、海がある駿河では鮑の貝殻を眼帯とするなど細部にまで拘られている。

主演の内野聖陽は1998年『徳川慶喜』以来の2度目の出演にしての主役抜擢。他にも、ヒロイン由布姫に新人の柴本幸、武田信玄に歌舞伎役者の市川亀治郎、上杉謙信にシンガーソングライターのGackt、北条氏康に大衆演劇から松井誠と、物語の中心的人物には大河初出演でなおかつテレビドラマでの露出も少ない役者が多数抜擢された。

ホームドラマ路線が多かった近年の大河に比べて、「反戦平和」「サラリーマン社会の縮図化」「男女平等」といった現代の価値観を極力排除しているのが特色で、そうした安易な解釈を盛り込まない点が評価されている。配役も実力派舞台俳優の内野聖陽など、一般的な知名度よりも演技力を重要視しており、「ドラマや映画で主演級の俳優」「CMでおなじみの人気タレント」達があの役を演じる、といった最近の大河ドラマに見られる配役傾向とはかなり異なっている。物語序盤に勘助の恋人ミツを演じた貫地谷しほりなど、各出演者の演技への評価は総じて高い。

「風林火山」の平均視聴率は第18回終了現在19.7%で推移している。骨太な正統派時代劇として視聴者の感想はすこぶる良い。特に30代後半〜50代男女に支持者が多いのが特徴である。

オープニングタイトルは、冒頭部分で風林火山の句「疾きこと風の如く、徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如し」が内野聖陽によって朗読されている。また、スタッフ・キャストのテロップは、2年連続で横書き表示である。

裏話として、NHKのラジオ番組で放送された、脚本家らを集めた座談会で、内野聖陽に勘助役を打診したところ、「かっこよすぎないですか?」と尋ね返されたというエピソードがある。


☆スタッフ

原作:井上靖(『風林火山』新潮社刊)
脚本:大森寿美男
音楽:千住明
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団
テーマ音楽指揮:高関健
演奏:ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
題字:柿沼康二
語り:加賀美幸子
時代考証:柴辻俊六
風俗考証:二木謙一
建築考証:平井聖
衣裳考証:小泉清子
和歌考証:井上宗雄
殺陣武術指導:林邦史朗
所作指導:西川箕乃助
馬術指導:田中光法、辻井啓伺
邦楽指導:本條秀太郎
能楽指導:観世喜正
書道指導:望月暁云
医事指導:中村毅志夫
仏事指導:金嶽宗信、山田亮匡
御所ことば指導:堀井令以知
京ことば指導:井上裕季子
山梨ことば指導:笠井一彦
日本画指導:川瀬伊人
撮影協力:山梨県、長野県、岩手県遠野市、奥州市、福島県会津若松市、猪苗代町、茨城県つくばみらい市、常総市、埼玉県坂戸市、山梨県北杜市、長野県千曲市
資料提供:武田神社、恵林寺
和太鼓演奏:葛飾諏訪太鼓
製作統括:若泉久朗
演出:清水一彦、磯智明、田中健二、東山充裕
風林火山紀行

語り:真下貴アナウンサー
二胡演奏:チェン・ミン(1月〜3月)
フラメンコギター演奏:沖仁(4月〜)


☆出演

主人公とその一族

山本家
源助→大林勘助→山本勘助<晴幸>:山内颯→内野聖陽
藤七→山本貞久:松川尚瑠輝→光石研
安(勘助の母):あめくみちこ
山本貞幸:伊藤高


大林家
大林勘左衛門:笹野高史
菊代(勘左衛門の妻):水沢アキ
大林勘兵衛(勘左衛門の子):門野翔


武田家
武田一門
武田勝千代→武田晴信→武田信玄<大膳大夫>:池松壮亮→市川亀治郎
三条夫人:池脇千鶴
由布姫:柴本幸
武田信虎<陸奥守>:仲代達矢
大井夫人:風吹ジュン
勝沼信友:辻萬長
武田次郎→武田信繁:園部豪太→嘉島典俊
禰々:大塚友稀→桜井幸子
晴信の姉:山口美菜子
孫六<信廉>:伊藤瑞稀→吉田理恩
武田太郎<義信>:加藤清史郎


武田家臣
板垣信方<駿河守>:千葉真一
甘利虎泰:竜雷太
飯富虎昌<兵部>:金田明夫
諸角虎定:加藤武
小山田信有:田辺誠一
教来石景政→馬場信春<民部>:高橋和也
原虎胤<鬼美濃・美濃守>:宍戸開(1988年の『武田信玄』では父・宍戸錠が原虎胤を演じている)
前島昌勝:塩野谷正幸
赤部下野守:寺島進
駒井政武:高橋一生
春日源五郎<香坂弾正>:田中幸太朗
飯富源四郎<山県昌景>:前川泰之
大井宗芸:庄司永建
赤部家臣:宮坂ひろし
信濃先方衆

真田幸隆:佐々木蔵之介
忍芽(幸隆の妻):清水美砂
相木市兵衛:近藤芳正
春原若狭守(真田家臣):木村栄
春原惣左衛門(若狭守の弟):村上新悟
宮下(真田家臣):竹田寿郎
深井(真田家臣):萩野英範
源太郎<信綱>:中村圭佑
芦田信守:飯田基祐
葉月(真田家素破):真瀬樹里
女中衆

萩乃(三条夫人の女中頭):浅田美代子
志摩(由布姫の侍女頭):大森暁美
マキ(由布姫の侍女):おおたにまいこ


☆戦国武将たち
長尾・上杉家

長尾景虎→上杉謙信:Gackt
本間江州:長江英和
長野業政:小市慢太郎
上杉憲政:市川左團次
倉賀野直行:大門正明
今川家

寿桂尼:藤村志保
梅岳承芳→今川義元<治部大輔>:谷原章介
太原崇孚雪斎:伊武雅刀
庵原忠胤<安房守>:石橋蓮司
福島越前守:テリー伊藤
庵原之政:瀬川亮
牧野成勝:津村鷹志
朝比奈泰能:下元史朗
岡部親綱<左京進>:宮路佳伴
玄広恵探:井川哲也
今川氏輝:五宝孝一
彦十郎の母:大須賀裕子
北条家

北条氏康:松井誠
清水吉政:横内正
北村右近(武将):きたろう
北条氏綱:品川徹
松田七郎左衛門:榊英雄
福島彦十郎(福島越前守の子):崎本大海
北条綱成:石橋保
諏訪・高遠家

諏訪頼重:小日向文世
高遠頼継:上杉祥三
諏訪満隣:小林勝也
諏訪満隆:牧村泉三郎
高遠連峰軒(頼継の弟):木津誠之
諏訪頼高:小野賢章
有賀清正(諏訪西方衆・ヒサの夫):京一郎
守矢頼真:大木章
笠原清繁:ダンカン
村上家

村上義清:永島敏行
小笠原・大井家

平賀源心:菅田俊
平賀夫人(平賀源心の妻):三原わかほ
美瑠姫(平賀源心の娘):菅野莉央
武藤永春(平賀家臣):中山正幻
大井行頼:上杉陽一
小笠原長時:今井朋彦


☆その他
葛笠村・矢崎家

ミツ(勘助の恋人):貫地谷しほり
平蔵(真田・矢崎家臣):佐藤隆太
ヒサ(平蔵の妻):水川あさみ
伝助→河原村伝兵衛(ミツの兄):有薗芳記
太吉→葛笠太吉(山本家臣):有馬自由
おくま(太吉の妻):麻田あおい
矢崎十吾郎(ヒサの父):岡森諦
茂吉(太吉の長男):小島貴弘
熊吉(太吉の次男):古田大虎
ヤエ(太吉の長女):高柳樹莉亜
トメ(太吉の末娘):原舞歌
与吉(太吉の末男):丸山歩夢
公家

飛鳥井雅教:亀山助清
転法輪三条公頼:小杉幸彦
浪人

青木大膳:四方堂亘


☆放送

通常放送時間
総合テレビ
本放送 日曜20:00 - 20:44:30
再放送 土曜13:05 - 13:49:30
衛星第2テレビ
日曜22:00 - 22:44:30
デジタル衛星ハイビジョン
日曜18:00 - 18:44:30


☆放送日程
第1回と最終回は1時間拡大版である。
2007年は統一地方選挙、参議院議員通常選挙の開票速報を放送するため、総合テレビでの放送時刻が変更される回がある。日付中※印が付いたものがそれにあたり、当日総合テレビの放送時間は19:15 - 19:59:30に変更される。
第1回「隻眼の男」の再放送は、放送中に津波警報が出て放送が中断されたため、第2回「さらば故郷」の再放送と連続して1月20日に放送された。
放送回 放送日 題 演出 風林火山紀行 視聴率
第1回 2007年1月7日 隻眼の男 清水一彦 武田神社(山梨県甲府市) 21.0%
第2回 2007年1月14日 さらば故郷 清水一彦 伝・山本勘助誕生地(静岡県富士宮市) 20.0%
第3回 2007年1月21日 摩利支天の妻 清水一彦 長谷寺(愛知県豊川市) 19.8%
第4回 2007年1月28日 復讐の鬼 清水一彦 山本勘助供養塔(山梨県北杜市) 21.9%
第5回 2007年2月4日 駿河大乱 清水一彦 花倉城跡(静岡県藤枝市)
臨済寺(静岡県静岡市) 22.9%
第6回 2007年2月11日 仕官への道 磯智明 小田原城(神奈川県小田原市)
早雲寺(神奈川県箱根町) 19.3%
第7回 2007年2月18日 晴信初陣 磯智明 真田氏本城跡(長野県上田市) 21.9%
第8回 2007年2月25日 奇襲!海ノ口 田中健二 海ノ口城跡(長野県南牧村) 19.4%
第9回 2007年3月4日 勘助討たれる 田中健二 諏訪大社下社(長野県諏訪市)
諏訪大社下社秋宮(長野県下諏訪町)
上原城跡(長野県茅野市)
龍光山観音院(長野県岡谷市) 19.2%
第10回 2007年3月11日 晴信謀叛 清水一彦 宗泉院 山本勘助の供養塔(山梨県韮崎市) 19.9%
第11回 2007年3月18日 信虎追放 清水一彦 万沢口(山梨県南部町)
大泉寺(山梨県甲府市) 20.9%
第12回 2007年3月25日 勘助仕官 東山充裕 久遠寺(山梨県身延町)
下部温泉(山梨県身延町) 18.4%
第13回 2007年4月1日 招かれざる男 磯智明 長禅寺(山梨県甲府市)
円光院(山梨県甲府市) 18.5%
第14回 2007年4月8日※ 孫子の旗 田中健二 菅田天神社(山梨県甲州市塩山)
雲峰寺(山梨県甲州市塩山) 16.0%
第15回 2007年4月15日 諏訪攻め 東山充裕 高遠城址(長野県伊那市高遠町) 20.0%
第16回 2007年4月22日 運命の出会い 磯智明 桑原城址(長野県諏訪市) 19.4%
第17回 2007年4月29日 姫の涙 田中健二 小諸城跡 懐古園(長野県小諸市) 18.6%
第18回 2007年5月6日 生か死か 清水一彦 石積出(山梨県南アルプス市白根)
信玄堤公園(山梨県甲斐市竜王) 18.3%
第19回 2007年5月13日 呪いの笛 山本晴幸生誕地碑(愛知県豊橋市加茂町)
第20回 2007年5月20日 軍師誕生
第21回 2007年5月27日 消えた姫
第22回 2007年6月3日 三国激突
第23回 2007年6月10日 河越夜戦
第24回 2007年6月17日 越後の龍
第25回 2007年6月24日 非情の掟


☆出版書籍

大河ドラマ・ストーリー
風林火山 前編 ISBN 4149233454
歴史ハンドブック 風林火山 ISBN 4149106177

ノベライズ
NHK大河ドラマ 風林火山 一.風の巻 ISBN 414005509X
NHK大河ドラマ 風林火山 二.林の巻 ISBN 4140055103
NHK大河ドラマ 風林火山 三.火の巻(2007年6月刊予定)
NHK大河ドラマ 風林火山 四.山の巻(2007年9月刊予定)

その他書籍
2007年大河ドラマ 『風林火山』完全ガイドブック(東京ニュース通信社版) ISBN 4924566632
NHK大河ドラマ「風林火山」(角川書店版) ISBN 4048944800

サウンドトラック
風林火山(東芝EMI)

関連項目
風林火山博風林火山館(北杜市にあるオープンセット)
風林火山博(甲府市)
風林火山 (テレビドラマ 2006年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E
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2007年04月15日

「功名が辻」

☆功名が辻 【NHK大河ドラマ】

このページの項目名には、環境により表示が異なる文字があります。正確な表記では「辻」の「辶」(しんにょう)の点が2つです。
功名が辻(こうみょうがつじ)は、2006年1月8日〜12月10日に放送された45作目のNHK大河ドラマである。原作・司馬遼太郎。脚本・大石静。主演・仲間由紀恵、上川隆也


☆あらすじ

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注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


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「桶狭間の戦い」直前、風雲急を告げる尾張領内で一人の浪人が一人の少女を助ける。少女は両親を戦によって失い、浪人は岩倉織田氏の家老だった父を織田信長によって攻め滅ぼされていた。少女の名は千代、浪人の名は山内伊右衛門一豊。一豊は古参の家臣・五藤吉兵衛、祖父江新右衛門とともに、信長の首を狙うため尾張領内をさすらい歩いていた。

戦いののち、信長の草履取りとして働いていた木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)の与力となった一豊と、戦を嫌って美濃へと去っていった千代。美濃攻めで再会した二人は、「一国一城」の夢に向かい、手を携えあって戦国の世を生き抜いていく―。


☆作品内容と反響

原作は、司馬遼太郎が60年代初頭に執筆した同名小説で、司馬作品の大河ドラマ化は1998年の『徳川慶喜』以来で、6作目となる。なお、1973年放送の『国盗り物語』においても、原作の一部として使用されている。戦国時代後半を扱った作品は2002年の『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』以来。主演の仲間由紀恵は2000年の『葵徳川三代』で初出演し、2003年の『武蔵 MUSASHI』では物語前半の敵役小次郎の恋人として二役をこなして以来の出演。1994年(平成6年)の『花の乱』以来、女性主人公としての主役抜擢となった。一豊役の上川隆也は1997年の『毛利元就』以来の出演。脚本は大石静で、大河ドラマ初執筆。音楽担当は小六禮次郎。

オープニングのクレジット(キャスト・スタッフ表示)が横書き表示となった。『山河燃ゆ』、『春の波涛(総集編)』、『琉球の風(第1回のみ)』などで横書き表示があったが、時代物の大河としては異例である。タイトルバックにはCG(コンピューター・グラフィックス)が使用され、夫婦の絆を意味する一本の糸が翻弄されさまざまに変化しつつ、背景にさまざまな素材が配置されるコンセプトで製作された。画面は最後まで横方向へのスクロールで展開され、背景には着物の生地や、実在の蒔絵に描かれたものを動かした鳳凰など同時代の紋様、四季の移ろいや物語の伏線にもなる高知城と城下のシルエットなどが表現された。

メインテーマでは、NHK交響楽団のオーケストラ演奏に加え、コンピュータでのリズムトラック(ループ)を取り入れ、躍動感と共にアクセントの効いた現代風な楽曲に仕上げている。独創的な中にも大河ドラマのテーマ曲として不可欠な重厚感をかもしだした秀逸な楽曲と評価も高い。

脚本の大石静は、前年にテレビ東京新春ワイド時代劇として同じ司馬作品である『国盗り物語』の脚本を担当したこともあってか、『国盗り物語』など司馬の諸作品に描かれるエピソードを転用しながら、登場人物のキャラクターや歴史上の出来事の背景に大胆な解釈を加え、これまでの大河ドラマ的な描き方とは一線を画した戦国物語を紡いだ。たとえば、信長・濃・光秀の三角関係を本能寺の変の背景として描き(この三角関係は司馬遼太郎の小説「国盗り物語」後半の主題とも言える)、従来の大河ドラマであれば1回丸々使うエピソードである本能寺の変を放送開始わずか15分で終結させ(原作でも、「本能寺ノ変が起こった、信長が死んだ」の一行で済まされている)、残り30分を使って変によって揺れ動く人物たちの描写に費やした。また次の回でも、秀吉が光秀を破った山崎の戦いが放送冒頭のアバンタイトルでの説明で済まされてしまっているなど、合戦自体よりその前後の人間ドラマを重視する姿勢が見られた(もちろん戦国物の醍醐味である合戦シーンが大きく省略されることについての不満が多いのも事実ではある)。

また、原作において戦国の女として描かれた千代を反戦思想を内に秘め、出世や金銭に実は執着しない女性として設定した。「アナーキーなキャラクター」(大石)である三傑(信長、秀吉、家康)に翻弄される一豊を愛敬と度胸、そして知恵で支える千代の夫婦愛を軽いタッチで描き、仲間の(『TRICK』、『ごくせん』をほうふつとさせる)コミカルかつ等身大の演技が支持を集めた。

その一方で、登場人物の設定が大幅に変更されていること、骨太な司馬作品とは一線を画す内容であることなど司馬作品のファンからは原作をないがしろにしすぎていると違和感を指摘する声もある。特に千代のキャラクターである「反戦思想」には現代の価値観をそのまま戦国時代に持ち込む手法として異論も多い(ただし、現代の価値観をドラマに反映することは大河ドラマの草創期から試みられている)。

秀吉に近い人物の夫婦愛を描いた大河ドラマであり、歴史上の重大な出来事に夫婦が立ち会っていたりするエピソードが多いという点で、前田利家・まつ夫妻を描いた『利家とまつ』と比較される事が多い。同作で秀吉を演じた香川照之が本作で千代の幼馴染み・六平太を演じており、柄本明(本作の秀吉役)と顔が似ている事もあって「紛らわしい」との声も挙がっている。また、唐沢寿明が同じ利家役としてゲスト出演した(第39回のみ)。他に『八代将軍吉宗』で徳川吉宗を、『葵徳川三代』で2代将軍徳川秀忠を演じた西田敏行が今作で徳川家康を演じているが、それに因んでか、『吉宗』で息子の徳川家重を、『葵』で徳川光圀(語り役)を演じた中村梅雀が最終回で秀忠を演じた。

舘ひろし演じる信長は前例のないほど強烈な印象で、第一回の放送直後から賛否両論の物議をかもし続け、本能寺の変ではこれまでの大河ドラマでは前例のない光秀との銃撃戦を演じた。しかし、大石の設定した「狂気の信長」というキャラクターを演じ切った点への評価は高い。

初回視聴率は5年ぶりの20%割れとなる19.8%で、素材とキャスティングの地味さが要因であるとささやかれた。しかし、以降は持ち直してほぼ毎回20%以上をキープし、平均視聴率は20.9%(関東地区)を記録。4年ぶりに20%を超え、国民的な人気がある作家ながら大河ドラマでは低視聴率という司馬作品のジンクスを破った。初回から最終回までの平均視聴率は関東地区で20.9%。関西地区は19.3%(いずれも世帯視聴率)。

NHKが2006年に公開した「ジャンル別番組制作費」によると、同番組の制作費は1話6,110万円掛かるとのこと。ちなみに制作費について、利用目的のほとんどがセットなどの美術費とのことである。なお大石静自身が語ったところによると、NHKの不祥事の影響で経費削減が徹底され、制作費自体は新選組!の数分の一になってしまったとのことである(ただし、同局芸能番組センターの吉川幸司チーフプロデューサーによると、制作費を松竹梅でたとえれば、『功名が辻』は松の下、『新選組!』は梅の中ぐらい、とのことで、大石の発言と食い違いを見せている(読売新聞 2006年3月28日付))。

衣装考証は、毎年大河ドラマでの考証を努めている小泉清子。千代には、一豊が小禄だった頃には着物の端切れで小袖を仕立て上げたというエピソードがあり、実際にパッチワークで作られた衣装が使用された。ドラマにおいては、千代の嫁入り後には実家である不破家が戦で焼けた際に燃え残った着物の端切れで仕立てた設定で麻の小袖が登場し、山内家の旗もパッチワークで製作された。また、信長の妹お市や秀吉正室の寧々に所望される小袖や打掛は、高級感を出すために絹のパッチワークで製作された。


☆スタッフ

原作:司馬遼太郎(『功名が辻』)
脚本:大石静
音楽:小六禮次郎
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団
テーマ音楽指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
演奏:FAIR WIND music
題字:だんきょうこ
語り:三宅民夫アナウンサー
時代考証:小和田哲男
風俗考証:二木謙一
建築考証:平井聖
衣装考証:小泉清子
殺陣武術指導:林邦史朗(竹之内五左衛門役を兼ねる)
所作指導:橘芳慧
馬術指導:田中光法
茶道指導:鈴木宗卓(千利休役を兼ねる)
華道指導:杉本康子
邦楽指導:清元栄吉
笛指導:福原百七(劇中でもほら貝を披露)
能楽指導:観世喜正(劇中でも能を披露)
書道指導:望月暁云
蹴鞠指導:大西康義
大工・細工指導:守屋今朝登
彫刻指導:吉川瑞慶
囲碁指導:白江治彦
小鼓指導:後藤嘉津幸
太鼓指導:望月左武郎
仏事指導:金嶽宗信
カトリック所作指導:松尾貢
尾張ことば指導:芹沢孝子
京・御所ことば指導:井上裕季子
薩摩言葉指導:上村依子
土佐ことば指導:岡本桂子
撮影協力:滋賀県甲賀市、高島市、野洲市、東近江市、日野町、茨城県常総市(旧・水海道市)、山梨県北杜市、つくばみらい市、岐阜県岐阜市、高知県高知市、滋賀ロケーションオフィス、高知フィルムコミッション、いばらきフィルムコミッション、なかのフィルムコミッション
制作統括:大加章雅
演出:尾崎充信、加藤拓、梛川善郎ほか(他のディレクターと担当回については放送日程に記載)
功名が辻紀行

