2007年03月02日

「赤穂浪士」

赤穂浪士 【NHK大河ドラマ】

『赤穂浪士』(あこうろうし)は、1964年1月5日〜12月27日にNHKで放映された2作目の大河ドラマ。

原作は、大衆文学の重鎮である大佛次郎の大作『赤穂浪士』。主役の大石内蔵助に大映の看板俳優で後に国民栄誉賞を受賞する長谷川一夫を担ぎ出し、歌舞伎界や新劇界の大物、歌謡界の人気アイドルまでも起用し、前作『花の生涯』を上回る豪華キャストの競演で話題を集めた。赤穂四十七士たちの討ち入りを決意するまでの苦悩や葛藤、彼らに関わる人々の思惑などを一年間かけてじっくりと描き出す大河ドラマならではのストーリー展開も視聴者を魅了し、その結果視聴率は優に30%を超え、浪士の討入りが放送された回には視聴率53%という大河ドラマ史上最高視聴率記録をも打ち立てた(ちなみに、この記録は2006年現在まで未だに破られていない)。全話の平均視聴率は31.9%で歴代4位(2006年現在)。

大河ドラマの名称は、この「赤穂浪士」放送中に、読売新聞が外国の大河小説に倣って、前作「花の生涯」で井伊直弼、今作「赤穂浪士」で大石内蔵助の生涯を描くことから、日曜夜8時のこの枠を「大河ドラマ」と呼称したことに由来する。

芥川也寸志のテーマ曲も話題となり、板ムチによるビシッ、ビシッという音が討ち入りの厳しさを感じさせて視聴者の共感を得て、「大河のテーマは交響楽」というイメージを定着させ、翌年からのNHK交響楽団によるテーマ演奏へとつながった。


☆スタッフ

原作:大佛次郎(『赤穂浪士』より)
脚本:村上元三
音楽:芥川也寸志


☆ 配役

大石内蔵助 - 長谷川一夫
吉良上野介 - 滝沢修
浅野内匠頭 - 尾上梅幸 (7代目)
堀田隼人 - 林与一
蜘蛛の陣十郎 - 宇野重吉
お仙 - 淡島千景
りく - 山田五十鈴
お千賀 - 瑳峨三智子
あぐり(瑤泉院) - 岸田今日子
大石主税 - 中村嘉葎雄
片岡源五右衛門 - 中村又五郎 (2代目)
不破数右衛門 - 黒川弥太郎
小野寺十内 - 志村喬
堀部安兵衛 - 加藤武
堀部弥兵衛 - 中村芝鶴 (2代目)
大高源五 - 外山高士
矢頭右衛門七 - 舟木一夫
礒貝十郎左衛門 - 井上孝雄
吉田忠左衛門 - 巌金四郎
富森助右衛門 - 金田龍之介
大石瀬左衛門 - 藤岡琢也
神崎与五郎 - 鈴木瑞穂
武林唯七 - 戸浦六宏
早水藤左衛門 - 新田昌玄
近松勘六 - 関根信昭
浮橋太夫 - 越路吹雪
おたか - 高田敏江
高田郡兵衛 - 田村高廣
千坂兵部 - 實川延若 (3代目)
清水一学 - 内藤武敏
大野九郎兵衛 - 菅井一郎
土屋主税 - 中村富十郎 (5代目)
小山田庄左衛門 - 山内明
毛利小平太 - 安井昌二
大石吉千代 - 市川團蔵 (9代目)
大石無人 - 河津清三郎
丸岡朴庵 - 伴淳三郎
小林平七 - 芦田伸介
羽倉斎宮 - 北村和夫
相沢新兵衛 - 西村晃
三国屋市左衛門 - 下條正巳
目玉の金助 - 穂積隆信
萩原千代 - 佐々木すみ江
多門伝八郎 - 中村吉十郎 (2代目)
岡林杢之助 - 大滝秀治
徳川綱吉 - 守田勘弥 (14代目)
新井白石 - 尾上松緑 (2代目)
柳沢吉保 - 坂東三津五郎 (8代目)
細川綱利 - 嵐寛寿郎
脇坂安照 - 久米明
上杉綱憲 - 山内雅人
阿部正武 - 市村羽左衛門 (17代目)
土屋政直 - 坂東三津五郎 (9代目)
稲葉正通 - 尾上九朗右衛門 (2代目)
仙石久尚 - 清水将夫
浅野大学 - 城所英夫
伊達村豊 - 市村吉五郎 (2代目)
宝井其角 - 田崎潤
常八 - 大塚周夫
治助 - 江幡高志
長助 - 矢田稔
行者 - 仲村秀生
その他 - 渡辺美佐子、田村正和、辻村真人、加藤嘉、石坂浩二
語り - 竹内三郎


☆映像の現存状況

第47話と総集編が現存している。その他の映像はNHKには現存していないとされる。当時は放送局用ビデオテープ(2インチVTR)が非常に高価で大型だったために、テープは放送終了後に消去されて他の番組に利用されるのが通常だった。そのため全話の再放送および全話収録の完全版の販売は絶望的である。現存している第47話は大河ドラマ史上最高視聴率の本作最大の山場「討入り」であり、これが残っていたのは貴重である。おそらく資料映像用としてあえて残していたと考えられる。現存している第47話「討入り」は「NHK想い出倶楽部2〜黎明期の大河ドラマ編〜(2)赤穂浪士」としてDVD販売されている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E
posted by ワン at 00:00 | 1964年 「赤穂浪士」
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