語り:滝島雅子アナウンサー
フルート演奏:エマニュエル・パユ


☆出演

山内家

主人公
千代→見性院:永井杏→仲間由紀恵
山内一豊<伊右衛門・対馬守→土佐守>:途中慎吾→上川隆也
一豊夫妻の一門
法秀尼(一豊の母):佐久間良子(1986年のTBSドラマ『旦那さま大事』では千代を演じている)
山内康豊:古澤龍之→玉木宏
若宮喜助:宅麻伸
(1997年のテレビ朝日版で一豊役を演じている)
とも(千代の母):木村多江
きぬ(ともの姉・不破市之丞の妻):多岐川裕美
不破市之丞:津川雅彦
山内盛豊(一豊の父):坂口進也
よね(一豊夫妻の長女):皆川陽菜乃→森迫永依
拾→湘南:泉澤祐希→三浦春馬
於美(康豊の妻):眞野裕子
国松→山内忠義:照井宙斗→十川史人
山内家臣とその一族
五藤吉兵衛:武田鉄矢
祖父江新右衛門:前田吟
五藤吉蔵:小倉久寛
祖父江新一郎(新右衛門の長男):浜田学
ふね(新右衛門の妻):熊谷真実
英二郎:黒川英二
市川山城守:岡田圓
徳次郎→祖父江徳心斎(新右衛門の次男・医者):ささの堅太→古本新乃輔
つる(新右衛門の長女):寺島咲
うめ(新右衛門の次女):斉藤奈々
かね(新右衛門の三女):野村涼乃
とめ(新右衛門の四女):柳桃子
小三郎(新右衛門の三男):ささの貴斗
ちぐさ(新一郎の妻):星野園美
又十郎:長澤壮太郎
平蔵:田上晃吉
助平:土平ドンペイ
甚八:中村浩二
安吉:浜上竜也
亀蔵:林洋平
山内家家臣:村上和成
山内家家臣:水月駿一郎
康豊家臣:高原知秀
侍女・小者
たき(吉兵衛の恋人):細川ふみえ
田中孫作:徳井優
美津:星井七瀬
しの:岩倉沙織
初野(よねの乳母):児玉陽子
ふく:山本梓(当初予定は「こい」(寧々の妹)役)
やす:高松いく
かめ:悠木千帆
はる:春口愛
かえで:飯沼千恵子
こう:池野浩子
はな:高橋あゆみ
小助:田鍋謙一郎


織田家

織田一門
織田信長:舘ひろし
市:大地真央
帰蝶→濃:和久井映見
織田信行:橋本啓輝
織田長益:アンドレ
織田信忠:今市直之
三法師:藤田悠希
織田信雄<内府>:大柴邦彦
織田信孝:飯沼誠司
初:松本梨奈→吉川麻衣子
小督:原にち佳→新穂えりか
織田家臣
柴田勝家<権六>:勝野洋
丹羽長秀<五郎左衛門>:名高達男
林通勝<佐渡守>:苅谷俊介
佐久間信盛<右衛門尉>:俵木藤汰
池田恒興<勝入斉>:桐山浩一
森長可<武蔵守>:山口粧太
簗田政綱:岡本和範
滝川一益:古川真司
筒井順慶:西郷丼丼
蒲生氏郷:小杉幸彦
落合源太左衛門宗久(柴田勝豊家臣):粟根まこと
佐久間盛政:宍戸勝

明智家

明智光秀<十兵衛・日向守>:坂東三津五郎
槇:烏丸せつこ
倫(光秀の長女・荒木村次の妻):堀内恵
菊(光秀の次女):橋口恵莉奈
明智光春:冨家規政
溝尾勝兵衛:吉野正弘
外様武将
松永弾正久秀:品川徹
荒木村重:ベンガル
穴山梅雪:山本健翔
別所長治:平田康之
側近・侍女など
森蘭丸:渡辺大
福富平太郎:山上賢治
ゆき(濃の侍女・クレジットは「侍女」):中村公美子
なつ(濃の侍女):瑠依
おあき(濃の侍女):山野亜紀


豊臣家

豊臣一門
藤吉郎→木下藤吉郎→木下藤吉郎秀吉→羽柴秀吉→豊臣秀吉<筑前守→関白→太閤>:柄本明
寧々→高台院<北政所>:浅野ゆう子
茶々→淀:野口真緒→永作博美
旭:松本明子
治兵衛→羽柴秀次→豊臣秀次<近江中納言→関白>:柴井伶太→成宮寛貴
副田甚兵衛:野口五郎
なか<大政所>:菅井きん
羽柴秀長→豊臣秀長:春田純一
源助:小林正寛
やや(寧々の実妹):真由子
浅野又右衛門:二瓶鮫一
拾→豊臣秀頼:丸山歩夢→広田亮平→石黒英雄
南殿(秀吉の側室):田辺愛美
お宮(秀次の側室):田島穂奈美
宿老・奉行とその一族・家臣
石田三成<佐吉・治部少輔>:中村橋之助(1997年の『毛利元就』では上川隆也と親子役)
前田利家<犬千代・加賀大納言>:唐沢寿明(『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』と同じ役での出演、エピソードの項参照)
堀尾茂助→堀尾吉晴:生瀬勝久
いと(吉晴の妻):三原じゅん子(当初予定は杉田かおる)
中村一氏<孫平次・式部少輔>:
田村淳(ロンドンブーツ1号2号)
とし(一氏の妻):乙葉
宇喜多秀家:安田顕
増田長盛:不破万作
堀尾忠氏<信濃守>:大内厚雄
生駒親正:嶋崎伸夫
長束正家:草薙良一
横田内膳:山田百貴
磯野平三郎(石田家臣):園岡新太郎
渡邊甚平(石田家臣):五宝孝一
堀尾金助(吉晴の養子):丸山瀬南
豊臣家臣とその一族
竹中半兵衛:筒井道隆
前野将右衛門:石倉三郎
黒田官兵衛→黒田如水:斎藤洋介
蜂須賀小六:高山善廣
福島正則<市松・左衛門大夫>:嵐広也
田中吉政:金田賢一
加藤清正<虎之助>:金児憲史
杉原家次:小宮孝泰
加藤嘉明:佐藤拓之
片桐且元:タカ・コンドー
平野長泰:白川裕二郎
脇坂安治:奥田崇
糟屋武則:菅原卓磨
小西行長:綱島郷太郎
竹中久作:小西大樹
宮部肥前守:山崎海童
前野景定:瀬川亮
木村常陸介:前田淳
不破万作(豊臣秀次の小姓):浅利陽介
松寿丸→黒田長政:高木優希→田宮英晃
大谷吉継:渡洋史(大野治長と二役)
大野治長:渡洋史(大谷吉継と二役)
黒田長政夫人:千野裕子
加藤清正夫人:吉田仁美
側近・侍女など
大蔵卿局:山村美智
孝蔵主(寧々の侍尼):神津はづき
千利休:鈴木宗卓(茶道指導を兼ねる)
つる(寧々の侍女):芹沢侑子
もよ(宮部継潤の妹):あじゃ
侍女(旭の侍女):喜屋武ちあき
大男(小牧長久手に従軍):長井満也
伝令(小牧長久手に従軍):河田貴一(BOOMER)
伝令(小牧長久手に従軍):伊勢浩二(BOOMER)

徳川家

将軍家
徳川家康<駿河大納言→内府→征夷大将軍→大御所>:西田敏行(1986年のTBSドラマ『旦那さま大事』では一豊を演じている)
長丸→徳川秀忠<権大納言・征夷大将軍>:中村梅雀(1995年の『八代将軍吉宗』以来11年ぶりに西田敏行と親子を演じる)
千姫:鶴彩未
徳川義直:永友イサム
徳川頼信<頼宣>:安達悠起
徳川頼房:小野健人
家臣
本多作左衛門:田中健
井伊直政:篠井英介
榊原康政:川野太郎
本多正純:天宮良
石川数正:大河内浩
本多忠勝<平八郎>:高田延彦
酒井忠次:森田順平
服部半蔵:二橋進
組頭(西軍諸将処刑):三波伸一


戦国武将たち

今川家
今川義元:江守徹
林阿弥(茶坊主):窪田弘和
大森常則:車邦秀
義元の老臣:福本清三
斉藤家
斉藤竜興:工藤和馬
安藤守就<伊賀守>:宇納侑玖
日根野備中守:押切英希
氏家卜全:田中登志哉
稲葉一鉄<良通>:蔵本隆史
浅井家
浅井長政:榎木孝明
浅井久政:山本圭
磯野丹波守員昌:伊吹剛
遠藤喜右衛門:北村晃一
赤尾清綱:仲野文梧
三田村国定:吉田敬一
万福丸:小杉彩人
朝倉家
三段崎勘右衛門:岡田正典
細川家
細川藤孝→細川幽斎:近藤正臣
たま→玉→ガラシャ:今泉野乃香→長谷川京子
小笠原少斎:嶋田久作
細川忠興:猪野学
きよ<小侍従>(ガラシャの侍女):筒井真理子
熊千代:高木涼生
長(忠興とガラシャの娘):河村満里愛
家臣:山野史人

後北条家
松田康長:黒沢次郎
毛利家
毛利輝元<中納言>:津嘉山正種
小早川秀秋<金吾>:阪本浩之
吉川広家:モロ師岡
安国寺恵瓊:赤星昇一郎
平岡石見守:山田明郷
清水宗治:木下浩之
島津家
島津義弘:岩崎ひろし
島津豊久:田村亮(ロンドンブーツ1号2号)

上杉家
直江山城守:矢島健一
長宗我部家
奥宮弥兵衛:渡辺哲
竹之内五左衛門:林邦史朗(殺陣武術指導を兼ねる)
溝淵五郎衛門:大島宇三郎
奥宮の娘:木村文乃

☆その他
甲賀忍者
六平太<望月六平太>:香川照之
小りん<お里>:長澤まさみ
杉谷善住坊:松本元
室町幕府
足利義昭:三谷幸喜
足利義輝:山口祥行
比叡山延暦寺
湛空:大門伍朗
甲斐恵林寺
快川紹喜:松野健一
朝廷
後陽成天皇:柄本時生
市井
老商人(馬商人):北村和夫
せつ(京都天竺屋の侍女):石川さゆり
加乃(京都天竺屋の息女):佐藤未来
与次郎(近江国古橋の寺男):おかやまはじめ
僧(近江国古橋の僧侶):井川哲也
村長(桶狭間周辺):坂口芳貞
踊り手(安土の町娘):広田さくら
不明
兵士:三宅和樹
山田玲奈


☆エピソード

山内家の重臣・五藤吉兵衛を演じた武田鉄矢は、実は「大の山内家嫌い」である。これは彼が信奉する土佐藩士・坂本龍馬が郷士階級の出身であり、幕末期、山内家をはじめとする上士階級が竜馬ら郷士階級を迫害したためである。武田は漫画『お〜い!竜馬』の原作を担当した際、山内家の人物、特に山内容堂を史実以上の極悪人として描いている。そんな彼が出演した理由は、吉兵衛が「土佐に入る前に死んでしまう」役であったからである。
武田鉄矢主演の映画「刑事物語4・くろしおの詩」の高知ロケで撮影を行った蔵が、実は吉兵衛の実際の子孫である五藤家の敷地内にある蔵であった。そのことを『功名が辻』の高知ロケで知った武田は、「土佐には何というか、すごい縁を感じるね」と語っている。
2006年9月14日、クランクアップの記者会見で脚本を担当した大石静が「もっと視聴率が上がるために仲間さんと上川さんにプライベートでも仲良くなってもらって話題を提供してもらいたかった」と冗談を言った(これに対し上川は「仲間さんの事務所に聞いてみないとなあ」と苦笑していた)。ところが、翌日本当に報知新聞で熱愛報道が出てしまい、二人は即座に報道を否定した。
2006年の自由民主党総裁選挙では、安倍晋三の一人勝ちが現実味を帯びてくると、安倍勝利の論功行賞を少しでも得ようと行動する自民党議員が続出した。マスメディアはそのさまを『功名が辻』となぞらえていた。
第44回「関ヶ原」の全合戦シーン及び一部の通常シーン(徳川家康が味方を鼓舞するシーンなど)では、2000年の大河ドラマ『葵徳川三代』の映像が転用されている。
主要キャストを演じた高山善廣、高田延彦のほか端役として出演した村上和成、長井満也、広田さくらと、プロレス関係者が多く出演しているのも隠れた特徴である。
第48回「功名の果て」において、年代が1603年であるのに「秀吉の死から10年」という台詞のミスがあった(実際には5年)。再放送では過去の収録分の音声から「5年」に差し替えた。
脚本の大石静は異例のスピードで脚本を仕上げた。最終回前日の『土曜スタジオパーク』に出演した大石は、依頼を受けた時点から放送まで数年先だということに驚いた、実は前年度(2005年)の大河ドラマ『義経』を担当したかったなどと発言している。
製作側では前田利家を当初登場しない予定としていた(『利家とまつ』で唐沢寿明が演じた前田利家のイメージを大切にしている人が放送製作時に大勢いたため)。だが、当の唐沢が彼と親しい上川に出演を約束していたことから、また大大名である利家を全く出さない事にも無理が生じ、利家役としてオファーを行い、唐沢はこれを快諾した。収録当日のかつらやメイクは『利家とまつ』の時と全く同じもので、スタジオには「おかえりなさい、前田利家」の横断幕が用意された。
10年前の連続テレビ小説『ひまわり』で上川はヒロインの相手役を務めたが、その次の作品『ふたりっ子』のヒロインの相手役・内野聖陽が本作の次の作品『風林火山』で主役を務めるという偶然が成立した。


☆放送

放送日程
第1回と最終回は1時間拡大版である。

放送回 放送日 題 演出 視聴率
第1回 2006年1月8日 桶狭間 尾崎充信 19.8%
第2回 2006年1月15日 決別の河 尾崎充信 22.7%
第3回 2006年1月22日 運命の再会 加藤拓 22.6%
第4回 2006年1月29日 炎の中の抱擁 尾崎充信 22.0%
第5回 2006年2月5日 新妻の誓い 尾崎充信 21.5%
第6回 2006年2月12日 山内家旗揚げ 加藤拓 21.8%
第7回 2006年2月19日 妻の覚悟 加藤拓 21.9%
第8回 2006年2月26日 命懸けの功名 尾崎充信 20.8%
第9回 2006年3月5日 初めての浮気 尾崎充信 20.3%
第10回 2006年3月12日 戦場に消えた夫 加藤拓 20.5%
第11回 2006年3月19日 仏法の敵 加藤拓 21.3%
第12回 2006年3月26日 信玄の影 梛川善郎 17.2%
第13回 2006年4月2日 小谷落城 尾崎充信 20.1%
第14回 2006年4月9日 一番出世 加藤拓 20.9%
第15回 2006年4月16日 妻対女 梛川善郎 21.7%
第16回 2006年4月23日 長篠の悲劇 尾崎充信 20.8%
第17回 2006年4月30日 新しきいのち 加藤拓 20.8%
第18回 2006年5月7日 秀吉謀反 久保田充 19.8%
第19回 2006年5月14日 天魔信長 梛川善郎 20.6%
第20回 2006年5月21日 迷うが人 加藤拓 20.9%
第21回 2006年5月28日 開運の馬 梛川善郎 20.4%
第22回 2006年6月4日 光秀転落 尾崎充信 21.2%
第23回 2006年6月11日 本能寺 尾崎充信 24.1%
第24回 2006年6月18日 蝶の夢 梛川善郎 21.1%
第25回 2006年6月25日 吉兵衛の恋 久保田充 21.9%
第26回 2006年7月2日 功名の旗 加藤拓 20.2%
第27回 2006年7月9日 落城の母娘 尾崎充信 21.1%
第28回 2006年7月16日 出世脱落 梶原登城 20.9%
第29回 2006年7月23日 家康恐るべし 加藤拓 22.9%
第30回 2006年7月30日 一城の主 梛川善郎 20.5%
第31回 2006年8月6日 この世の悲しみ 大原拓 20.7%
第32回 2006年8月13日 家康の花嫁 梶原登城 19.7%
第33回 2006年8月20日 母の遺言 尾崎充信 18.7%
第34回 2006年8月27日 聚楽第行幸 大原拓 17.3%
第35回 2006年9月3日 北条攻め 加藤拓 19.7%
第36回 2006年9月10日 豊臣の子 梶原登城 20.8%
第37回 2006年9月17日 太閤対関白 久保田充 20.6%
第38回 2006年9月24日 関白切腹 久保田充 19.6%
第39回 2006年10月1日 秀吉死す 梛川善郎 24.4%
第40回 2006年10月8日 三成暗殺 梛川善郎 19.0%
第41回 2006年10月15日 大乱の予感 加藤拓 22.4%
第42回 2006年10月22日 ガラシャの魂 加藤拓 21.3%
第43回 2006年10月29日 決戦へ 尾崎充信 19.7%
第44回 2006年11月5日 関ヶ原 尾崎充信 20.8%
第45回 2006年11月12日 三成死すとも 梛川善郎 21.1%
第46回 2006年11月19日 土佐二十万石 梛川善郎 19.1%
第47回 2006年11月26日 種崎浜の悲劇 加藤拓 20.8%
第48回 2006年12月3日 功名の果て 加藤拓 23.8%
最終回 2006年12月10日 永遠の夫婦 尾崎充信 23.4%


☆総集編スペシャル 〜武田鉄矢 戦国を斬る〜
2006年12月24日に放送。武田鉄矢の解説を交える。

第1部(2006年12月24日 19:30〜21:00)
第2部(2006年12月24日 21:15〜22:44)

ソフトウェア

☆NHK大河ドラマストーリー
功名が辻 前編・後編

CD
NHK大河ドラマ「功名が辻」オリジナル・サウンドトラック


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E
posted by ワン at 00:00 | 2006年 「功名が辻」

2007年04月14日

「義経」

☆義経 【NHK大河ドラマ】

義経(よしつね)は、2005年1月9日〜12月11日に放送された44作目のNHK大河ドラマである。原作・宮尾登美子。脚本・金子成人。主演・滝沢秀明(タッキー&翼)。


☆あらすじ

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注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


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平治の乱で平清盛に敗れた源義朝の愛妾・常盤御前は、三人の子を連れて京を逃れるが実母が平家方に捕らえられている事を知り、清盛に出頭する。清盛により、末子・牛若(後の義経)との生活を許された常盤であったが、清盛との関係がその正妻・時子の知るところとなり、常盤は清盛の元を去り、牛若は鞍馬寺に預けられる事になった。清盛を実の父と信じて疑わず、清盛が目指そうとする「新しき国」に淡い憧れを抱いていた牛若は、自分がその敵である義朝の子である事を知り、愕然とする。やがて逞しい青年へと成長し、奥州の藤原秀衡のもとへ身を寄せた義経は、兄・頼朝のもとへ参じて源平の戦いに身を投じる。しかし、清盛をはじめとする平家方を敵と割り切る事ができない。そして同じ源氏である木曽義仲と戦わねばならない葛藤・・・、兄弟としての情を求める義経は武家政権のリーダーとして理を重んじる頼朝と徐々にすれ違っていくようになる。


☆総評

家族の絆、親子の絆をコンセプトに、疑似家族としての主従の絆、貿易立国の建設を目指す清盛との親子的なつながり、武家政権を樹立するために弟を切らねばならない頼朝の「政治家」そして「兄」としての葛藤と苦悩などを新しい解釈も取り入れて描いた。清盛・頼朝らとの葛藤や義経の想いを描くにあたって「新しき国」との言葉が何度も用いられ、これが物語上でも重要な要素となっている。また老獪な後白河法皇に翻弄される源平双方の悲哀は従来通りで、平幹二朗演じる後白河法皇と夏木マリ演じる丹後局コンビの怪演が異彩を放った。

源義経が大河ドラマの題材となるのは1966年の『源義経』以来2回目で、『源義経』の作者である村上元三が資料提供として名を連ねた。また「源義経」で架空の人物として登場したうつぼが『義経』でも登場(キャラクター設定は別)し、京に住む孤児うつぼを通じた現代の目線からの義経像が描かれた。なお、源平合戦の時代が大河ドラマとして描かれたのは1993年の『炎立つ』以来となる。

滝沢の大河出演は『元禄繚乱』(1999年・吉良義周役)以来で、主演は初。2年連続でのジャニーズ事務所所属タレントの主演であり、タッキー&翼でコンビを組む今井翼が那須与一役で友情出演した。さらに放送前の2004年11月には、うつぼ役の上戸彩が出演するオロナミンCのCMに滝沢扮する義経(牛若)が登場(2005年4月まで)。東京ドームで2005年3月に行われたマツケンサンバのコンサートでは前年度『新選組!』に主演した香取慎吾扮するカツケンが、松平健演じる武蔵坊弁慶のモノマネをした。

武蔵坊弁慶役の松平健は、『草燃える』では北条義時を演じており、頼朝、義経兄弟にそれぞれ仕えることとなった。それぞれのドラマでも「御曹司!」など同じ科白もある。

静役の石原さとみ(『てるてる家族』)、建礼門院徳子役の中越典子(『こころ』)をはじめ、戸田菜穂(『ええにょぼ』)、高野志穂(『さくら』)などNHK朝の連続テレビ小説のヒロインが多く出演した。他にも重鎮クラスのベテランから、中堅、若手、アイドル、お笑いに至るまで幅広いキャスティングがされた。こうしたオールスターキャストはまさに「大河らしい大河」ともいえ好評を博したが一方では俳優人気で視聴率を上げようという狙いばかりが先行しており、重要な役を演じたベテランや若手キャストらの演技について問題視する声もあった。

原作が”平家物語”であることもあって、平清盛とその妻時子を中心とした平家一族の描写が丁寧にされたが、義経周辺(義経主従、静御前など)の物語は淡々と描写された印象が残った。また、源平物では必ず登場する平敦盛や平教経などが登場せず、敦盛と熊谷次郎直実との一騎打ちは描かれていない。主要な登場人物でも、史談で有名なエピソードが描かれなかったケースとして、梶原景季が挙げられる。景季はドラマの早い段階で登場して義経主従と関係していたが、その最も有名なエピソードである宇治川の戦いにおける佐々木高綱との先陣争いが省かれ、鉦を演奏していたとのエピソードがある鶴岡八幡宮での静の舞のシーンにも登場しなかった。

総じて視聴者からは、あまりにも史実と違うということで評判は良くない。特に平清盛と義経が親子も同然だったという、あまりに歴史を無視した設定のために、義経の人物像や物語が完全に破綻してしまったことが著しい視聴者離れを呼んだ

メインディレクター・黛りんたろうの独特の美学に基づいた演出は、「時代絵巻」ともいえる美しい映像表現を生み出した。しかしその一方で五条の大橋、壇ノ浦の戦い、鶴岡八幡宮での舞といった物語のクライマックスとなる場面において、それぞれ桜、金粉、紅葉を大量に撒き散らすという過剰すぎる演出などについては賛否両論がある。特に、脚本の金子成人との打ち合わせで生まれたという最終回での「義経が自害した後、持仏堂の屋根から“白く輝く光”が噴き出す」演出には批判が集中した。

第1回の一の谷の合戦のシーンでは「播磨国一ノ谷」とクレジットが出たが正しくは「摂津国」である。再放送では「摂津国一ノ谷」と訂正された。


☆ドラマと物語とのちがい

このドラマでは『平家物語』などを独自に解釈した原作に基づいているため、歴史上の事実とされる出来事や物語上の著名なエピソードとは異なる描写がいくつも見られる。ただし「うつぼ」などの架空の登場人物については省略する。

題材 ドラマでの描写 物語での描写
義経の実母 常盤御前 源平戦間に病死 義経追討のときに鎌倉方に逮捕されて尋問され、保身のために義経のことについて情報を漏らしている
義経の元服 父源義朝が殺された、尾張国知多郡野間で元服。名乗りを義経と墨書していたが、これは新字体。義經が正しい。 近江国蒲生郡(今の竜王町)で元服(義経記)。
清盛の遺言 「頼朝の首を墓前に供えよ」との遺言を、一門の結束を強めるために時子が捏造する 「頼朝の首を墓前に供えよ」と遺言する(『平家物語』)
壇ノ浦の戦いでの八艘跳び 平知盛に追い詰められて飛んでいる 平教経が追い詰めて、八艘跳びをさせたとされている(『平家物語』)[1]
安徳天皇の入水 壇ノ浦の合戦で入水したのは、すり替えられた弟 守貞親王[2] 安徳天皇は壇ノ浦で入水した
義経の正妻 郷御前 頼朝との対立時に鎌倉へ帰された 義経一行とともに平泉へ落ち延び、娘とともに義経に殉じる(『吾妻鏡』)
木曽義仲の愛妾 巴御前 落ち延びて北陸の村で第二の人生を送る 鎌倉方に捕らえられて和田義盛の妻になってその子を産み、義盛の挙兵による敗死後は尼僧になった(『源平盛衰記』)
伊勢三郎 衣川で義経を守って討ち死に 義経一行が平泉に向かうときにはぐれて畿内で捕らえられて梟首(『玉葉』)
義経の最期(衣川の館) 主従で抗戦の後に一人で自刃 抗戦せず、正妻の郷御前と実娘とともに自害(『吾妻鏡』)

^ 『吾妻鏡』では一の谷で戦死したとされる。
^ 『平家物語』は、維盛の息子・六代が斬られて平家の血筋が絶えることで物語を終えるが、この設定では源氏の滅亡後まで平家の血筋が残されたことになる。また、ドラマでは触れられてないが、承久の乱後に後堀河天皇の父親として院政を行った後高倉院が実は安徳天皇だったことになる。


☆スタッフ

原作:宮尾登美子(「宮尾本平家物語」「義経」より)
脚本:金子成人
音楽:岩代太郎
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団
テーマ音楽指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
演奏:東京都交響楽団
資料提供:村上元三
脚本協力:川上英幸、眞鍋由紀子
題字:陳孌君
タイトル画:宮田雅之
宮田は既に故人であるため、作品集の中からオープニングタイトルに「黒髪」「中世」などが、エンドタイトルにはその回の内容に合わせて「厳島神社」「静御前」などが使用された。
語り:白石加代子、柿沼郭(オープニング)
時代考証:奥富敬之
風俗考証:二木謙一
建築考証:平井聖
衣装考証:小泉清子
芸能考証:橋本裕之、野村万之丞(五世)
所作指導:猿若清三郎
殺陣武術指導:林邦史朗(本編にも出演)
馬術指導:田中光法
舞指導:野村万蔵(九世)、小笠原匡、松本幸龍
香指導:岩本砂重子
笛指導、和楽器指導:稲葉明徳
琵琶指導:友吉鶴心(本編にも出演)
仏事指導:山田亮匡
書道指導:望月暁云
京・御所ことば指導:小林由利(本編にも出演)
駿河ことば指導:小杉幸彦
撮影協力:岩手県江刺市(現奥州市)、茨城県水海道市、群馬県妙義町、沼田市、南牧村、神奈川県三浦市、山梨県小淵沢町(現北杜市)、富士吉田市、京都市、毛越寺、三十三間堂、厳島神社
舞楽:東京楽所
製作統括:諏訪部章夫
演出:黛りんたろう(他のディレクターと担当回については放送日程に記載)
義経紀行

語り:平野啓子
ソプラノ独唱:森麻季
フリューゲルホルン演奏:セルゲイ・ナカリャコフ
ピアノ演奏:松下奈緒
京胡演奏:呉汝俊


☆出演

義経周辺の人々

義経主従
牛若→遮那王→源義経:上井聡一郎→神木隆之介→滝沢秀明(タッキー&翼)
武蔵坊弁慶:松平健
伊勢三郎:南原清隆(ウッチャンナンチャン)
駿河次郎:うじきつよし
喜三太:伊藤淳史
佐藤忠信:海東健
佐藤継信:宮内敦士
鷲尾三郎→鷲尾義久:長谷川朝晴


義経をめぐる人々

うつぼ:守山玲愛→上戸彩
静:石原さとみ
千鳥(弁慶の恋人):中島知子(オセロ)
萌:尾野真千子
一条長成:蛭子能収
磯禅師:床嶋佳子
まごめ(義久の妹・三郎の恋人):高野志穂
今若:中村陽介
乙若:吉川史樹
杢助(千鳥の父):水島涼太
つる(萌の侍女):石浜加奈恵
藤次(常盤の従者):花ヶ崎浩一
萱(常盤の侍女):西川美也子
源義朝:加藤雅也
常盤:稲森いずみ


源氏

鎌倉方

源頼朝:池松壮亮→中井貴一
北条政子:財前直見
源範頼:石原良純
梶原景季:小栗旬
亀の前:松嶋尚美(オセロ)
大江広元:松尾貴史
善信:五代高之
比企尼:二木てるみ
牧の方:田中美奈子
和田義盛:高杉亘
安達盛長:草見潤平
北条宗時:姫野恵二
北条義時:木村昇
北条時定:西脇礼門
仁田忠常:上杉陽一
土肥実平:谷本一
三浦義澄:小倉馨
安田義定:真実一路
堀親家:徳井優
藤原行政:本多隆
天野遠景:真夏竜
二宮友平:中垣浩二
近藤親家:水野純一
平塚良郷:伊東達広
伊豆頼兼(大内頼兼):浦山迅
大姫:野口真緒
深井(政子・大姫の侍女):藤田むつみ
桂(比企尼の侍女):小林千晴
土佐坊昌俊:六平直政
梶原景時:中尾彬
北条時政:小林稔侍


木曽

木曽義仲:小澤征悦
巴:小池栄子
樋口兼光:堤大二郎
今井兼平:古本新之輔
中原兼遠:森下哲夫
根井行親:市川勉
楯親忠:山崎秀樹
余田実信:蔵本隆史
木曽義高:富岡涼
楓(義高の侍女):杉山佳穂


その他の源氏方

新宮十郎義盛→源行家:大杉漣
大炊の長者(大炊頼兼):大木正司
那須宗高:今井翼(タッキー&翼)
源仲綱:光石研
源頼政:丹波哲郎


奥州藤原氏

藤原秀衡:高橋英樹
藤原泰衡:渡辺いっけい
藤原国衡:長嶋一茂
藤原忠衡:ユキリョウイチ
桔梗(秀衡の妻):鶴田さやか
佐藤元治:加世幸市→大出俊
赤田次郎:小林勝彦
河辺太郎:坂西良太
伊賀良目高重:石田圭祐
照井高道:草野裕
金剛別当忠綱:天野勝弘
河田守継(クレジットは「家臣」のみ):青山義典
阿部正宗:佐藤正浩
関戸弥平:秋間登


朝廷

後白河法皇:平幹二朗
丹後局:夏木マリ
平知康:草刈正雄
以仁王:岡幸二郎
高倉天皇:馬場徹
安徳天皇:市川男寅
守貞親王:水谷大地
後鳥羽天皇:三俣凱
藤原基房:中丸新将
任子(基房の娘):楊原京子
藤原成親:森源次郎
西光:向雲太郎
藤原成経:宮内宏道
平康頼:内田龍磨
大膳大夫信成(信業):木村彰吾
俊寛:村松卓矢
静憲(静賢・藤原信西の息子):壌晴彦


京の人々

金売り吉次:市川左團次
あかね(吉次の妻):萬田久子
覚日律師:塩見三省
朱雀の翁(京の裏社会のボス):梅津栄
お徳(組紐屋、古くから清盛を知る):白石加代子
手古奈(政子・時子・頼盛の侍女):上原美佐
五足(孤児、清盛の禿(密偵)):北村有紀哉
烏丸(孤児):高橋耕次郎
十蔵(吉次の配下):中西良太
熊七(吉次の配下):江良潤
持覚(鞍馬の学僧):齊藤尊史
瑞雲(鞍馬の学僧):吉澤宙彦
むじな(孤児):後藤和夫→川島大
大日坊春慶(うつぼの兄):荒川良々
黒漆(平家嫡流の鎧を奪った盗賊):大村波彦
不動(義経が説得した盗賊):清水宏
赤目(同上):飯泉征貴
白鷺(同上):池田鉄洋
順慶(弁慶の友人):大島宇三郎
鬼一法眼:美輪明宏


その他の人々

湛増:原田芳雄
富樫泰家:石橋蓮司
常盤親子をかくまった住職:左右田一平
熊坂長範:河原さぶ
田口教能:新井康弘
禅林坊(南都の僧):赤星昇一郎
渡辺学:瀬野和紀
船所正利:坂部文昭
弁慶にそっくりな僧兵:天乃大介
島蔵(湛増の近臣):野口寛
東風平(杢助が助けた船乗り):竹下浩史
静を捕らえようとした流れ者:林邦史朗
吉野の僧兵:梅垣義明
巴の後夫・藤太:小杉幸彦
井家八郎(安宅関の役人):得丸伸二
湛増の手下:水月駿一郎


平家

平知盛:森聖矢→阿部寛
明子(知盛の妻):夏川結衣
平宗盛:伊藤隆大→鶴見辰吾
経子(重盛の妻):森口瑶子
平重衡:岡田慶太→細川茂樹
輔子(重衡の妻):戸田菜穂
建礼門院徳子:中越典子
平維盛:賀集利樹
平資盛:小泉孝太郎
平時忠:大橋吾郎
領子:かとうかずこ
平頼盛:三浦浩一
平盛国:平野忠彦
能子:山口愛→後藤真希
平清宗:塩顕治→渡邉邦門
建春門院滋子:中江有里
池禅尼:南風洋子
大庭景親:伊藤敏八
律子(清宗の妻):堀有里
鶴羽(清盛生母):堀越美穂
貞光:竹本美知敏
家貞:来須修二
家継:伊藤聡
真砂(時子の侍女):辻葉子
平重盛:勝村政信
時子:松坂慶子
平清盛:渡哲也


☆放送

放送日程

第1回と最終回は1時間拡大版である。第36回は衆議院選挙特番の為地上波7:15〜8:00の放送である。

放送回 放送日 題 演出 視聴率
第1回 2005年1月9日 運命の子 黛りんたろう 24.2%
第2回 2005年1月16日 我が父清盛 黛りんたろう 25.5%
第3回 2005年1月23日 源氏の御曹司 木村隆文 25.9%
第4回 2005年1月30日 鞍馬の遮那王 黛りんたろう 23.6%
第5回 2005年2月6日 五条の大橋 黛りんたろう 26.9%
第6回 2005年2月13日 我が兄頼朝 木村隆文 24.0%
第7回 2005年2月20日 夢の都 木村隆文 23.6%
第8回 2005年2月27日 決別 黛りんたろう 22.2%
第9回 2005年3月6日 義経誕生 黛りんたろう 24.3%
第10回 2005年3月13日 父の面影 柳川強 22.7%
第11回 2005年3月20日 嵐の前夜 柳川強 22.6%
第12回 2005年3月27日 驕る平家 木村隆文 19.6%
第13回 2005年4月3日 源氏の決起 木村隆文 19.0%
第14回 2005年4月10日 さらば奥州 黛りんたろう 20.1%
第15回 2005年4月17日 兄と弟 黛りんたろう 21.9%
第16回 2005年4月24日 試練の時 柳川強 19.9%
第17回 2005年5月1日 弁慶の泣き所 柳川強 20.7%
第18回 2005年5月8日 清盛死す 木村隆文 19.0%
第19回 2005年5月15日 兄へ物申す 木村隆文 19.6%
第20回 2005年5月22日 鎌倉の人質 黛りんたろう 19.7%
第21回 2005年5月29日 いざ出陣 黛りんたろう 21.0%
第22回 2005年6月5日 宿命の上洛 柳川強 21.7%
第23回 2005年6月12日 九郎と義仲 柳川強 18.9%
第24回 2005年6月19日 動乱の都 木村隆文 20.9%
第25回 2005年6月26日 義仲最期 木村隆文 19.3%
第26回 2005年7月3日 修羅の道へ 一木正恵 18.7%
第27回 2005年7月10日 一の谷の奇跡 黛りんたろう 19.5%
第28回 2005年7月17日 頼朝非情なり 柳川強 16.9%
第29回 2005年7月24日 母の遺言 黛りんたろう 18.5%
第30回 2005年7月31日 忍び寄る魔の手 大関正隆 17.3%
第31回 2005年8月7日 飛べ屋島へ 一木正恵 15.3%
第32回 2005年8月14日 屋島の合戦 木村隆文 16.9%
第33回 2005年8月21日 弁慶走る 大関正隆 18.1%
第34回 2005年8月28日 妹への密書 黛りんたろう 15.4%
第35回 2005年9月4日 決戦·壇ノ浦 黛りんたろう 21.1%
第36回 2005年9月11日 源平無常 一木正恵 18.8%
第37回 2005年9月18日 平家最後の秘密 木村隆文 18.4%
第38回 2005年9月25日 遠き鎌倉 大関正隆 16.3%
第39回 2005年10月2日 涙の腰越状 黛りんたろう 15.7%
第40回 2005年10月9日 血の涙 一木正恵 13.5%
第41回 2005年10月16日 兄弟絶縁 柳川強 15.5%
第42回 2005年10月23日 鎌倉の陰謀 柳川強 13.5%
第43回 2005年10月30日 堀川夜討 大杉太郎 15.3%
第44回 2005年11月6日 静よさらば 木村隆文 16.5%
第45回 2005年11月13日 夢の行く先 木村隆文 16.3%
第46回 2005年11月20日 しずやしず 黛りんたろう 15.6%
第47回 2005年11月27日 安宅の関 柳川強 15.0%
第48回 2005年12月4日 北の王者の死 木村隆文 16.9%
最終回 2005年12月11日 新しき国へ 黛りんたろう 19.7%


☆総集編スペシャル
2005年12月24日、25日に放送。滝沢が義経と邂逅する新撮映像と主従座談会の一部が番組の前後に追加された。

第1部『義経誕生』(2005年12月24日 19:30〜20:45)
第2部『軍神降臨』(2005年12月25日 16:45〜18:00)
第3部『英雄伝説』(2005年12月25日 19:30〜20:45)
主従座談会(2005年12月16日 21:15〜21:58 24日 13:05〜13:48)

ソフトウェア

☆NHK大河ドラマ・ストーリー
義経 前編・後編

☆CD
NHK大河ドラマ「義経」音楽絵巻(オリジナル・サウンド・トラック) - エイベックス株式会社

☆DVD
義経 完全版 第壱集 - ジェネオンエンタテインメント株式会社
義経 完全版 第弐集 - ジェネオンエンタテインメント株式会社
義経 総集編 - アミューズソフトエンタテインメント株式会社


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E
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2007年04月13日

「新撰組!」

☆新選組! 【NHK大河ドラマ】

新選組!(しんせんぐみ)は、2004年1月11日〜12月12日に放送された43作目のNHK大河ドラマである。作・脚本三谷幸喜。主演香取慎吾(SMAP)。2007年1月22日よりNHKハイビジョンにて再放送されている。


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注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


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☆あらすじ

元治元年、京都で近藤勇、土方歳三率いる新選組は不逞浪士の取締に出動。長州藩の桂小五郎は取り逃がすも沖田総司などの活躍により大きな成果を挙げる。この事件を聞いた坂本龍馬は10年前の江戸での出来事を思い出す・・・。


☆作品内容と反響

第43作NHK大河ドラマ。近藤勇を主人公に、京都守護職下の警備組織として知られる新選組が題材。幕末を扱うのは1998年の『徳川慶喜』以来。主演の香取慎吾は大河ドラマ初出演。原作・脚本は舞台や民放ドラマを多く手がける三谷幸喜。近藤と坂本龍馬や桂小五郎が江戸で知り合っているなど新解釈を盛り込みながら、同じ三谷脚本の『竜馬におまかせ』(日本テレビ系列)でも掲げた「幕末青春グラフティ」(尊皇攘夷の名の元に若者達が繰り広げる青春群像劇)をテーマに、「近藤勇の人生における重要な49日」を取り上げ、基本的にその1日を1話で構成するスタンスをとった作品。

大河ドラマとしては『琉球の風』以来11年ぶりにテーマ曲に歌詞がつけられた(歌詞は三谷の手によるもので、第26回からは歌詞の字幕が表示されるようになった。ちなみにその年の紅白でも歌われた)。それとともに「語りが一切無い大河ドラマ」(ただし、アバンタイトルにおける史実の説明は除く)としても異例で、語り手による説明が省かれたことによって没入感が増し、登場人物の心情を視聴者の判断に委ねることにより、ドラマの進行がスムーズかつテンポの良いものになった。尚本編の後日談の形で作られた総集編では、みつ役の沢口靖子が語り、という形になっている。

物語中盤の山場となる池田屋事件の舞台となった池田屋のセットは、実際の建物の設計図を元に組まれた。その為映画などでお馴染の大階段は存在せず(もともと大階段は創作。実際の「うなぎの寝床」な当時の京の家屋で、あんな大きな階段がしかも玄関にあるのは不自然である)、史実に近い暗くて狭い池田屋となった。これに代表されるように、これまで描かれてきた新選組の固定化されたイメージの刷新に取り組んでおり、タイトルの「!」マークにはこれぞ新選組だという思いが込められている(三谷自身は照れ隠しのためか画数で験担ぎをしたとも述べている)。

それに伴い、これまで年配の役者が演じることが多かった隊士や志士役には、実際の年齢に近い若手俳優や小劇場界で活躍する舞台俳優を積極的に起用した。若いながらも次代を担う実力派俳優が顔を揃え、特に若年層のようなこれまで大河ドラマに縁のなかった世代に根強いファンを得たが、反面、俳優達のテレビにおける知名度の低さから、従来の大河ドラマの視聴者層からはあまり受け入れられなかったとされる。平均視聴率は17.4%と低迷に苦しんだが(歴代平均視聴率ワースト5位)、隊士をはじめ一人一人のキャラクターを丁寧に描いた点で評価は高い(延べ出演者数は大河ドラマ最多)。またこの作品をきっかけに山本耕史・堺雅人など舞台出身の俳優が注目を集め、特に山南敬助(堺)の切腹した回は放送当日の反響の電話が鳴り止まず、その年末のアンコールでも一位に選ばれている。さらに2005年に行った「好きな大河ドラマは?」というアンケートでは2位に入った(1位は『独眼竜政宗』)。

一方、近藤を主人公と定めたために最終回は主人公・近藤の死によって締めくくられ、近藤の死後に土方が新選組を率いて転戦した会津・箱館が登場しなかったために、同地の関係者からは不満の声が寄せられたという。

こうした事情や続編を望む視聴者の声を背景に2006年1月3日には正月時代劇として、続編にあたる『新選組!! 土方歳三 最期の一日』を放送。大河ドラマでは異例の続編の放送となった。作・脚本は引き続き三谷幸喜。主演は山本耕史。『新選組!』の主要出演者(試衛館の仲間達と会津侯)も土方の回想内という形で登場したが、本編の主人公であった香取は『西遊記』(フジテレビ系列)撮影のためオーストラリアへ行っており、スケジュール調整が効かなかったのか、本編の映像を用いてエンディングに一瞬だけ登場するにとどまった。

香取が出演するテレビ朝日系の番組『SmaSTATION-4』では、香取やSMAPのメンバーが出演したドラマ・映画のプロモーションを兼ねて共演者がスタジオに登場することがあり、『新選組!』の主要キャストも例に漏れず最終回放映前日に番組出演したが、NHKの作品を他局の番組で本編映像も織りまぜながらプロモーションするというのは異例中の異例であった。またフジテレビ系の番組『SMAP×SMAP』では三谷自身が書いた「局長!」というコントまで作られ、『笑っていいとも!』では香取がドラマの衣装で登場したこともあった。

新選組最大のライバルである長州藩の維新志士、高杉晋作は何故か登場せず、『イヨッ!!征夷大将軍!』と徳川家茂公に暴言を浴びせ、顰蹙を買うという、声の出演のみであった。


☆新選組!出演者と新選組

土方歳三の兄・土方為次郎役の栗塚旭と、沖田総司の療養先の植木屋平五郎役の島田順司は、NETのテレビドラマ『新選組血風録』(1965年)『燃えよ剣』(1970年)でそれぞれ土方歳三と沖田総司を演じていた。現在に通じる沖田人気はこの島田順司によるところが大きい。余談だが、彼の名「じゅんし」に引っ掛けて、本来は誤読である「おきた「そうし」」という呼び方がある程度定着してしまっている。また『新選組血風録』で斎藤一を演じた左右田一平の出演も予定されていたが、本人の体調不良によって実現しなかった(体調回復後、NHK大河ドラマ『義経』(2005年)第一回に出演)。
小野川秀五郎役の瑳川哲朗は、NHK大河ドラマ『三姉妹』(1967年)で近藤勇を演じていた。
芹沢鴨役の佐藤浩市の父・三國連太郎も、映画『新選組』(1969年)で芹沢鴨を演じていた。
粕谷新五郎役の伊吹吾朗は、テレビドラマ『新選組』(1973年・フジテレビ)で永倉新八を、映画『炎のごとく』(1981年)で土方歳三を演じていた。
ささきいさおが演じる内山彦次郎は、オダギリジョー演じる斎藤一によって討たれる。ささきいさおはアニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(1978年)にて声優として「斎藤始」というキャラクター(造形やキャラ設定は全くの別物)を演じており、奇しくも、新旧の「さいとう・はじめ」の出会いであった。なお、『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』には、新選組が由来と思わせる名前の登場人物が非常に多い。
近藤勇の兄・宮川音五郎役の阿南健治は、三谷幸喜脚本の舞台『彦馬がゆく』(1990年・1993年)や、テレビドラマ『竜馬におまかせ!』(1996年・日本テレビ)で近藤勇を演じたため、三谷作品における「近藤勇」といえば、阿南健治を指すほどだった。
桂小五郎役の石黒賢はテレビドラマ『竜馬がゆく』(1997年・TBS)でも桂小五郎を演じていた。また同ドラマには、沖田みつ役の沢口靖子がおりょうを演じている。
佐々木只三郎役の伊原剛志は、テレビドラマ『壬生義士伝』(2002年・テレビ東京)で土方歳三を演じていた。
坂本龍馬役の江口洋介は、三谷幸喜原作・脚本の映画『竜馬の妻とその夫と愛人』(2002年)で竜馬にあこがれ、竜馬にそっくりの愛人・虎蔵を演じており、「新選組!」で龍馬役に抜擢された際、「やっと本人になれた」と言っている。また同作品には、お梅役の鈴木京香がおりょうを演じていた。
映画『壬生義士伝』(2003年)で佐藤浩市は斎藤一を、山南敬助役の堺雅人は沖田総司を演じていた。堺雅人の本作山南役のオファーはこの映画の撮影中になされた。また同作品では、秋月悌次郎役の堀部圭亮が篠原泰之進を演じていた。


☆スタッフ

作:三谷幸喜
音楽:服部隆之 
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団
テーマ音楽指揮:広上淳一
テノール独唱:ジョン・健・ヌッツォ
演奏:フェイス・ミュージック
時代考証:大石学、山村竜也
建築考証:平井聖
衣装考証:小泉清子
音楽考証:奥中康人
殺陣武術指導:林邦史朗
所作指導:西川箕乃助
邦楽指導:本条秀太郎
資料提供:三野行徳、開陽丸、長崎ハウステンボス、総本山長谷寺、南観音山保存会、徳川記念財団
題字:荻野丹雪
版画:木田安彦
京ことば指導:井上裕季子
土佐ことば指導:岡林桂子
薩摩ことば指導:西田聖志郎
御所ことば指導:堀井令以知
協力:京都府、京都市、茨城県、茨城県伊奈町、千葉県フィルムコミッション、千葉県立房総のむら、会津若松市フィルムコミッション、大本山金戒光明寺、長崎ハウステンボス、神奈川県小田原市、亀山御坊本徳寺他
制作統括:吉川幸司
演出:清水一彦、伊勢田雅也、吉田浩樹、山本敏彦、小林大児、土井祥平、吉川邦夫(担当の回については放送日程に記載)
語り:小寺康雄(アヴァンタイトル部分)
新選組を行く

語り:伊東敏恵
テノール独唱:ジョン・健・ヌッツォ


☆出演 

新選組

試衛館の仲間達(主要人物の9人)
島崎勝太→近藤勇⇔大久保剛⇔大久保大和(局長):香取慎吾(SMAP)
沖田惣次郎→沖田総司(副長助勤→一番組長):田辺季正→藤原竜也
土方歳三⇔内藤隼人(副長):山本耕史
山口一→斎藤一(副長助勤→三番組長):オダギリジョー
藤堂平助(副長助勤→八番組長):中村勘太郎
原田左之助(副長助勤→十番組長):山本太郎
山南敬助(副長→総長):堺雅人
永倉新八(副長助勤→二番組長):山口智充(DonDokoDon)
井上源三郎(副長助勤→六番組長):小林隆


水戸派(精忠浪士組)

芹沢鴨(筆頭局長):佐藤浩市
新見錦(局長→副長):相島一之
平間重助(副長助勤):剛州
平山五郎(副長助勤):坂田聡
野口健司(副長助勤):岡本幸作
又三郎→佐伯又三郎(八木家奉公人→副長助勤):松谷賢示(水玉れっぷう隊)


御陵衛士となった隊士(伊東道場一派)

伊東大蔵→伊東甲子太郎(参謀):谷原章介
加納鷲雄:小原雅人
篠原泰之進:小梶直人
服部武雄:梶浦昭生
三木三郎(九番組長):平泉陽太
中西昇:猪狩賢二


その他の新選組隊士

武田観柳斎(軍師・五番組長):八嶋智人
島田魁:照英
河合耆三郎:大倉孝二
松原忠司(四番組長):甲本雅裕
山崎烝:桂吉弥
尾形俊太郎:飯田基祐
浅野薫:中村俊太
尾関雅次郎:熊面鯉
葛山武八郎:平畠啓史(DonDokoDon)
谷三十郎(七番組長):まいど豊
谷万太郎:若松力
谷昌武→近藤周平⇔谷周平:浅利陽介
安藤早太郎:河西祐樹
奥沢栄助:松島圭二朗
新田革左衛門:赤堀二英
大石鍬次郎:根本慎太郎
茨木司:大塚幸太
佐野七五三之助:安藤聖
中村五郎:鈴木慶太
富川十郎:長倉正和


壬生浪士組同志

粕谷新五郎:伊吹吾朗
殿内義雄:生瀬勝久
根岸友山:奥村公延
家里次郎:かなやす慶行
遠藤丈庵:鈴木健
阿比留鋭三郎:矢部太郎(カラテカ)


多摩・試衛館の人々

近藤周助→近藤周斎(近藤勇の養父):田中邦衛
近藤ふで(近藤勇の養母):野際陽子
沖田みつ(沖田総司の姉):沢口靖子
滝本捨助(近藤勇の幼馴染):中村獅童
佐藤のぶ(土方歳三の姉):浅田美代子
佐藤彦五郎(土方歳三の義兄・近藤勇の義兄弟):小日向文世
小島鹿之助(多摩の名主・近藤勇の義兄弟):小野武彦
宮川音五郎(近藤勇の兄):阿南健治
土方為次郎(土方歳三の兄):栗塚旭
松井つね→近藤つね(近藤勇の妻):田畑智子
滝本繁蔵(滝本捨助の父):沼田曜一
宮川勇五郎(音五郎の子):木挽礼
なつ(近藤ふでの古い友人):岩崎加根子
沖田林太郎(沖田総司の義兄):日野陽仁
松井八十五郎(近藤つねの父):浅沼晋平
松井きぬ(近藤つねの母):芦沢孝子
萩原糺(紅白試合紅組総大将):榎木兵衛
寺尾安次郎(試衛館門人):小林ひでのり
徳次郎(試衛館門人):飯田まさと
ひも爺(土方歳三の行商仲間):江幡高志
近藤たま(近藤勇の娘):山城毬花→鎗田千裕→松元環季
井上源三郎の姪:日高里菜、小池彩夢
※滝本捨助は実在の人物・松本捨助をモデルにした、主要人物では唯一の架空の人物。


京の人々

お幸⇔深雪太夫(近藤勇の愛人):枚田菜々子→優香
お孝(深雪太夫の妹):金子莉菜→優香(二役)
おりょう(坂本龍馬の妻):麻生久美子
幾松(桂小五郎の妻):菊川怜
お登勢(寺田屋女将):戸田恵子
八木源之丞(壬生郷士・八木家当主):伊東四朗
八木秀二郎→八木ひで(八木源之丞の娘):吹石一恵
八木雅(八木源之丞の妻):松金よね子
お梅(芹沢鴨の愛人):鈴木京香
まさ(原田左之助の妻):はしのえみ
小常→おその(永倉新八の愛人):小西美帆
孝庵(医師):笹野高史
おすず→明里(山南敬助の愛人):鈴木砂羽
久(八木雅の母):正司歌江
八木為三郎(八木源之丞の息子):巻嶋一将
房吉(八木家奉公人):星ルイス
前川荘司(壬生郷士):谷本一
庄屋(壬生郷士):久保晶
初菊(花魁):平岩紙
菱屋太兵衛(呉服屋):藤田宗久
池田屋惣兵衛(池田屋主人):岡田正
京屋忠兵衛(京屋主人):横山あきお
西村兼文(西本願寺侍臣):本間憲一
お初(仙波甲太郎の妻):清水美那
鹿野峯吉(書物商):篠原勇
オウム:山口智充(DonDokoDon)(声)
※八木家には子女がいたらしいが、この娘は亡くなっている。その時の葬儀において、近藤と芹沢が帳場をしきった、という記録があるので、この子女と、エピソードを元に「ひで」と「久」が誕生したと思われる。また、「ひで」が男装した時に名乗った「八木秀二郎」は、八木源之丞の長男の名で、実在の人物。


幕末の志士たち

土佐藩

坂本龍馬:江口洋介
武市半平太:デビット伊東
望月亀弥太:三宅弘城
北添佶摩:松井工
中岡慎太郎:増沢望
谷守部:粟根まこと
上田楠次:山崎一


長州藩

桂小五郎→木戸貫治→木戸孝允:石黒賢
久坂玄瑞:池内博之
吉田稔麿:佐藤一平
寺島忠三郎:加藤大治郎
入江九一:渡辺航
仙波甲太郎:宅間孝行
三吉慎蔵:荘司優希


薩摩藩

大島吉之助→西郷吉之助:宇梶剛士
有馬藤太:古田新太
伊牟田尚平:中村まこと
神田橋直助:小林健一
高崎左太郎:政岡泰志
大久保一蔵:保村大和
黒田了介:峯尾進


その他

佐久間象山(松代藩士):石坂浩二
清河八郎(出羽郷士):白井晃
橋本左内(福井藩士):山内圭哉
広岡子之次郎(水戸脱藩):橋本じゅん
稲田重蔵(水戸脱藩):山下大輔
伊藤軍兵衛(松本藩士):光石研
祐天仙之助(浪士組隊士):渡部雄作
大村達尾(浪士組隊士):江畑浩規
池田徳太郎(浪士組隊士):野仲功
村上俊五郎(浪士組隊士):立川政市
真木和泉(久留米脱藩):大谷亮介
古高俊太郎(近江郷士):中山俊
宮部鼎蔵(肥後脱藩):四方堂亘
河上彦斎(肥後藩士):高杉亘
大場一真斎(水戸藩士):佐渡稔
渡辺久郎左衛門(彦根藩士):佐藤拓之
香川敬三(水戸藩士):松本きょうじ


会津藩

松平容保(京都守護職・会津藩主):筒井道隆
広沢富次郎(公用方):矢島健一
秋月悌次郎(公用方):堀部圭亮
小森久太郎(公用方):荒木優騎
手代木直右衛門:原康義
林権助:三谷昇


幕府

佐々木只三郎(浪士組取締→京都見廻組与頭):伊原剛志
勝海舟(軍艦奉行→陸軍総裁):野田秀樹
山岡鉄太郎→山岡鉄舟(浪士組取締→精鋭隊歩兵頭格):羽場裕一
内山彦次郎(大坂西町奉行所与力):ささきいさお
永井尚志(大目付):佐藤B作
一橋慶喜→徳川慶喜(将軍後見職→第15代征夷大将軍):今井朋彦
榎本武揚(海軍副総裁):草g剛(SMAP)(友情出演)
市川宇八郎→芳賀宜道(松前藩脱藩→靖兵隊隊長):八十田勇一
松平主税助→松平上総介(講武所教授方→浪士組取扱):藤木孝
鵜殿鳩翁(浪士組取扱):梅野泰靖
速見又四郎(浪士組取締並):七海智哉
井沢(大坂西町奉行所与力):清田正裕
松前伊豆守(老中格):大石継太
松本良順(西洋医学所頭取):田中哲司
松平定敬(京都所司代・桑名藩主):高橋一生
広島藩役人:濱口優(よゐこ)
松浦安左衛門(幕臣):森田ガンツ
小松(菜葉隊士):ビビる大木(友情出演)
※史実上の菜葉隊は、横浜居留地の警備を担当していた旗本部隊(結成は新選組より早い)を母体とする集団であるが、ビビる大木が演じた小松は架空の人物(配役は、はっぱ隊→菜葉隊、という駄洒落による)。
※続編の『新選組!! 土方歳三 最期の一日』では、榎本武揚役は、草g剛ではなく、片岡愛之助が演じている。
※今井朋彦は徳川慶喜役で出演後、エステー化学の製品「消臭プラグ」のCMにて慶喜役とほとんど変わらない殿様役として2年以上出演している。



朝廷

孝明帝(第121代天皇):中村福助
岩倉友山(公家):中村有志
中川宮(皇族):浜口悟
鷹司輔熈(関白):立川三貴
中山忠能(公家):仲恭司
明治天皇(第122代天皇):中川景四


その他市井

お琴(土方歳三の許婚):田丸麻紀
小野川秀五郎(大坂小野川部屋親方):瑳川哲朗
植木屋平五郎(沖田総司の療養先):島田順司
おしず(土方歳三の元恋仲):乙葉
そば屋の主人:木村祐一
お富(ヒュースケンの恋人):木村多江
月廼屋仲助(お琴の父):福永幸男
月廼屋清蔵(お琴の兄):農崎裕二
小六(博徒):亀山忍
熊川熊五郎(小野川部屋力士):舞の海秀平
黒神(小野川部屋大坂横綱):大至
行司:第30代木村庄之助
山田藤吉(坂本龍馬の用心棒):松村明
板倉槐堂(絵師):舟田走
女(五兵衛新田の通りすがり):安めぐみ
とみ(近藤勇板橋宿幽閉先の少女):太田あやか


異国人

ヒュースケン(アメリカ公使館書記):川平慈英
ハリス(アメリカ総領事):マーティ・キーナート


☆放送

放送日程

第1回と最終回は1時間拡大版である。第27回は参議院選挙特番のため地上波19:15〜20:00の放送だった。

放送回 放送日 題 演出 新選組を行く 視聴率
第1回 2004年1月11日
黒船が来た 清水一彦 浦賀とペリー来航 26.3%
第2回 2004年1月18日
多摩の誇りとは 清水一彦 近藤勇の故郷・調布市 23.9%
第3回 2004年1月25日
母は家出する 清水一彦 土方歳三の故郷・日野市 20.3%
第4回 2004年2月1日
天地ひっくり返る 清水一彦 桜田門と江戸城 20.6%
第5回 2004年2月8日
婚礼の日に 清水一彦 近藤勇の故郷・調布市 20.4%
第6回 2004年2月15日
ヒュースケン逃げろ 伊勢田雅也 試衛館と天然理心流 19.9%
第7回 2004年2月22日
祝四代目襲名 伊勢田雅也 勇の稽古着・小島資料館 19.7%
第8回 2004年2月29日
どうなる日本 伊勢田雅也 江戸の三大道場 18.5%
第9回 2004年3月7日
すべてはこの手紙 伊勢田雅也 象山の故郷 松代 19.8%
第10回 2004年3月14日
いよいよ浪士組 伊勢田雅也 土方歳三の故郷 日野 15.6%
第11回 2004年3月21日
母上行って来ます 清水一彦 清河八郎と伝通院 17.5%
第12回 2004年3月28日
西へ! 清水一彦 隊士になりたかった男 松本捨助 14.0%
第13回 2004年4月4日
芹沢鴨、爆発 伊勢田雅也 芹沢鴨と水戸、玉造 15.6%
第14回 2004年4月11日
京へ到着 伊勢田雅也 新選組屯所 八木邸 14.4%
第15回 2004年4月18日
行くか、残るか 清水一彦 新徳寺 17.6%
第16回 2004年4月25日
一筆啓上、つね様 清水一彦 壬生寺と壬生狂言 16.6%
第17回 2004年5月2日
はじまりの死 伊勢田雅也 旧前川邸 15.6%
第18回 2004年5月9日
初出動! 壬生浪士 伊勢田雅也 会津本陣 金戒光明寺 15.4%
第19回 2004年5月16日
通夜の日に 吉田浩樹 忠義の藩主 松平容保 15.5%
第20回 2004年5月23日
鴨を酔わすな 吉田浩樹 六番組長 井上源三郎 15.3%
第21回 2004年5月30日
どっこい事件 清水一彦 大阪と隊士たち 14.2%
第22回 2004年6月6日
屋根の上の鴨 伊勢田雅也 桂小五郎の妻 幾松 17.9%
第23回 2004年6月13日
政変、八月十八日 伊勢田雅也 京都御所 蛤御門 16.8%
第24回 2004年6月20日
避けては通れぬ道 清水一彦 新選組の語り部 永倉新八 17.8%
第25回 2004年6月27日
新選組誕生 清水一彦 芹沢襲撃 八木邸 19.3%
第26回 2004年7月4日
局長 近藤勇 伊勢田雅也 吉田松陰と長州、萩 17.4%
第27回 2004年7月11日
直前、池田屋事件 伊勢田雅也 京都 霊山歴史館 13.4%
第28回 2004年7月18日
そして池田屋へ 清水一彦 京都 池田屋へ 16.6%
第29回 2004年7月25日
長州を討て 山本敏彦 久坂玄瑞と長州、萩 14.4%
第30回 2004年8月1日
永倉新八、反乱 山本敏彦 京都 霊山墓地 17.6%
第31回 2004年8月8日
江戸へ帰る 伊勢田雅也 京都 明保野亭事件 16.5%
第32回 2004年8月15日
山南脱走 伊勢田雅也 浪士組外伝 14.8%
第33回 2004年8月22日
友の死 伊勢田雅也 総長 山南敬助と光縁寺 16.1%
第34回 2004年8月29日
寺田屋大騒動 山本敏彦 第二の屯所 西本願寺 18.1%
第35回 2004年9月5日
さらば壬生村 山本敏彦 南部藩脱藩 吉村貫一郎 18.7%
第36回 2004年9月12日
対決見廻組! 伊勢田雅也 西郷隆盛と勝海舟 16.0%
第37回 2004年9月19日
薩長同盟締結! 清水一彦 薩摩藩邸跡と薩長同盟 15.9%
第38回 2004年9月26日
ある隊士の切腹 山本敏彦 寺田屋とお龍 16.2%
第39回 2004年10月3日
将軍、死す 伊勢田雅也 谷三兄弟 14.5%
第40回 2004年10月10日
平助の旅立ち 清水一彦 龍馬の故郷 土佐 14.2%
第41回 2004年10月17日
観柳斎、転落 小林大児 龍馬 脱藩への道 16.0%
第42回 2004年10月24日
龍馬暗殺 清水一彦 龍馬 暗殺 16.5%
第43回 2004年10月31日
決戦、油小路 伊勢田雅也 伊東甲子太郎と藤堂平助 19.6%
第44回 2004年11月7日
局長襲撃 土井祥平 近藤勇 狙撃 17.9%
第45回 2004年11月14日
源さん、死す 清水一彦 鳥羽伏見の戦い 16.0%
第46回 2004年11月21日
東へ 清水一彦 病の天才剣士 沖田総司 18.5%
第47回 2004年11月28日
再会 清水一彦 甲陽鎮撫隊敗れる 17.3%
第48回 2004年12月5日
流山 吉川邦夫 近藤、土方離別の地 流山 16.2%
最終回 2004年12月12日
愛しき友よ 清水一彦 新選組それぞれの道 21.8%

※三谷によれば、各話のタイトルもリンクが意識されており、『5.婚礼の日に』⇔『19.通夜の日に』、『39.将軍、死す』⇔『45.源さん、死す』、『12.西へ!』⇔『46.東へ』などは意図的につけられたタイトルと思われる。


☆新選組!スペシャル

2004年12月26日、29日と2006年1月3日に放送。未公開映像も追加された。「明治5年の東京におけるみつの懐古」という形で、沢口靖子が出演・本編には無かった語りを担当している。そのためか、坂本龍馬が伝え聞いた事件という設定の、第1話冒頭の隊士出動の場面は入っていない。各部の最後にはメインの隊士達が私服で登場する座談会が組まれた。

各部 放送日・放送時間 サブタイトル 演出 視聴率

第1部 2004年12月26日 16:45 - 18:00
2004年12月29日 12:10 - 13:25
2006年1月3日 15:20 - 16:35
武士になる! 清水一彦・伊勢田雅也 5.6%

第2部 2004年12月26日 19:30 - 20:45
2004年12月29日 13:25 - 14:40
2006年1月3日 16:45 - 18:00
新選組誕生 清水一彦・伊勢田雅也・吉田浩樹 7.8%

第3部 2004年12月26日 21:00 - 22:15
2004年12月29日 14:40 - 15:55
2006年1月3日 19:30 - 20:45
愛しき友よ 清水一彦・伊勢田雅也・山本敏彦・吉川邦夫 6.8%

※視聴率は2004年に放送した視聴率


☆あなたのアンコール2004
2004年12月30日に放送。堺雅人のメッセージがあった。

どんとこい新選組! 隊士座談会
新選組! 第33回「友の死」
(アヴァンタイトル部分が本放送とは異なる)

ソフトウェア

☆NHK大河ドラマ・ストーリー

新選組! 前編 ISBN 9784149233390 - NHK出版
新選組! 後編 ISBN 9784149233406 - NHK出版

☆その他の書籍

三谷幸喜のありふれた生活3 大河な日日 ISBN 9784022579300 - 朝日新聞社

☆CD
NHK大河ドラマ新選組! オリジナル・サウンドトラック - ユニバーサルミュージック株式会社
NHK大河ドラマ新選組! オリジナルサウンドトラック 第二集 - ジェネオンエンタテインメント株式会社

☆DVD
新選組!完全版 第壱集 -
ジェネオンエンタテインメント株式会社
新選組!完全版 第弐集 -
ジェネオンエンタテインメント株式会社
新選組!スペシャル -
アミューズソフトエンタテインメント株式会社

☆関連項目
新選組!! 土方歳三 最期の一日(大河ドラマ初の続編として2006年の正月時代劇として製作)
北斗(放送期間中、タイアップで「スーパー北斗」の一部先頭車両がラッピング塗装となる・画像あり)


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E
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2007年04月12日

「武蔵 MUSASHI」

☆武蔵 MUSASHI【NHK大河ドラマ】

武蔵 MUSASHI(むさし)は、NHKで2003年1月5日〜12月7日にかけて放送された大河ドラマ。

☆概要

吉川英治作品の大河ドラマ化は1991年の『太平記』以来で、4作目となる。主演の市川新之助(現:市川海老蔵)は、1994年の『花の乱』出演以来。武蔵の幼馴染本位田又八には堤新一、幼馴染で恋人となるお通役には米倉涼子、宿敵・佐々木小次郎にはTOKIOメンバーの松岡昌宏、小次郎の恋人となる琴役は2006年『功名が辻』では主演を務める仲間由紀恵が二役を演じ、お篠は宮沢りえが演じた。後半の宿敵となる柳生宗矩は中井貴一が演じた。また、脚本には鎌田敏夫が起用され、音楽にエンニオ・モリコーネを迎えるなど、キャスティングでのトレンディドラマ色が着目され一時は話題性に富んだが、一方で、視聴率は低迷し、昨今の大河ドラマの衰退を裏付ける要素であるという批判的意見もあった。

原作は宿敵佐々木小次郎との決闘である巌流島で終結しているが、巌流島以降のエピソードが描かれ、後半では、キリシタンの村を作り、武蔵を敵視する柳生宗矩から守り抜こうとするエピソードが描かれている(史実において武蔵が島原の乱で幕府方についた行動と矛盾している)。

各回のタイトルの大半に「!」マークが付いている。中盤の山場となる巌流島の回ではデジタルカメラ3百万台を使用して特殊効果を出す試みも行われた。巌流島の決闘以降、殆ど回想シーン(一度放映された場面)ばかりで再編成された番組が複数回放送され、視聴者からの反発を招いた。

また、武蔵とは何の絡みもない淀殿を中心とした豊臣家の芝居が挿入されたり、大坂城が落城する際には戦場で何もしない武蔵が描かれた事などに対して、疑問や批判の声もあがった。なお、総集編では宮本武蔵の定番エピソードである宍戸梅軒との対決が収録されておらず、お通の行動も大幅に変更されている。

本ドラマの放映に先駆けて、前年2002年のNHK紅白歌合戦にて、主役である宮本武蔵役の市川新之助が審査員として参加。佐々木小次郎役の松岡昌宏(TOKIO)、胤舜役の浜田学、阿厳役の武藤敬司が役どおりの衣装で登場。松岡が「武蔵、勝負!」と言ったところ、新之助が本当にステージ上に行こうとして、松岡は「いいよ、進行とかいろいろあるんだよ」とツッコんで淡々と進行を続けた。


☆著作権侵害問題

第1回の夜盗襲撃シーンは茨城県にロケセット「伊吹山の庄屋の家」を製作した撮影であったが黒澤明監督の映画『七人の侍』(1954年)に酷似している部分があるとして、放送終了後に黒澤プロから著作権侵害などを理由に訴えられたが、2005年に東京地方裁判所は請求を棄却した。その為か、NHK、NHK-BSでの黒澤作品(特別番組も含む)の放送は途絶えたままである。

この著作権侵害問題があってか未だDVD化の話は無く、同じ原作である井上雄彦作の漫画『バガボンド』の人気に便乗し作られた大河ドラマだという批判に加え、NHKが1984年に大河ドラマとは別枠で制作した新大型時代劇『宮本武蔵』との比較など、近年の大河ドラマの中で最も評価が低い。一方でキャスト・スタッフの豪華さから、著作権侵害もないという判決になったので、再放送かDVDを望む声も根強くある。



☆スタッフ

「武蔵」装飾のJR九州787系電車原作・・・吉川英治(『宮本武蔵』より)
脚本・・・鎌田敏夫
音楽・・・エンニオ・モリコーネ
テーマ音楽演奏・・・ローマ交響楽団 
テーマ音楽指揮・・・エンニオ・モリコーネ
時代考証・・・二木謙一
題字・・・・
語り手・・・橋爪功
演出・・・・木村隆文、野田雄介、尾崎充信
制作統括・・・一井久司、古川法一郎
岡山県、兵庫県姫路市、山梨県小淵沢町


☆配役

宮本武蔵 - 増田貴久→市川新之助
本位田又八 - 内山眞人→堤真一
お通 - 桜井真琴→米倉涼子(一部吹き替え:高橋ユミ)
朱実 - 内山理名
お甲 - かたせ梨乃
柳生兵庫助(柳生利巌) - 高嶋政伸
八重/琴(二役)- 仲間由紀恵
茨木屋又右衛門 - 磯部勉
祇園藤次 - 阿部寛
おりん - 和久井映見
亜矢 - 寺島しのぶ
吉岡清十郎 - 榎木孝明
吉岡伝七郎 - 光石研
日観 - 長門勇
胤舜 - 浜田学
阿厳 - 武藤敬司
権六 - 谷啓
お吟 - 菊池麻衣子
鐘巻自斎 - 津嘉山正種
細川忠利 - 阪本浩之
俵屋宗達 - イ・ユンゴ
和賀忠親 - 畠中洋
城太郎 - 三浦春馬
たみ - 洞口依子
柳生三巌 - 岩田佳也
大久保忠隣 - 石橋雅史
藤堂高虎 - 誠直也
出雲阿国 - 片岡京子
豊臣秀頼 - 新晋一郎
明石全登 - 京本政樹
片桐且元 - 入川保則
本多正純 - 鴈龍太郎
板倉勝重 - 坂部文昭
金地院崇伝 - 平松慎吾
常高院 - 姿晴香
千姫 - 橋本愛実
豊臣国松 - 斉藤大河
結姫 - 上別府里枝
佐々木小次郎 - 大高力也→松岡昌宏
お篠 - 宮沢りえ
徳川家康 - 北村和夫
徳川秀忠 - 2代目中村獅童
阿茶局 - 泉晶子
お六 - 須藤温子
本阿弥光悦 - 津川雅彦
妙秀尼 - 淡路恵子
吉野太夫 - 小泉今日子
宗仁 - 茂山逸平
田口玄竜 - 本田博太郎
半瓦弥治兵衛 - 哀川翔
宍戸梅軒 - 吉田栄作
かつ - 水野美紀
ルシア - 高橋惠子
伊達政宗 - 西村和彦
原田休雪 - 遠藤憲一
池田輝政 - 5代目中村勘九郎
新免無二斎 - ビートたけし
内山半兵衛 - 西田敏行
夢想権之助 - 大柴邦彦
たか - 左時枝
小野忠明 - 林邦史朗
菰の十郎 - 山崎裕太
庄司甚内 - 六平直政
石母田外記 - 沼田爆
大鳥追松 - 寺島進
青木丹左衛門 - 伊藤敏八
植田涼平 - 甲本雅裕
小橋蔵人 - 増田由紀夫
赤壁八十馬 - うじきつよし
山添団八 - 丹波義隆
黒崎弥六 - 六角精児
苑田銀六 - 不破万作
片山幽鬼 - 田中要次
大山余五郎 - 宮内敦士
山田助右衛門 - 笹野高史
香山半太夫 - 村田宏
弥二郎 - 古本新之輔
重源 - 江幡高志
祐筆 - 夢路いとし
小茶 - 内田莉紗
吉弥 - ダンカン
高音 - 緒川たまき
やす - 角替和枝
慧言 - 麿赤兒
お菊 - 広末涼子
茂介 - 中村梅雀
飲み屋の主人 - 谷津勲
代官 - 和田周
商人 - 池田鉄洋
禿 - 永井杏
柳生宗矩 - 中井貴一
柳生厳勝 - 永島敏行
さく - 金沢碧
柳生久斎 - 岸田敏志
柳生徳斎 - 大島宇三郎
真田幸村 - 中村雅俊
真田大助(真田幸昌) - 東新良和
利世 - 坂口良子
あぐり - 山口このみ
おしょぶ - 山本ルミ
なほ - 長与梨加
大野治房 - 佐々木主浩
淀殿 - 若尾文子
大野治長 - 近藤正臣
児島備前 - 宇津井健
細川忠興 - 夏八木勲
岩間角兵衛 - 寺田農
お光 - すほうれいこ
あかねや絃三 - 江守徹
本多正信 - 西郷輝彦
お杉 - 中村玉緒
沢庵(沢庵宗彭) - 渡瀬恒彦
柳生石舟斎(柳生宗巌) - 藤田まこと
その他 - 熊面鯉、升野英和(バカリズム)、松下敏宏(バカリズム)、植村喜八郎、福地亜紗美、城後光義(ゆーとぴあ)、帆足新一(ゆーとぴあ)


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E
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2007年04月11日

「利家とまつ」

☆利家とまつ〜加賀百万石物語〜【NHK大河ドラマ】

利家とまつ〜加賀百万石物語〜(としいえとまつ〜かがひゃくまんごくものがたり〜)は、NHKで2002年1月6日〜12月15日(6月30日は日韓サッカーWC決勝戦のため休止)にかけて放送された大河ドラマ。


☆作品内容と反響

尾張出身の武将で、織田信長・豊臣秀吉に仕えて加賀藩主前田家の祖となった前田利家と、賢婦人として知られる正室のまつ(芳春院)を中心に戦国群像を描いたドラマで、織豊時代を中心に戦国時代が描かれたのは1996年の『秀吉』以来。主演の唐沢寿明は1989年放送の『春日局』以来の出演、まつ役の松嶋菜々子は大河ドラマ初出演。脚本の竹山洋は『秀吉』以来。

民放のトレンディドラマで活躍するような若手俳優を多く起用し、特に婚約を発表した反町隆史と松嶋菜々子の共演が話題を集め、高視聴率を記録した。しかし視聴率を意識しすぎ、まつを演じる松嶋菜々子を婚姻前という早い段階から無理矢理登場させたり(まつが結婚したのは数え12歳。松嶋は今で言えば10〜11歳の役を演じていたことになる)、史実を無視して歴史の名場面にまつを過度に絡ませたりする一方、重厚な人間模様が描かれていないなど、古くからの大河ドラマファンからの批判は大きく、この後の大河の質の低下を象徴する作品とも指摘される。また、制作統括者が浅野家関係者であり、劇中で浅野長政がクローズアップされ過ぎているとの批判的意見もあった。

北陸の一向一揆に対する、釜茹、引き裂きといった凄絶な弾圧で知られる利家を、劇中では一向宗徒を庇護した人物として設定するなど、(大河ドラマの主人公が美化されて描かれることは常であるとはいえ)史実を大きく歪曲させた演出が多く、歴史ファンには不評である。ただフィクションのドラマとして割り切って楽しむのであれば、美しい友情や悲しい運命を生き抜く男達などを描く感動の場面は多く、評価は真っ二つである。

そんな中、織田信長を演じた反町隆史の演技は評価が高く、はまり役との声は多い。唐沢寿明曰く「歴代最高の信長」、竹山洋も「優しさが加わった今までにない信長像が出来ました。」などと賛美の言葉を贈っている。一方で、「台詞が聞き取りにくい」「雰囲気だけ」との批判的意見もあった。信長がしばしば口にした「で、あるか」(短気な信長が「そうであるのか」を省略したという設定)との台詞は流行語にもなった。

前田家ゆかりの石川県金沢市では、最終回には80%を越える驚異的視聴率を誇っていた。また、オープニングテーマには金沢市に本拠を置くオーケストラ・アンサンブル金沢が起用された。なお、過去2回時代劇専門チャンネルにて再放送された。


☆スタッフ

原作・脚本 - 竹山洋
音楽 - 渡辺俊幸
テーマ音楽演奏 -
NHK交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢
テーマ音楽指揮 - 岩城宏之
時代考証 - 三鬼清一郎
語り - 阿部渉アナウンサー
演出 - 佐藤峰世、鈴木圭、伊勢田雅也、小林武、本木一博、井上剛、田村文孝、梶原登城、土屋勝裕
制作統括 - 浅野加寿子
撮影協力 - 石川県、岩手県江刺市(現・奥州市)、岩手県遠野市、山梨県小淵沢町、愛知県名古屋市、茨城県伊奈町(現・つくばみらい市)、茨城県霞ヶ浦町(現・かすみがうら市)


☆配役

前田家関係

前田利家 - 唐沢寿明 ※唐沢は2006年の『功名が辻』でも同じ役を演じる(第39回のみ、功名が辻#エピソード参照)。
まつ - 山口美香→松嶋菜々子
前田利長 - 山田一樹→小野賢章→郭智博→伊藤英明
永姫- 水橋貴己
前田利政 - 石坂良磨→野村太一郎→成宮寛貴
籍 - 川野礼絵
猿千代 - 田中麻佐志→阿部修也
幸 - 矢端吏結→青木千奈美→小島莉子→椋木美羽
簫 - 佐野日名子→吉谷彩子→藤後夏子→上原さくら
麻阿 - 尼子英和里→季里子→柳沢なな→佐藤藍子
豪 - 梅澤美優→大田ななみ→斉藤千晃→須藤理彩
与免 - 平野萌香→中井さくら→片岡皇杏→秋定里穂
千世 - 井上愛理→河辺千恵子
千代保 - 田畑智子
岩 - 森下涼子
前田利昌 - 菅原文太
たつ - 加賀まりこ
前田利久 - 三浦友和
つね - 名取裕子
前田利玄 - 布川敏和
前田安勝 - 山西惇
佐脇良之 - 竹野内豊
ゆう - 羽田美智子
前田秀継 - 内山昂輝→菅原加織
前田慶次郎 - 當間竣→村上雄太→及川光博
前田長種 - 辰巳琢郎
うめ - 赤木春恵
篠原主計 - 下元史朗
たけの - 大森暁美
奥村家福 - 中条きよし
安 - 松原智恵子
村井長頼 - 的場浩司
志づ - 江口由起
中川光重 - 関口知宏
木村三蔵 - 長沢政義
小塚藤右衛門 - 二反田雅澄
種村三郎四郎 - 高杉航大
四井主馬 - 来須修二
大透圭徐 - 大島宇三郎


豊臣家関係

豊臣秀吉 - 香川照之
おね(北政所) - 酒井法子
三の丸殿 - 石浜加奈恵
おふく - 山ア千惠子
たえ - 八千草薫
松の丸殿 - 三浦理恵子
淀殿 - 小口美澪→神崎詩織→瀬戸朝香
なか (大政所)- 草笛光子
豊臣秀頼 - 猪腰真之介
豊臣秀次 - 池内万作
豊臣鶴松 - 配役不明
豊臣秀長 - 名前のみ
宇喜多秀家 - 芦田昌太郎
石田三成 - 原田龍二
増田長盛 - 北見誠
長束正家 - 藤岡大樹
前田玄以 - きくちとめお
浅野長政 - 加藤雅也
やや - 林真里花
蜂須賀小六 - 岩ゲント
前野勝右衛門 - 正希光
脇坂安治 - 笠兼三
平野長泰 - 高橋秀綱
片桐且元 - 吉見一豊
加藤清正 - 松田敏幸
福島正則 - 伊藤裕正
加藤嘉明 - 浪花勇二
糟屋武則 - 大地草太
木村一 - 横田エイジ
千利休 - 古谷一行
山上宗二 - 櫻木健一
孝蔵主 - 涼風真世
施薬院全宗 - 中村裕
金春新九郎 - 野村祐丞


佐々家関係

佐々成政 - 山口祐一郎
はる - 天海祐希
ふく - 池内淳子
松千代丸 - 野村虎之介→立原勇武→渋谷謙人
なつ - 若山詩音→吉田桃花
てる - 林エリカ→川口真理江
不和兼光 - 伊山伸洋
佐々平左衛門 - 堀正彦
佐々政次 - 鳥木元博
佐々清蔵 - 石川貴博
井口太郎左衛門 - 丹波哲郎
桜木甚助 - 迫英雄


織田家関係

織田信長 - 反町隆史
吉乃 - 森口瑤子
濃姫 - 石堂夏央
土田御前 - 高林由紀子
お市の方 - 田中美里
織田信行 - 大森貴人
織田信忠 - 日野誠二
三法師 - 大隈祐輝
柴田勝家 - 松平健
えい - 衣通真由美
丹羽長秀 - 梅沢富美男
明智光秀 - 萩原健一
佐久間信盛 - 田中健
佐久間盛政 - 鈴木祐二
池田恒興 - 渡辺裕之
林通勝 - 山本晋也
村井貞勝 - 苅谷俊介
滝川一益 - 松井範雄
細川藤孝 - 千葉将也
細川忠興 - 黄川田将也
細川ガラシャ - 中西夏奈子
森可成 - 本田清澄
森蘭丸 - ウエンツ瑛士
川尻秀隆 - 小川敏明
不破光治 - 五木ひろし
和田惟政 - 西村文男
蒲生氏郷 - 高柳勇太→宇崎慧
金森長近 - 塩山義高
原長頼 - 小林久和
荒木村重 - 佐和タカシ
高山右近 - 沢村一樹
筒井順慶 - 井上真鳳
毛利新助 - 川崎一馬
服部一忠 - 清水秀則
今井宗久 - 林隆三
津田宗及 - 浅沼晋平
拾阿弥 - 出光秀一郎
毛受勝介 - 永島浩二


徳川家関係

徳川家康 - 高嶋政宏
築山殿 - つちだりか
徳川信康 - 関根豊和
石川数正 - 能裕二
本多正信 - 中根徹
本多忠勝 - 近童弐吉
穴山梅雪 - 重水直人


その他

足利義昭 - モロ師岡
今川義元 - 佐々木睦
浅井長政 - 葛山信吾
遠藤直経 - 温水洋一
初 - 阿井莉沙
江 - 垣内彩未
上杉景勝 - 里見浩太朗
直江兼続 - 鈴木綜馬
伊達政宗 - 遠藤雅
守屋守柏斎 - 山田百貴
毛利輝元 - 大森啓祠朗
真田昌幸 - 影山英俊
稲葉又右衛門 - 新実
大沢次郎左衛門 - 荒勢
足立六兵衛 - 大八木淳史
大道寺政繁 - 島英司
氷見助右衛門 - 村上ショージ
くじら屋権太 - 徳井優
さい - 樺木資子
とめ - 増永裕子
みち - 神崎彩


☆放送

放送日程

第1回と最終回は1時間拡大版である。
6月30日は日韓サッカーWC決勝戦のため休止。
第22回の放送は8:30〜9:15。

放送回 放送日 題 演出 視聴率
第1回 1月6日 婚約 佐藤峰世 26.1%
第2回 1月13日 笄斬り 佐藤峰世 25.1%
第3回 1月20日 出仕停止 佐藤峰世 27.6%
第4回 1月27日 桶狭間の奇跡 佐藤峰世 27.5%
第5回 2月3日 まつの大ぼら 鈴木圭 24.8%
第6回 2月10日 祝言 鈴木圭 22.8%
第7回 2月17日 出世合戦開始! 伊勢田雅也 23.3%
第8回 2月24日 猿は天才だぁ!? 鈴木圭 25.7%
第9回 3月3日 明智病 佐藤峰世 24.3%
第10回 3月10日 妻への小袖 佐藤峰世 24.6%
第11回 3月17日 対決!兄と弟 伊勢田雅也 26.4%
第12回 3月24日 目指せ!百万石 伊勢田雅也 23.2%
第13回 3月31日 まつの城 本木一博 21.1%
第14回 4月7日 比叡山の赤ん坊 本木一博 20.5%
第15回 4月14日 良之、三方ヶ原に死す 佐藤峰世 21.7%
第16回 4月21日 おねの子、豪姫 伊勢田雅也 26.7%
第17回 4月28日 利家、大名出世 本木一博 20.0%
第18回 5月5日 越前府中入城 佐藤峰世 21.1%
第19回 5月12日 秘密同盟 佐藤峰世 21.8%
第20回 5月19日 幸の婿どの 伊勢田雅也 21.4%
第21回 5月26日 利勝の初陣 伊勢田雅也 23.1%
第22回 6月2日 女将軍 本木一博 23.2%
第23回 6月9日 豪姫の母 本木一博 13.3%
第24回 6月16日 赤い星 井上剛 15.9%
第25回 6月23日 光秀の悲劇 佐藤峰世 24.0%
第26回 7月7日 本能寺の変 佐藤峰世 23.9%
第27回 7月14日 夫婦の決心 田村文孝 24.2%
第28回 7月21日 清須犬猿合戦 田村文孝 20.7%
第29回 7月28日 人質 麻阿姫 伊勢田雅也 20.3%
第30回 8月4日 男泣き!柴田勝家 本木一博 19.7%
第31回 8月11日 賤ヶ岳の夫婦 本木一博 20.3%
第32回 8月18日 炎上、勝家と市 佐藤峰世 20.4%
第33回 8月25日 金沢入城 田村文孝 20.2%
第34回 9月1日 さよならの黒百合 伊勢田雅也 20.2%
第35回 9月8日 末森城の決戦 本木一博 20.4%
第36回 9月15日 さらさら越え 梶原登城 18.8%
第37回 9月22日 真実(まこと)の男とは 佐藤峰世 20.2%
第38回 9月29日 花衣 田村文孝 19.4%
第39回 10月6日 成政切腹 伊勢田雅也 20.1%
第40回 10月13日 鬼の淀どの 本木一博 19.8%
第41回 10月20日 小田原攻め 佐藤峰世 23.4%
第42回 10月27日 利休切腹 伊勢田雅也 18.9%
第43回 11月3日 大政所の遺言 井上剛 20.2%
第44回 11月10日 猿千代誕生 田村文孝 20.4%
第45回 11月17日 利家 出仕拒否 佐藤峰世 22.9%
第46回 11月24日 父子の名乗り 本木一博 22.1%
第47回 12月1日 秀吉死す 土屋勝裕 22.6%
第48回 12月8日 家康暗殺 伊勢田雅也 22.8%
最終回 12月15日 永遠の愛 佐藤峰世 25.0%

平均視聴率:22.1%


☆総集編

12月29日
前編 出世合戦 7:20〜 8:45
後編 永遠の愛 9:00〜10:25


☆前田慶次郎について

『利家とまつ』には、人気コミック『花の慶次 ―雲のかなたに―』の主人公である前田慶次郎が登場するが、『花の慶次』とも、その原作の『一夢庵風流記』とも異なり、慶次郎が利家の家臣として描かれている。この為、コミックの見せ場であった慶次郎が秀吉の前でプライドを守り通すために傾いて(かぶいて)みせるエピソードが、慶次郎を秀吉が引き抜いて家臣にしようとするのを、利家への忠義を貫いて断るエピソードとして取り入れられた。『一夢庵風流記』や『花の慶次』では、慶次郎はまつの浮気の相手になり、その後に前田家を出奔しており、日本中を放浪しながら気に入った武将に助力するという描かれ方をしているので、利家への忠義という意味では正反対の解釈がなされた事になる。ちなみに史実においてこのエピソードの元となった出来事は、実は前田慶次郎が上杉景勝に仕えるようになったきっかけとなる逸話である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E
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2007年04月10日

「北条時宗」

☆北条時宗 【NHK大河ドラマ】

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☆北条時宗(ほうじょうときむね)は、2001年1月7日〜12月9日にNHKで放送された第49作目の大河ドラマ。12月16日・23日には総集編を放送。全49回。2007年2月よりファミリー劇場にて再放送されている。


☆作品内容と反響

鎌倉時代中期、北条氏嫡流得宗家に生まれた若き執権・北条時宗を主人公に、北条氏内部の抗争や、東アジアスケールで蒙古襲来を描く。

原作は高橋克彦の『時宗』であるが、『炎立つ』(1993年〜1994年)と同様に脚本と平行して執筆した。主役の和泉元彌は大河ドラマ初出演で、脚本担当の井上由美子も初執筆。

平安時代後期から鎌倉時代前期までを扱った作品には1979年放送の『草燃える』、鎌倉時代後期を扱った作品に1991年放送の『太平記』があるが、鎌倉中期を扱うのは本作品がはじめて。『太平記』とは近時代でもあり、作中でも幼少の北条高時や足利尊氏を登場させるなど、それを強調する演出もされた。また、時宗の母・涼子(葛西殿)については毛利季光の娘という説が採用され、これに関連する形で毛利家が相模の本領を失って安芸に追われる原因となった宝治合戦の顛末を描いており、時代こそ隔たっているものの1997年放送の『毛利元就』との繋がりも意識した作りになっている(ただし、同作品では毛利家の来歴などについて一切触れられていない)。

それまで大河ドラマでは未踏の時代を取り上げ、元寇を題材に貿易商人や高麗使節、蒙古皇帝クビライ・カアンまでが登場する東アジアスケールの構想となり、中国やモンゴルでの海外ロケも行われ事前の期待は高かったが、安直とも評価されるストーリー展開に対して「現代の反戦平和主義を単純に当てはめている」という批判もあり、視聴率は今ひとつだった。

ご当地となる福岡県福岡市早良区のシーサイドももち公園内には、謝国明館や少弐氏館、唐人街など中世博多を再現した中世博多展示会場が設けられ、オープンロケが行われ、同年には「中世博多展」が開催された。一方の鎌倉市街の様子は、神奈川県横浜市の緑山スタジオ・シティの屋外スタジオにおいて中世鎌倉市街を再現して撮影された。

主役の和泉元彌は伝統芸能界からでは『元禄繚乱』の中村勘九郎(現・勘三郎)から僅か2年後の大河主人公役抜擢であり、能・狂言界からでは初めてと言うことで注目されていた(なお、「遅刻騒動」「羽野晶紀との出来ちゃった結婚騒動」などでしばしばワイドショーのネタにされたのは、放送の翌年2002年のことである)。また本作の前年、2000年のNHK紅白歌合戦にて白組司会者を務めている。

一方で男性脇役に予想以上の演技を見せた人が多いのも特徴で、特に金沢実時を演じた池畑慎之介(ピーター)、北条義宗を演じた宮迫博之、平頼綱を演じた北村一輝は評判が良く、後に宮迫、北村は民放のゴールデン帯のドラマにも進出した。特筆すべきは、物語前半において主人公時宗に大きな影響を与える父北条時頼を演じた渡辺謙である。この演技は時頼の強烈なカリスマ性を表現した点で圧巻であったと評される。1993年から翌年にかけて放映された『炎立つ』では主演を務めているが、『独眼竜政宗』(87年)以降特に印象に残る仕事をしていないと評される(急性骨髄性白血病の発症やそれの療養などもあったため)渡辺が、後にハリウッド映画に進出するきっかけとなったといわれる。


☆歴史学上の定説との相違点

中世史の研究内容を無視した設定には早くから非難があった。以下に例示する。

時宗生母を毛利季光娘とする異説を採用した
北条長時が平頼綱に暗殺された
時宗の弟北条宗政が文永の役で失明し、弘安の役で戦死した
北条時広が時宗よりも長く存命していた
北条義宗によって攻め滅ぼされた時宗の異母兄北条時輔が実は生きていた
特に、北条時輔が生き延びて蒙古に渡りクビライと会っていたという設定には賛否両論があった。副主人公として設定された時輔は、六波羅で蜂の巣のように矢を射られる、元の船から暴風雨の海に投げ出される、といった状況下でも死ななかった。時輔が番組後半で仮面ライダーのような長くて赤いスカーフをまとっていたことから、「殺しても殺しても死なない不死身の人物」を「赤マフラー」と、皮肉を込めて形容することがインターネット上などで流行した。転じて、時輔を演じた渡部篤郎も「赤マフラー」と呼ばれた。

但し、時輔が実は生きているのではないかという説は、当時から噂として存在したという。


☆オープニング

オープニングのテーマ曲で流れるモンゴル民謡オルティンドーの歌い手ノロヴバンザドの歌声と番組最後の紀行コーナーで流れる曲「蒼風」(正式バージョンとTVバージョンがある)は、ジャズを思わせる楽曲と山下洋輔の演奏が相まって、歴代大河ドラマの中で最も秀逸であるとの高評価を得ているとされる。また全編3DCGで描かれたオープニングも、モンゴルの原野から大海原、そして宇宙にまで飛び火する壮大なストーリーが描かれており、歴代大河のオープニングの中では最もダイナミックな構成となっている。ドラマの内容にあわせて映像の細かい部分を回毎に変化させていったこともそれまでの大河ドラマのオープニングにはない新しい試みであった。一方で、めまぐるしく動き続ける映像についていけない、という意見もあった。


☆あらすじ

相次ぐ飢饉で人々が飢え苦しみ、社会が混乱の様を呈していた鎌倉中期。鎌倉幕府第5代執権・北条時頼の嫡子として得宗家に生を受けた時宗は、幼少時には父・時頼から多大な影響を受け、博多商人謝国明や松浦党の娘桐子らと出遭い国際的視野を広めるが、異母兄である時輔とは確執が生じていた。やがて時宗は第8代執権に就任し、時輔や幕府内の反得宗勢力との争いなど相次ぐ苦難に翻弄される。また、海の向こうでは元朝の初代皇帝クビライ・カアンが世界征服を進めており、時宗は若くして蒙古襲来(元寇)という国難に直面し、世の平安を模索していく。


☆スタッフ

原作 高橋克彦『時宗』
脚本 井上由美子
制作統括 阿部康彦
演出吉村芳之、吉川邦夫、渡邊良雄、城谷厚司、吉田浩樹、真鍋斎、勝田夏子、松浦善之助
音楽 栗山和樹
時代考証:杉山正明
福岡県福岡市、長崎県長崎市、岩手県江刺市(現・奥州市)、内蒙古映画制作所


☆出演

北条得宗家とその家臣


北条時宗…小池城太朗→浅利陽介→和泉元彌:鎌倉幕府第8代執権
北条時輔…太田光輝→東海孝之助→崎本大海→渡部篤郎:時宗の異母兄。六波羅探題南方
北条時頼…渡辺謙:鎌倉幕府第5代執権、時宗の父
涼子(あきらこ)…浅野温子:時頼の妻。時宗・宗政の母
祝子(のりこ)…吉谷彩子→児玉真菜→西田ひかる:時宗の妻。後の覚山尼
覚山尼&語り…十朱幸代:祝子が時宗の死後、出家した姿
北条貞時…金子雄→小池城太朗→佐保祐樹:時宗の息子。後の第9代執権。
祥子…黒川芽以→ともさかりえ:時輔の妻
北条時利…清水響→中野勇士→鈴木藤丸:時輔の子
篤子…朝田帆香→福田麻由子:時輔の娘
讃岐局…篠原涼子:時頼の側室。時輔の母
松下禅尼…富司純子:時宗の祖母
安達義景…小野武彦:泰盛の父。
朗子…平田洸帆:義景の妻
安達泰盛…柳葉敏郎:松下禅尼の甥。祝子の兄
梨子(りんこ)…牧瀬里穂:泰盛の妻
安達時盛…又野彰夫:泰盛の弟
安達盛宗…平沼紀久:泰盛の子
北条宗政…松川真之介→川原一馬→比留間由哲:時宗の弟
芳子…泉沙池:宗政の妻
北条実時…池畑慎之介:金沢流北条家の主
享子…木村多江:実時の正室
周子…増田恵子:実時の側室
北条顕時…山口馬木也:実時の子
滝子…浜名彩香→乙宮ゆめ:顕時の妻
北条重時…平幹二朗:極楽寺流北条家の主。長時の父
北条時茂…羽賀研二:重時の子。六波羅探題北方
北条長時…川崎麻世:鎌倉幕府第6代執権
北条義宗…宮迫博之:長時の子。六波羅探題北方
北条義政…渡辺徹:長時の弟。幕府連署
秀子(しゅうこ)…英由佳:義政の妻
北条時広…石橋蓮司:佐介流北条氏の主
北条政村…伊東四朗:鎌倉幕府第7代執権。連署
北条高時…浅利陽介:時宗の孫。後の第14代執権。
八郎→平頼綱…北村一輝:内管領
(元は素性不明の暗殺者という設定)
禎子…寺島しのぶ:平頼綱の妻
諏訪盛重…上杉陽一:北条得宗家家臣
無学祖元…筒井康隆:円覚寺開祖
竹崎季長…うじきつよし:九州御家人
菊池武房…小西博之:九州御家人
大友頼泰…飯島大介:九州御家人
島津久経…大木聡:九州御家人
河野通有…奈佐健臣:九州御家人
日田永基…ダンカン:九州の御家人
少弐資能…野口貴史:鎮西奉行
少弐景資…川野太郎:資能の子
二階堂行綱…青野武:政所執事
中原師連…堀部隆一:評定衆
服部正左衛門…室田日出男:時輔家臣


反得宗勢力

三浦光村…遠藤憲一:御家人
三浦泰村…津嘉山正種:御家人
毛利季光…高橋英樹:時宗の外祖父。涼子の父
藤子(とうこ)…大谷直子:季光の妻
北条時章…白竜:名越流北条家の主
北条教時…鈴木祐二:時章の異母弟、反得宗強硬派
足利泰氏…西岡徳馬:足利家の主
桔梗…原田美枝子:足利泰氏の前妻
足利頼氏…厚木拓郎→安藤一平→尾美としのり:泰氏の子
足利家時…内山昂輝→俊藤光利:頼氏の子
高師氏…江原真二郎:足利家家臣
上杉重房…大森啓嗣朗:足利家家臣


朝廷・公家

九条頼経…宇梶剛士:鎌倉幕府第4代将軍
九条頼嗣…伊山伸洋→土倉有貴:鎌倉幕府第5代将軍
檜皮姫…西山沙織:頼嗣の妻
宗尊親王…相ヶ瀬龍史→吹越満:鎌倉幕府第6代将軍
宰子(さいこ)…川原亜矢子:宗尊親王の妻
惟康親王…小阪風真→山内翼→藤沼豊:鎌倉幕府第7代将軍
後嵯峨上皇…木之内頼仁:第88代天皇
亀山天皇…松田洋治:第90代天皇
一条実経…井上順:摂政・関白
西園寺実氏…大木実:太政大臣
鷹司基忠…三浦諭:太政大臣
二条良実…谷本一:関白
近衛基平…宮内敦士:関白
菅原長成…斉川一夫:公卿
藤原基家…中山克巳:内大臣
中御門実隆…吉田徹太:公卿


その他

クビライ・カアン…バーサンジャブ:モンゴル帝国第5代皇帝。元朝初代皇帝
モンケ・カアン…デルゲル:クビライの兄。
モンゴル帝国第4代皇帝
チンキム…アヤンガ:クビライの嫡子。皇太子
アフマド…アブリミティ・イズマイル:クビライの宰相
マルコ・ポーロ…ダリオ・ポニッスィ:ベネツィアの商人
佐志房…藤竜也:水軍松浦党の武士
桐子(とうこ)…磯部詩織→邑野未亜→木村佳乃:佐志房の養女。足利家の一族
ふき…木村佳乃:桐子の母
佐志直…大澤佑介→小林元樹→高畑雄亮:佐志房の長男
佐志留…田中大河→森脇史登→衣笠友章:佐志房の次男
佐志勇…常盤祐貴→工藤幾未→吉守京太:佐志房の三男
足利尊氏…三觜要介:家時の孫。後の室町幕府初代将軍
平景隆…角田信朗:御家人
天野常世…宇崎竜童:上野の武士
日蓮…奥田瑛二:日蓮宗の開祖
日昭…高橋伸:日蓮宗の僧
日朗…二見史龍→木村貴登→安達大介:日蓮宗の僧
霊泉…岸田敏志:僧
謝太郎…松重豊:謝国明の子。商人
謝国明…北大路欣也:博多の商人
美岬…藤あや子:謝国明の妻
蓮華…神田うの:謝国明の見世の女
藩阜…錦野旦:高麗の役人
杜世忠…李琰:モンゴル帝国の使者
浅川平八郎…庄司永建
波津…柏木由紀子
如月…清川虹子
頭目…モロ師岡
ほか


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E
posted by ワン at 00:00 | 2001年 「北条時宗」

2007年04月09日

「葵 徳川三代」

☆葵徳川三代【NHK大河ドラマ】

葵 徳川三代(あおい とくがわさんだい)は、NHKが2000年1月9日〜12月17日に放送した第39作目の大河ドラマである。


☆概要

関が原の戦い前夜から、江戸幕府を成立させる徳川家康・秀忠・家光の三代の治世を、豊臣政権滅亡、朝廷との関係、徳川政権成立の過程を中心に描く。前半は戦国ドラマ、中後半はホームドラマや政治劇の要素が強くなる。また、CGが効果的に使われた事も特徴。大河ドラマ初の全編ハイビジョン作品でもある。

家康は映画『ゴッドファーザー』的なアクの強い強面と強烈な肉親愛を兼ね備えたボス老人、秀忠は親父と妻の板ばさみになるホームドラマ的な夫(閨房での会話場面が多い)、家光は情緒不安定な少年として描かれている。特に家康に関しては、かつての大河ドラマ『徳川家康』の原作ともなった山岡荘八の作品に代表される「天下のために私情を殺した」家康像のアンチテーゼであり、かつ山岡以前の単なる「狸おやじ」像とも異なる、善悪では割り切れないせっかちな激情の人として描かれている。津川雅彦が大河ドラマで家康を演じるのは『独眼竜政宗』以来二回目だが、「独眼竜」は山岡の原作のため、本作の家康と『独眼竜』の家康とでは性格が正反対の人物となっている。

第1回で関ヶ原の戦いをダイジェストで放送し、第2回から13回まで関ヶ原に至る内容を遡る形で描かれた。多額の制作費をかけた映画並みの迫力の合戦シーンを持ってくるが、逆に「正月から血なまぐさいものを見せるな」と不評を買う意外な結果となった。映像は迫力があり史実再現性も高く、2006年の『功名が辻』でも再利用された。

劇中に狂言回しとして登場する中村梅雀演じる徳川光圀が解説を担当していたが、バックの助さん、格さんを女性が演じていた事が不評だった。これは戦国時代に比較し、光圀の時代の武士は骨格が華奢になっていた事を表現するためであるとジェームス三木は語っている。ただ、ジェームス三木以前にも、歴史小説家の八切止夫がこの両名を実は女性であったとして描いた先例がある。一方、主要キャストの平均年齢が高い反面、家光の少年時代を演じた山田孝之他、神木隆之介、前田亜季、黒川芽以、松本まりか、福田麻由子など、後にドラマや映画で活躍する人気若手俳優が、子役として多数出演した。6年後の大河ドラマ『功名が辻』に主演することになる仲間由紀恵も、最終回にお楽の方役で出演した。他にも、石田太郎、津嘉山正種、ささきいさお、磯部勉、岩崎ひろし、寺杣昌紀、斎藤志郎ら、主に洋画吹き替えで活躍する声優陣が脇を固めた。

政治劇の様相が強く、『八代将軍吉宗』では好評だったコミカルなシーンが空回りしてしまった他、出演女優の平均年齢が異常に高く「おばさん大河」と揶揄され視聴率は伸び悩んだ。歴史書なみに「○○が○月に亡くなった」云々など細かい事項を取り込み、「ドラマなのにあまりにも説明的」などとも批判された。しかし一部の視聴者からは大きな評価を与えられ、大河ドラマ好きとして有名なタレント・松村邦洋もこの作品を一番に推しており、津川雅彦演じる家康と西田敏行演じる秀忠とのやり取りを自分のものまねレパートリーにしてしまったほどである。主演の津川雅彦と西田敏行をはじめ、山田五十鈴と岩下志麻等、ベテラン名優達の「演技と演技の激突」がドラマを盛り上げ、二十世紀最後のNHK大河ドラマに相応しい重厚さと風格を示した。

徳川家康を演じた津川雅彦は、家康のクセであると伝えられている「爪を噛む」仕草として、「嫌らしく見せよう」と噛んだ爪を近習が持ってきた懐紙の上にプッと吐き出す芝居を頻繁に演じたが、視聴者から「食事時に気分が悪い」と抗議が続出した。これに対し津川は、「行儀云々を言う前に、テレビを見ながら食事をするのを止めたらどうだ」と抗議に反論した。だがこの抗議にNHK側が折れ、まず「プッ」という吐き出す音が消され、やがて爪を噛む演技自体が封印させられた。

脚本を担当したジェームス三木は、本当は次の年に放送した「北条時宗」が書きたかったと語っている。なぜなら、もしそうなったら「独眼竜政宗」「八代将軍吉宗」と「宗」の字の付く三人を書く事ができたからである。

2006年11月から時代劇専門チャンネルで全話を放送。


☆あらすじ

慶長3年8月18日(1598年9月18日)、太閤豊臣秀吉は巨万の富と幼い遺児・秀頼を残しこの世を去る。五大老筆頭・徳川家康はこれを天下獲りへの絶好の好機と睨み、秀吉の残した数々の遺訓に背いていく。そんな家康の専横を阻もうと一人の男が立ち上がった。五奉行・石田三成である。そして天下分け目の戦い・関ヶ原へ向かって家康と三成の激しい謀略戦が始まった。


☆スタッフ

原作 - ジェームス三木
脚本 - ジェームス三木
音楽 - 岩代太郎
テーマ音楽演奏 - NHK交響楽団
テーマ音楽指揮 - シャルル・デュトワ
時代考証 - 大石慎三郎
題字 -
語り手 - 中村梅雀
演出 - 放送日程に記載
制作統括 - 川合淳志
撮影協力 - 静岡県静岡市、御殿場市、山梨県小淵沢町、茨城県伊奈町(現・つくばみらい市)、久能山東照宮、日光山輪王寺


☆配役

徳川家

徳川家康 - 津川雅彦 (1987年の「独眼竜政宗」でも徳川家康を演じているが、この時は狸親父風だった)
徳川秀忠 - 西田敏行
徳川家光 - 内田雅楽→吉永和真→佐藤圭祐→酒井長輝→山田孝之→尾上辰之助
お江 - 森岡むつ美→岩下志麻
鷹司孝子 - 中江有里
結城秀康 - 岡本富士太
松平忠直 - 中林大樹→梅沢勇太→北直樹
虎松 - 田山辰三
河内丸 - 清水修二郎
仙千代 - 小沼蔵人
松平忠吉 - 寺泉憲
武田信吉 - 横堀悦夫
松平忠輝 - 岩渕幸弘→阪本浩之
五郎八姫 - 加藤理恵
松平仙千代 - 松村凌
徳川義直 - 柿沢俊太→神木隆之介→木崎大輔→碓氷和憲
→赤羽秀之
徳川光友 - 伊藤公紀
徳川頼宣 - 平野裕貴→川田浩太→村上幸平→本郷弦
徳川光貞 - 山本祐太郎
徳川頼房 - 上坂巧→岡田祥世→福田勇介→大柴邦彦
徳川光圀 - タモト清嵐→中村梅雀
徳川忠長 - 向江流架→今村優太→飯塚恭平→高杉瑞穂
保科正之 - 佐藤慶季→松本伸夫→浜田学
千姫 - 大田ななみ→近内里緒→松本まりか→大河内奈々子
徳川和子 - 新井葉月→尾崎千瑛→松田彩香→井上麻衣
→酒井美紀
振姫(家康三女) - 未來貴子
市姫(家康五女) - 黒沢朋世
珠姫(秀忠二女) − 磯野すず→仲根紗央莉
勝姫(秀忠三女) - 臼井佑香→月見恭子
初姫(秀忠四女) - 碇由貴子→森下涼子
喜佐姫(秀忠養女) - 今関愛美
千代姫(家光長女) - 桑名里瑛
信姫(忠長正室) - 戸田比呂子
春姫(徳川義直正室) - 中田あすみ
お久(徳川頼房側室) - 石川葉子
お福(春日局) - 樹木希林
於大 - 山田五十鈴


徳川家の側室

阿茶局 - 三林京子
於万の方 - 長内美那子
お亀の方 - 床嶋佳子
お梶の方 - 森口瑤子
於茶阿の方 - 五大路子
お万の方 - 尾上紫
お夏の方 - 松尾あぐり
お六の方 - 菊池麻衣子
西郡局 - 岩本多代
お静 - 高橋かおり
大姥局 - 草村礼子
お万 - 持田理沙
お夏 - 石川瞳
志乃(秀忠側室)- 櫻井淳子
お振(家光側室) - 木内晶子
お楽(家光側室、家綱生母) - 仲間由紀恵


豊臣家

豊臣秀頼 - 大高力也→小林良也→尾上菊之助
高台院 - 草笛光子
淀殿 - 黒川芽以→小川真由美
松の丸殿 - 河原崎有稀
お通 - 品川景子
豊臣国松 - 高崎慶佑
結姫 - 福田麻由子


譜代大名

本多正信 - 神山繁
本多正純 - 渡辺いっけい
本多忠勝 - 宍戸錠
本多成重 - 不破万作
本多康紀 - 岡崎宏
井伊直政 - 勝野洋
井伊直孝 - 粟野史洋
榊原康政 - 清水綋治
井上正就 - 天宮良
大久保忠隣 - 石田太郎 (1989年の『春日局」でも大久保忠隣を演じている)
大久保忠常 - 神保悟志
大久保長安 - 森三平太
奥平信昌 - 岸本功
松平忠明 - 田中智也
蒲生秀行 - 清水邦彦
保科正光 - 長沢大
稲葉正勝 - 小林宏至→今津壮太→緒形幹太
稲葉正成 - 石川武
土井利勝 - 林隆三
酒井忠勝 - 丹波義隆
酒井忠世 - 岩崎ひろし
酒井忠利 - 永幡洋
松平信綱 - 宮本大輝→山本一輝→飛田航介
堀田正盛 - 明日良
阿部忠秋 - 長棟嘉道
阿部正次 - 田村勝彦
牧野信成 - 佐藤二朗
牧野康成 - 加世幸市
青山忠成 - 斎藤真
青山忠俊 - 石倉三郎
内藤清成 - 長克巳
内藤清次 - 嶋崎伸夫
鳥居元忠 - 笹野高史
鳥居成次 - 仲野文梧
松平康元 - 堀部隆一
松平重忠 - 下塚誠
松平勝隆 - 児玉泰次
板倉勝重 - 鈴木瑞穂
板倉重宗 - 西田聖志郎
板倉重昌 - 寺杣昌紀
安藤重信 - 藤田宗久


外様大名

前田利家 - 北村和夫
芳春院 - 汀夏子
前田利長 - 長谷川初範
前田利常 - 荒井靖雄
毛利輝元 - 宇津井健
毛利秀元 - 小林健
上杉景勝 - 上條恒彦
宇喜多秀家 - 香川照之
中村一氏 - 坂口芳貞
堀尾吉晴 - 三木敏彦
生駒親正 - 篠原大作
石田三成 - 江守徹
おりん - 高橋恵子
石田正継 - 内藤武敏
石田正澄 - 津嘉山正種
石田重家 - 崎本大海
浅野長政 - 三上真一郎
浅野幸長 - 渡辺裕之
浅野長晟 - 瀬戸口郁
増田長盛 - 佐藤慶
増田盛次 - 千葉茂
長束正家 - 黒沢年男
前田玄以 - 神山寛
伊達政宗 - すまけい
伊達忠宗 - 池田幹
伊達秀宗 - 碓氷諒[釆+為]
島津義弘 - 麿赤兒
島津忠恒 - 中村俊介
島津豊久 - 山口祐一郎
藤堂高虎 - 田村亮
福島正則 - 蟹江敬三
加藤清正 - 苅谷俊介
黒田長政 - 山下真司
細川忠興 - 佐々木功
細川ガラシャ - 鈴木京香
細川忠隆 - 大沢健
細川興秋 - 足立龍弥→三田恭平
細川忠利 - 小栗旬
池田輝政 - 磯部勉
京極高次 - 小野寺昭
常高院 - 向井優花→波乃久里子
京極忠高 - 井健太→辻輝猛
京極高知 - 大橋吾郎
田中吉政 - 斎藤志郎
加藤嘉明 - 早坂直家
織田有楽斎 - 平松慎吾
小早川秀包 - 仲恭司
小早川秀秋 - 鈴木一真
末次元康 - 坂部文昭
脇坂安治 - 坂口進也
朽木元綱 - 阿部六郎
小川祐忠 - 伊藤紘
赤座直保 - 本田清澄
堀直寄 - 五十嵐明
真田信之 - 堀越大史
鍋島勝茂 - 青羽剛
山内一豊 - 斉藤暁
有馬晴信 - 葛西和雄
有馬豊氏 - 若尾義昭
坂崎直盛 - 新井康弘
吉川広家 - なべおさみ
立花宗茂 - 大和田伸也
安国寺恵瓊 - 財津一郎
大谷吉継 - 細川俊之
大谷吉勝 - 若林久弥
小西行長 - 菅生隆之
長宗我部盛親 - 冨家規政
片桐且元 - 小林稔侍
片桐元包 - 尾上松也
青木一重 - 前田昌明
結城晴朝 - 大木正司
古田織部 - 依田英助
織田信雄 - 清水幹生
宗義成 - 宮本武弥
木下頼継 - 大地泰仁
伊藤盛正 - 鵜澤秀行
平塚為広 - 佐々木正明
皆川広照 - 大矢兼臣
皆川隆庸 - 小谷公一郎
藤田信吉 - 和田周
稲葉正成 - 石川武


武将

雑賀孫市 - 鳥木元博
可児才蔵 - 竹本和正
島左近 - 夏八木勲
蒲生郷舎 - 竜雷太
大野治長 - 保坂尚輝
大蔵卿局 - 馬渕晴子 
(1989年の『春日局』でも大蔵卿局を演じている)
大野治房 - 高橋和也
真田幸村 - 西郷輝彦
後藤又兵衛 - 重松収
木村重成 - 畠中洋
塙団右衛門 - 須藤正裕
毛利勝永 - 福中勢至郎
明石掃部 - 松橋登
舞兵庫 - 池上尚吾
渡辺糺 - 梨本謙次郎
宮本武蔵 - 武村直毅
村越茂助 - 阿南健治
大久保忠益 - 土師孝也
水野光綱 - 目黒宏明→山田直輝
永井直貞 - 飯田和希→西岡竜一朗
岡部永綱 - 納谷慶人
伊丹康勝 - 水沢心吾
岡本大八 - 田中慶太
河北石見 - 新井量大
平岡頼勝 - たかお鷹
堀内氏久 - 小島晃
小笠原少斎 - 村松克巳


皇族・公卿

後陽成天皇 - 木下浩之
後水尾天皇 - 大場泰正
明正天皇(興子内親王) - 大塚桃子→原田舞美→藤原ひとみ
女二宮(昭子内親王) - 根本優海
九条忠栄 - 山下規介
九条完子 - 野村知沙→前田亜季→小川範子
九条忠象 - 中江太
鷹司信房 - 川端槇二
鷹司信尚 - 米山信之
近衛信尹 - 狭間鉄
近衛信尋 - 野地将年
中和門院 - 山口果林
一条兼遐 - 綱島郷太郎
二条昭実 - 寺田農
二条康道 - 安村和之
広橋兼勝 - 石橋雅史
勧修寺光豊 - 井上倫宏
烏丸光広 - 吉見一豊
三条西実条 - 森田順平
中院通村 - 井川哲也
日野資勝 - 加藤満


その他

三浦按針 - テレンス・オブライエン
リチャード・コックス - ティム・ノウルス
ヤン・ヨーステン - イェール・ポッチェス
天海 - 金田龍之介
金地院崇伝 - 大河内浩
文英清韓 - 安達和平
西笑承兌 - 今井耐介
林道春 - 寺尾繁輝
佐々介三郎 - 浅利香津代
安積覚兵衛 - 鷲尾真知子
見性院 - 丹阿弥谷津子
出雲阿国 - 花柳貴代人
善説 - 久保晶
リポーター - 東海林のり子


放送日程

第1回は1時間25分の拡大版。第25回は地上波7:15〜8:00、第37回は地上波8:20〜9:05、第38回は地上波8:15〜9:00の放送。最終回は1時間拡大版。

この葵徳川三代は、大河ドラマの中では「もっとも歴史に忠実に。かつ正確に」作られたものであり、演技力のある役者を多数起用したが、視聴率では全体的に苦戦している。

放送回 放送日 題 演出 視聴率(ビデオリサーチ調べ)
第1回 2000年1月9日 総括関ヶ原 重光亨彦 22.6%
第2回 2000年1月16日 秀吉の遺言 重光亨彦 22.6%
第3回 2000年1月23日 五大老五奉行 重光亨彦 21.5%
第4回 2000年1月30日 豪腕五十八歳 重光亨彦 21.7%
第5回 2000年2月6日 反主流 尾崎充信 21.0%
第6回 2000年2月13日 多国籍軍 尾崎充信 20.0%
第7回 2000年2月20日 弾劾状 尾崎充信 18.1%
第8回 2000年2月27日 多数派工作 尾崎充信 18.7%
第9回 2000年3月5日 風雲大垣城 尾崎充信 17.9%
第10回 2000年3月12日 前哨戦 重光亨彦 20.0%
第11回 2000年3月19日 天下分け目 重光亨彦 19.9%
第12回 2000年3月26日 合戦関ヶ原 重光亨彦 18.1%
第13回 2000年4月2日 三成最期 重光亨彦 16.0%
第14回 2000年4月9日 淀の面目 尾崎充信 17.3%
第15回 2000年4月16日 花嫁は三歳 尾崎充信 16.1%
第16回 2000年4月23日 秀忠の秘密 尾崎充信 17.1%
第17回 2000年4月30日 千姫婚礼 尾崎充信 17.1%
第18回 2000年5月7日 異母兄弟 重光亨彦 16.7%
第19回 2000年5月14日 将軍秀忠 重光亨彦 17.2%
第20回 2000年5月21日 二元政治 重光亨彦 17.7%
第21回 2000年5月28日 偉大なる父 尾崎充信 17.6%
第22回 2000年6月4日 大御所 尾崎充信 17.6%
第23回 2000年6月11日 宮中重大事件 尾崎充信 18.1%
第24回 2000年6月18日 野望の輪郭 重光亨彦 15.8%
第25回 2000年6月25日 秀頼上洛 重光亨彦 14.5%
第26回 2000年7月2日 派閥抗争 重光亨彦 17.7%
第27回 2000年7月9日 悲憤の開戦 重光亨彦 16.4%
第28回 2000年7月16日 大坂冬の陣 尾崎充信 17.2%
第29回 2000年7月23日 大坂夏の陣 尾崎充信 17.0%
第30回 2000年7月30日 大坂城炎上 尾崎充信 19.3%
第31回 2000年8月6日 忠輝勘当 重光亨彦 17.4%
第32回 2000年8月13日 家康の死 重光亨彦 17.8%
第33回 2000年8月20日 東照大権現 重光亨彦 18.4%
第34回 2000年8月27日 御落胤 佐藤譲 17.4%
第35回 2000年9月3日 竹千代の屈折 佐藤譲 18.9%
第36回 2000年9月10日 和姫入内 尾崎充信 19.2%
第37回 2000年9月17日 忠直の乱心 尾崎充信 20.8%
第38回 2000年10月1日 宇都宮釣天井 重光亨彦 19.4%
第39回 2000年10月8日 将軍家光 重光亨彦 17.2%
第40回 2000年10月15日 親ごころ 渡辺一貴 19.1%
第41回 2000年10月22日 御対面 渡辺一貴 15.1%
第42回 2000年10月29日 二条城行幸 重光亨彦 19.3%
第43回 2000年11月5日 女の一生 重光亨彦 17.2%
第44回 2000年11月12日 皇子降誕 重光亨彦 18.9%
第45回 2000年11月19日 春日局 佐藤譲 20.2%
第46回 2000年11月26日 女帝即位 尾崎充信 18.8%
第47回 2000年12月3日 三兄弟 尾崎充信 19.0%
第48回 2000年12月10日 さらば秀忠 重光亨彦 17.3%
最終回 2000年12月17日 名君づくり 重光亨彦 20.3%
      平均 18.5%


光圀

「今宵も、おなじみの顔でござる」が決め台詞。
演じた梅雀曰く、「(ドラマの中での)光圀はドラマのエピソードをつなぐ役割で、時空を飛び越え縦横無尽に活躍」したが、少々間違った方向に活躍しすぎたようである。

三成とミニコントをした。
戦いが終わった関ヶ原に一人佇んでいた
やたらと英語(プロデューサー、ホームランetc)を駆使した
バットを持った
西暦を「便宜上の理由」で使った
家康と対面した
公家に変身した(この時、なぜか東海林のり子まで現れた)
赤ん坊の父・頼房を抱っこした
赤ん坊の自分と対面した
光圀の屋敷に「忍び込んだ」頼房と家光をグーで一突きし、気絶させた
「視聴者の期待に応える」という理由で、最終回に水戸黄門の姿になった
etc...

ジェームス三木の大河での前作『八代将軍吉宗』で、近松門左衛門(江守徹)をこういう形の解説役で登場させ、それが思いのほか好評を得たため、二番煎じとしてこの手法を用いた。しかし『吉宗』の頃よりも扱う時代背景が殺伐としていたため、こうした演出がドラマ本編にまで軽薄さをもたらしてしまった。


☆関連項目
静岡市(駿府)
東京都(江戸)


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E
posted by ワン at 00:00 | 2000年 「葵 徳川三代」

2007年04月08日

「元禄繚乱」

☆元禄繚乱 【NHK大河ドラマ】

元禄繚乱(げんろくりょうらん)は1999年1月10日〜12月12日に放送されたNHK大河ドラマ。2005年12月より、時代劇専門チャンネルにて放送。

江戸時代を扱った作品は1995年の『八代将軍吉宗』以来で、忠臣蔵を題材としたのは1982年の『峠の群像』以来、大河ドラマ初期の1964年の『赤穂浪士』以来4作目となる。原作は1950年代末から60年代初頭にかけて連載された舟橋聖一『新・忠臣蔵』で、舟橋作品の大河ドラマ化は第一作の『花の生涯』(1953年)以来となる。主演の中村勘九郎(現・中村勘三郎)は『武田信玄』(1988年)以来の出演で、4度目の大河ドラマ出演にして主役抜擢。

仇討ちにより、箍が緩んだ元禄時代の世相と5代将軍・徳川綱吉の治世への抗議を目論む大石内蔵助、吉良上野介の親類である米沢藩上杉家と赤穂浪士とを相争わせ、両藩の取り潰しを狙う柳沢吉保、その柳沢の謀略の阻止を狙う米沢藩家老・色部又四郎、この三人の謀略戦を主軸にして忠臣蔵を描いている。

なお鈴木保奈美はこの作品を最後に芸能活動を休止した。そのため、物語後半から鈴木演じる染子の描写は少なくなった。


☆あらすじ

播磨国赤穂藩家老・大石内蔵助は「昼行灯」と呼ばれるほどの遊び好きで呑気な男。しかし人懐っこい性格で数々の調停に手腕を発揮し、藩士・領民の人気は高く、藩主・浅野内匠頭長矩の信任も厚かった。

そんな平穏な赤穂藩に激震が走る。刃傷・松の廊下事件―この一件が呑気な家老の人生を激変させた。狂気の将軍・綱吉とその側用人・柳沢吉保の裁定により内匠頭は即日切腹、一方事件の被害者・吉良上野介はお咎めなし。

喧嘩両成敗の定法を無視した幕府の裁定に藩内は吉良への報復のムードが高まるが、内蔵助ははやる藩士達を制し、内匠頭の弟・大学長広を新たな藩主に据え、お家再興を幕府に働きかける。しかし柳沢の謀略により赤穂藩は断絶。藩士は全員禄を失い、浪人となる。

内蔵助は吉良への仇討ちにより幕府への抗議を目論み、本意を隠しながらその機を伺う。一方柳沢は赤穂浪士の仇討ちにより、吉良の実子が養子入りした米沢上杉家とを相争わせ、両藩の取り潰しを画策。米沢藩家老・色部又四郎はその吉保の謀略を察知し、赤穂浪士による仇討ち防止に奔走する。内蔵助、柳沢、色部…。3人の男達の激しい謀略戦が始まった。


☆作品の特徴

今作品の一番の特徴は、吉良上野介が悪役として描かれていないことと、討ち入りが単に主君の無念を晴らすためではないとして描かれていることであろう。

今作品では、浅野と吉良は当初は仲が良く、吉良も浅野に対して良好な感情を持っていた。2人の仲が悪くなったのは、浅野が勅使接待役に任命されたことから始まった。吉良は浅野に対し勅使への接待には進物(すなわち金や高級品)が必要不可欠と考えていた。しかし、潔癖な浅野はそれを賄賂と見なして極度に嫌い、結局、吉良の指図を受けなかった。吉良としては進物は朝廷や幕府への忠誠心としての証であり、決して浅野の思う汚いものではなかった。儀式の当日、吉良は浅野に謀反の気があるのではないかと疑い、そのことを柳沢吉保に言った。

浅野は吉良に対して激しく反論、最初は浅野を買っていた吉良も次第に浅野が疎ましくなり、江戸城留守居役の梶川与惣兵衛に浅野を接待役から解任する趣旨を申し出たところ、浅野は吉良に刃傷を及んだ。当然、徳川綱吉は激怒、刃傷事件の原因を究明することを主張する老中たちの声を無視して、綱吉と柳沢吉保は浅野に即日切腹を命ずるという処断を下した。

大石内蔵助は主君である浅野を、賄賂でなければ物事が進まない腐敗した社会の被害者として受けとめ、その社会に対する異議申立ての手段として討ち入りを決断、大石は同志たちに「討ち入りの目的は吉良への私怨だけではなく、幕府への抗議である」と説き、討ち入りを決行した。討ち入りの際、吉良の「みどもを真の敵と思うてか?」の台詞に何も答えない大石の姿がそれを物語っている。このほか、綱吉の狂気や柳沢の忠誠、大石頼母や浅野大学ら世俗に染まった中級武士の姿などこれでもかと描いていわゆる勧善懲悪の時代劇という枠組みをも破壊していることも見逃せない。

当たり前のこととして進物を行い笑って話す頼母、陽気にしてときに妖気さえ漂わせる大学をいわゆる善玉の浅野家側に置いたり、悪玉のはずの柳沢が出世祝いの品に驚いたり、良好な夫婦関係を維持していたり、綱吉が母に誠心誠意孝養を尽くす姿を描写することでこれらの人物にも感情移入しやすいように描かれていることは、これまでの忠臣蔵には見られなかった特徴である(本作以降、綱吉と言えば萩原健一を想起するようになったファンは少なくなく、効果は抜群であった)。

歴史研究の成果や新解釈を取り入れた結果、史実に忠実であると一般的には受け止められているが『仮名手本忠臣蔵』など完全なフィクションの要素も若干取り入れている。


☆スタッフ

原作・・・舟橋聖一(「新・忠臣蔵」より)
脚本・・・中島丈博
音楽・・・池辺晋一郎
テーマ音楽演奏・・・NHK交響楽団
テーマ音楽指揮・・・秋山和慶
時代考証・・・竹内誠
風俗考証・・・小澤弘
建築考証・・・平井聖
衣装考証・・・小泉清子
殺陣武術指導・・・林邦史朗
所作指導・・・猿若清三郎
邦楽指導・・・本條秀太郎
題字・・・渡辺裕英
協力・・・赤穂市、吉良町、米沢市
語り・・・国井雅比古


☆配役

四十七士

大石内蔵助…中村勘九郎
堀部安兵衛…阿部寛
堀部弥兵衛…牟田悌三
吉田忠左衛門…山本學
原惣右衛門…井川比佐志
大高源五…辰巳琢郎
大石主税…熊木翔→中村七之助
矢頭右衛門七…今井翼
片岡源五右衛門…橋爪淳
礒貝十郎左衛門…内田滋啓
不破数右衛門…杉本哲太
岡嶋八十右衛門…村井克行
岡野金右衛門…葛山信吾
神崎与五郎…三浦浩一
小野寺十内…川辺久造
奥田孫太夫…六平直政
近松勘六…マギー
前原伊助…小倉久寛
間瀬孫九郎…水月駿一郎


脱盟者

大野九郎兵衛…山口崇
奥野将監…寺田農
進藤源四郎…柄本明
高田郡兵衛…堤真一
萱野三平…森宮隆
田中貞四郎…加藤久詞
小山田庄左衛門…井手らっきょ
毛利小平太…山崎有右
藤井又右衛門…東野英心
落合与左衛門…八木光生
月岡治右衛門…佐戸井けん太
多川九左衛門…松澤一之


浅野とその家臣の縁者

浅野内匠頭…東山紀之
阿久利 (瑤泉院)…宮沢りえ
大石りく…大竹しのぶ
浅野大学長広…赤坂晃
大石頼母助…愛川欽也
大石くう…小野寺華那→徐桑安→坂田麻衣子
大石るり…板倉美穂
おきみ…飯島里奈
大石吉千代…鍋倉萌杜→北尾亘→柿本祐貴
おまさ…南果歩
お軽…安達祐実
内蔵助との間の男子は言及あるも登場せず。最終回で登場した中村勘三郎(勘九郎が演じた)がそれであると匂わせてはいる。
石束源五兵衛…中村梅之助
堀部幸…小松みゆき
矢頭長助…品川徹
矢頭菊…久野綾希子
矢頭さよ…宮崎あおい
毛利右源太…大高洋夫
おさよ…山下容莉枝
おこよ…松坂優希


米沢藩・吉良家

吉良上野介…石坂浩二
色部又四郎…松平健
上杉綱憲…宅麻伸
お順…高岡早紀
富子…夏木マリ
浅尾局…床嶋佳子
丹後局…あべ静江
染岡…麻乃佳世
藤波…純名りさ
吉良義周…谷野欧太→滝沢秀明
清水一学…大森貴人
小林平八郎…誠直也
山吉新八…山中聡
左右田孫兵衛…益富信孝
千坂兵部…竜雷太
柴田権之丞…中島久之
宮脇太郎次…近藤芳正
浅路…奥菜恵


幕府

徳川綱吉…萩原健一
柳沢吉保…村上弘明
定子…篠原涼子
染子…鈴木保奈美
浦里…広田レオナ
柳沢吉里…安達心平→浅利陽介→高橋一生
鷹司信子…涼風真世
お伝の方…鈴木砂羽
大典侍…平沢草
鶴姫…西澤美優→鮎川まなみ→伊藤翠
徳松…立原勇武
越路…阿知波悟美
岡島忠嗣…吉田栄作
改易された沼田藩家老の子。この作品では寺坂吉右衛門の代わりに討ち入りに参加したという設定になっており、討ち入り後も生き延び、事件の語り部となっている。
岡島成忠…中山仁
岡島忠宗…高知東生
岡島伊代…岡本綾
桂昌院…京マチ子
徳川家綱…堀内正美
牧野備後守成貞…近藤正臣
阿久利…渡辺えり子
安子…椋木美羽
常盤井…川野みゆき
亮賢…築茂栄順
隆光…篠井英介
堀田筑前守正俊…村井国夫
稲葉石見守正休…本田博太郎
仙石伯耆守久尚…滝田栄
荒木十左衛門…西岡徳馬
土屋相模守政直…深水三章
土屋主税逵直…萩原流行
荻原近江守重秀…升毅
酒井雅楽頭忠清…瑳川哲朗
大久保加賀守忠朝…神山寛
阿部豊後守正武…可知靖之
小笠原佐渡守長重…宗近晴見
稲葉丹後守正通…牧口元美
多門伝八郎…生瀬勝久
真田信就…阿部サダヲ
梶川与惣兵衛…岡山はじめ
庄田下総守…蛍雪次朗
内田三郎右衛門…石井愃一
おてつ…渋谷琴乃
萱野七郎左衛門…梅野泰靖
萱野重通…デビット伊東


大名

細川越中守綱利…菅原文太
田村右京太夫建顕…北村総一朗
戸田采女正氏定…磯部勉
伊達左京亮宗春…永森英二
土方市正雄豊…草見潤平
脇坂淡路守安照…久富惟晴
真田伊賀守信利…草薙良一
加藤越中守明英…鹿内孝
藤堂和泉守高久…藤堂新二
山内大膳亮豊明…大石継太
木下肥後守公定…鳥木元博
鍋島摂津守直之…石塚英彦
鍋島家家老・石井又右衛門…宮尾すすむ
本庄資俊…斉木しげる


江戸

英一蝶…片岡鶴太郎
並木千柳…笑福亭鶴瓶
宝井其角…国本武春
紀伊国屋文左衛門…ラサール石井
奈良屋茂左衛門…嶋田久作
綾瀬屋久兵衛…津村鷹志
いく…根本りつ子
お艶…中山エミリ
豊松(お艶の父の大工)…ダンカン
猿橋無差之介…柳沢慎吾
唐津縫之助…甲本雅裕
染八…山田まりや


その他

公弁法親王…中村橋之助
正親町公通…伊藤俊人
近衛基煕…石濱朗
近衛家熙…朝倉伸二
鷹司兼熙…頭師孝雄
佐藤直方…青野武(声のみ)
荻生徂徠…上杉祥三
林大学頭…田中亮一(声のみ)
山鹿素行…伊藤孝雄
進藤七郎右衛門…加藤武
堀内伝右衛門…石田太郎
平田満が演じる予定だったが、事故のため降板。
原田源四郎…飯田基祐
鶴見内蔵助…佐藤允
石井又左衛門…宮尾すすむ
祐海…久保晶
山田宗徧…松村達雄
遊女・新珠…朝岡実嶺
笹屋の主人(清右衛門)…明石家さんま
小山屋の主人(弥兵衛)…桂三木助
浮橋太夫…杉本彩
むら…池田昌子
山村屋金兵衛…古田新太
おげん…石井トミコ
藤尾…羽野晶紀
玉路…小沢真珠
歌舞伎役者(演:鎌倉権五郎)…市川團十郎
獄舎の男…亀山助清
寺男…田中要次
その他…新井量大、谷津勲、入江麻友子


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2007年04月07日

「徳川慶喜」

☆徳川慶喜 【NHK大河ドラマ】

徳川慶喜(とくがわよしのぶ)は、NHKが1998年1月4日〜12月13日に放送した大河ドラマである。原作は司馬遼太郎、主演は本木雅弘。


☆概要

第37作大河ドラマ。原作は1960年代に執筆された短編小説『最後の将軍-徳川慶喜-』。幕末を扱ったのは、同じ司馬遼太郎原作で1990年放送の『翔ぶが如く』以来。主演の本木雅弘は91年の『太平記』の出演以来で、二度目の出演にしての主役抜擢。脚本は『武田信玄』(88年)や『信長』(92年)などを手がけた田向正健。

江戸幕府の15代将軍徳川慶喜が主人公で、主に幕府側の視点から幕末の政治劇を描く。渋沢栄一『徳川慶喜公伝』を元に大幅な脚色が行われ、坂本龍馬が登場しないなどの特色がある。ナレーションを担当したのは新門辰五郎の妻れん(架空人物)役の大原麗子、彼女が当時を回顧する体で物語を進めていた。そのため慶喜を「ケイキさん」と呼んだり「後から判ったことなんだけど」「ここだけの話なんだけど」といったフレーズがよく用いられた。

菅原文太・若尾文子・杉良太郎・佐藤慶らのベテラン俳優の他、石田ひかり・深津絵里らの若手俳優を起用し、人気確保に努め、また架空人物のエピソードや多面的表現を盛り込むなどした。しかし、幕末の対立構造の複雑さや、主人公の慶喜の動きの乏しさ、そして架空人物の存在意義の少なさなどから、視聴率は伸び悩んだと指摘される。その一方、放送前はアイドル出身ということで年配の視聴者などから色眼鏡で見られた主演の本木に対しては、クールで聡明、策謀にも長けた慶喜を見事に表現するその演技に好評価が集まった。

慶喜が大政奉還を行い江戸で謹慎にはいるところで物語は終わり、明治になってから趣味に耽溺した生活を送った後半生や、晩年に名誉回復し公爵になったことなどは全く話に盛り込まれなかった(明治後の慶喜が記念写真を撮るシーンが最後のシーンであった)。

また、実在の慶喜の孫である宣仁親王妃喜久子がロケの見学に訪れ、主演の本木を質問攻めにしたことも話題になった。

これ以前の1995年12月17日に放送された「さればでござる・全て見せます大河ドラマ」という特別番組の中で、「徳川慶喜の生涯をドラマ化して欲しい」という視聴者のメッセージが伝えられていた。

昭和50年代以降の大河ドラマの中で、地上波・CS放送等での再放送がされていない数少ない作品の一つであり、VHSビデオ化やDVD化もされていないなど放送後の扱いがあまりよくない。また普通大河ドラマの総集編は放送年の年末に放送されるのが恒例だが、この作品に限っては翌年(1999年)の4月という半端な時期に放送された。


☆あらすじ

水戸藩主・徳川斉昭の七男として産まれた七郎麿(後の慶喜)は斉昭による徹底した英才教育によりたくましく育ち、11歳の時、12代将軍・家慶の推薦によって徳川御三卿・一橋家を相続する。1853年の黒船来航により日本中が騒然とする中、慶喜は幕閣の期待を一心に集め、13代将軍・家定の後継として候補に上がる。しかしある一人の男の出現により、慶喜の人生は激変した。大老・井伊直弼である。


☆スタッフ

原作:司馬遼太郎「最後の将軍-徳川慶喜-」より
脚本:田向正健
音楽:湯浅譲二
演出:放送日程に記載
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団
テーマ音楽指揮:岩城宏之
語り:大原麗子


☆出演

徳川将軍家・水戸徳川家

徳川慶喜:若葉竜也→崎本大海→本木雅弘
徳川美賀:石田ひかり
徳川斉昭:菅原文太
貞芳院(斉昭夫人・有栖川宮織仁親王女・登美宮吉子女王):若尾文子
徳川慶篤:笹川謙→内野聖陽
徳川昭武:中村橋之助(獅子の時代の映像流用)
徳信院(一橋徳川家・徳川慶壽夫人、慶喜の義母):鶴田真由
徳川家慶:鈴木瑞穂
徳川家定:大出真也
天璋院:深津絵里
徳川家茂:木田健太→水橋研二→進藤健太郎
和宮:小橋めぐみ
観行院(和宮生母・橋本経子):山本陽子
田安亀之助:鎌田佳裕


徳川慶喜側近

平岡円四郎:新井康弘
土岐朝義:小野武彦
西周:小日向文世
原市之進:山口祐一郎
梅沢孫太郎:中原丈雄
川村恵十郎:康すおん
松平近韶:田山涼成
倉石佐衛門:佐藤淳


幕閣

井伊直弼:杉良太郎
酒井忠績:御友公喜
阿部正弘:大橋吾郎
阿部正外:小川隆市
久世広周:江上雅彦→大和田伸也
小笠原長行:若松武史
脇坂安宅:佐々木功
堀田正睦:有川博
間部詮勝:石井愃一
内藤信思:真実一路
松平乗全:内山森彦
松平宗秀:坂西良太
松平康英:武発史朗
松平忠固:吾羽七朗
松平乗謨:小栗健伸
松平信義:博多章敬
水野忠精:赤羽秀之
稲葉正邦:井上倫宏
稲葉正巳:勝光徳
板倉勝静:小林宏史
本多忠民:森下哲夫
諏訪忠誠:鹿内孝
牧野忠恭:樋浦勉
牧野忠雅:堀内正美
井上正直:丹治大吾
安藤信正:佐々木敏
太田資始:村上幹夫


諸大名

松平慶永:林隆三
松平容保:畠中洋
松平定敬:渡辺穣
伊達宗城:大門正明
徳川慶勝:野村祐人
徳川茂栄:石丸謙二郎
山内容堂:塩屋俊
島津斉彬:立川三貴
島津忠義:田代泰司→佐藤旭
島津久光:江守徹
酒井忠義:矢島健一
立花種恭:伊丹幸雄
松前崇広:山内としお
毛利敬親:仲恭司
毛利元徳:天間信紘
浅野長勲:岸本光正
有馬道純:梁瀬哲


幕臣

川路聖謨:勝部演之
勝海舟:坂東三津五郎(当時・坂東八十助)
山岡鉄太郎:伊武雅刀
岩瀬忠震:冨家規政
永井尚志:阿部雅彦→早川純一
近藤勇:勝野洋
土方歳三:橋爪淳
沖田総司:小澤征悦
井上清直:河西健司
岡部長常:坂部文昭
井戸覚弘:大林丈史
大久保一翁:石坂重二
土岐頼徳:山崎猛
男谷信友:横尾三郎
杉浦正一郎:野仲功


各藩藩士

永原帯刀:佐藤慶
西郷吉之助:渡辺徹
大久保利通:池田成志
小松帯刀:安藤一夫
藤田小四郎:田辺誠一
藤田東湖:渡辺裕之
安島帯刀:井田州彦
武田耕雲斎:金内喜久夫
会沢正志斎:飯沼慧
中根雪江:石立鉄男
横井小楠:高橋長英
宮部鼎蔵:冷泉公裕
桂小五郎:黒田アーサー
吉田寅次郎:俊藤光利
久坂玄瑞:小井塚登
吉田稔麿:加納詞桂章
品川弥二郎:佐藤壱史
後藤象二郎:小木茂光
佐久間象山:秋間登
真木和泉:山口嘉三
鈴木石見守:頭師孝雄
田丸稲之衛門:田口計
佐藤図書:中西良太
市川三左衛門:川辺久造
鵜飼吉左衛門:村松克巳


皇室・公家

孝明天皇:花柳錦之輔
睦仁親王:安藤一平
有栖川宮熾仁親王:佐藤せつじ
中川宮朝彦親王:近藤誠人→木下浩之
山階宮晃親王:井鍋信治
岩倉具視:寺脇康文
鷹司政通:宝田明
鷹司清子:有馬稲子
九条尚忠:森山周一郎
大原重徳:岡村喬生
鷹司輔熙:北見敏之
九条幸経:稲葉暢貴
姉小路公知:大沢健
正親町三条実愛:森田順平
三条実美:宇津木真
中山忠能:真夏竜
近衛忠房:渡辺規生→小倉雄三
島田左近:竹本孝之
二条斉敬:小林勝也
中御門経之:横尾三郎


各国公使

マシュー・ペリー:ジェームズ・バワーズ(声:岸野一彦)
タウンゼント・ハリス:トム・キロー
ヘンリー・ヒュースケン:マーティン・スロット
ハリー・パークス:ダン・レショー(声:小川真司)
アーネスト・サトウ:コリン・リーチ
レオン・ロッシュ:ユベール・ジョアニアン(声:青野武)
ラザフォード・オールコック:ケン・マクドナルド


その他

新門辰五郎:堺正章
れん:大原麗子(ナレーションも担当。作中では武蔵国生麦の旅籠屋出身で、名前が「れん」とされているが、史実の辰五郎の妻は江戸の町火消「を組」の頭領・町田仁右衛門の娘で、名前も「錦(きぬ)」である)
よし:三國純楓→清水美砂
瀧山:佐々木すみ江
池田屋主人:加藤治


架空人物

ガンツム:山下真司
たみ:水野真紀
みよ:一色紗英
村田新三郎:泉本央→内野謙太→藤木直人
早川重吉:江藤潤
カンヌキ:肥後克広(ダチョウ倶楽部)
半次:上島竜兵(ダチョウ倶楽部)
義経:寺門ジモン(ダチョウ倶楽部)
さくら:小林美香→野村知沙→池脇千鶴→田中伸子
中山五郎左衛門:藤岡琢也
寺岡勘十郎:柴俊夫
松島:岸田今日子
幸吉:沼田爆
銀次:増田由紀夫
与兵衛:岡本信人
高部:園佳也子
とき:三條美紀
若衆:金子貴俊
護衛の侍:檀臣幸
仲居:山崎和佳奈


☆放送

放送日程

放送回 放送日 題 演出 視聴率(ビデオリサーチ調べ)
第1回 1998年1月4日 母の不在 富沢正幸 24.4%
第2回 1998年1月11日 新しい母 富沢正幸 27.5%
第3回 1998年1月18日 黒船が来た 富沢正幸 29.7%
第4回 1998年1月25日 将軍候補 竹林淳 27.4%
第5回 1998年2月1日 日米和親条約 竹林淳 28.6%
第6回 1998年2月8日 安政の大地震 谷口卓敬 25.4%
第7回 1998年2月15日 公家の花嫁 富沢正幸 26.5%
第8回 1998年2月22日 新婚生活 竹林淳 25.6%
第9回 1998年3月1日 恋の闇路 富沢正幸 27.3%
第10回 1998年3月8日 抗争のはじまり 富沢正幸 23.6%
第11回 1998年3月15日 台風の目 谷口卓敬 24.0%
第12回 1998年3月22日 日米通商条約 竹林淳 25.4%
第13回 1998年3月29日 幕府の権威 竹林淳 21.4%
第14回 1998年4月5日 押しかけ登城 富沢正幸 20.7%
第15回 1998年4月12日 密勅 谷口卓敬 19.6%
第16回 1998年4月19日 大獄のはじまり 富沢正幸 21.7%
第17回 1998年4月26日 安政の大獄 竹林淳 22.4%
第18回 1998年5月3日 桜田門外の変 富沢正幸 20.6%
第19回 1998年5月10日 父の死 谷口卓敬 21.1%
第20回 1998年5月17日 慶喜変身 富沢正幸 19.8%
第21回 1998年5月24日 兄と弟 竹林淳 21.3%
第22回 1998年5月31日 母と子 吉田雅夫 20.9%
第23回 1998年6月7日 和宮下向 富沢正幸 20.2%
第24回 1998年6月14日 久光上洛 竹林淳 18.7%
第25回 1998年6月21日 将軍後見職 吉田雅夫 22.8%
第26回 1998年6月28日 生麦事件 富沢正幸 20.0%
第27回 1998年7月5日 幕政改革 太田光俊 19.8%
第28回 1998年7月19日 上洛への道 富沢正幸 16.8%
第29回 1998年7月26日 将軍名代 吉田雅夫 18.2%
第30回 1998年8月2日 奇策 富沢正幸 18.5%
第31回 1998年8月9日 孝明天皇の立場 竹林淳 17.6%
第32回 1998年8月16日 慶喜の悪酔い 太田光俊 18.6%
第33回 1998年8月23日 池田屋騒動 富沢正幸 16.9%
第34回 1998年8月30日 御所突入 富沢正幸 19.0%
第35回 1998年9月6日 母の苦悩 富沢正幸 19.9%
第36回 1998年9月13日 仇討ち 吉田雅夫 19.5%
第37回 1998年9月20日 慶喜の頭痛 訓覇圭 17.1%
第38回 1998年9月27日 条約勅許 富沢正幸 18.3%
第39回 1998年10月4日 将軍急死 谷口卓敬 17.7%
第40回 1998年10月11日 徳川家相続 富沢正幸 19.6%
第41回 1998年10月18日 将軍慶喜 富沢正幸 16.9%
第42回 1998年10月25日 孝明天皇の死 高橋棟 20.2%
第43回 1998年11月1日 議題草案 富沢正幸 18.3%
第44回 1998年11月8日 倒幕 富沢正幸 18.0%
第45回 1998年11月15日 大政奉還 篠原圭 19.7%
第46回 1998年11月22日 小御所会議 富沢正幸 17.0%
第47回 1998年11月29日 朝敵 富沢正幸 17.4%
第48回 1998年12月6日 恭順謹慎 富沢正幸 19.0%
最終回 1998年12月13日 無血開城 富沢正幸 20.9%


☆ 関連項目
水戸市
静岡市(=駿府)
東京(=江戸)


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E
posted by ワン at 00:00 | 1998年 「徳川慶喜」

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