2007年03月10日

「新・平家物語」

新・平家物語 【NHK大河ドラマ】

新・平家物語(しんへいけものがたり)は、1972年(昭和47年)1月2日〜12月24日まで放送されたNHK大河ドラマの第10作目。平均視聴率21.4%。最高視聴率27.2%。初回視聴率17.3%。

吉川英治の国民的超大作「新・平家物語」を原作に、平家一門の栄華とその滅亡を描く一大叙事詩。

大河ドラマ第10作目にふさわしい豪華なキャストとセットが話題になった。


☆ 概要

大河ドラマ10作目を記念して、過去の大河に出演した主役クラスが顔を揃え、これまでにない豪華なキャスティングが話題になった。

テレビ放送20周年の節目もあって、テレビ草創期の原点に帰るべく、舞台演出を意識したスタジオ収録のみで収録され、唯一のロケはドラマ冒頭の厳島神社での平家納経奉呈のシーンのみとなった。

「どこの寺で撮影した?」と問い合わせが来るほど、豪華で大掛かりなセットが組まれ、特に義経と弁慶が対決した「五条大橋」は2重のアーチ型の大セットであった。

主役・平清盛役の仲代達矢は、清盛出家のシーンに合わせて、自分の頭を実際に剃り、「毎日手入れしないとオデキができて」と笑っていたという。

また義経役の志垣太郎がこの作品でブレークし、「緒形拳さんが目下の役で凄かった」と後に「テレビ探偵団」にゲスト出演したとき明かしている。

平家納経絵巻のオープニング画像をバックに流れる冨田勲のテーマ曲は、幻想的で日本的な美しさを持った壮麗な曲であり、大河の歴代メインテーマ曲の中でも屈指の名曲とされている。


☆ スタッフ

原作:吉川英治
脚本:平岩弓枝
音楽:冨田勲
演出:清水満、岡本憙侑、樋口昌弘、馬場清
製作:古賀龍二


☆ キャスト

平太→平清盛:内田喜郎→仲代達矢
平時子:中村玉緒
平忠盛:中村勘三郎 (17代目)
祇園女御→澪之禅尼:新珠三千代
有子→池禅尼:初代水谷八重子
平時忠:中村まなぶ (二代目中村梅雀)→山崎努
平重盛:原田大二郎
平宗盛:勝呂誉
平知盛:長谷川諭→亀田秀紀→松山省二 (松山政路)
平重衡:大島郁文→長澄修
平徳子→建礼門院:山添三千代 (香川三千)→佐久間良子
平滋子:村松英子
平経盛:郷ひろみ→古谷一行
平教盛:五藤義秀→柴田p彦
平頼盛:岡浩也→山本學
平忠度:中尾彬
平通盛:出見勝幸
平維盛:藤間文彦
平資盛:若尾哲平
平教経:鷹市太郎
平敦盛:中村勘九郎 (十八代目中村勘三郎)
平忠正:浜田寅彦
平仲盛:鶴田耕男 (鶴田耕)
源為義:佐々木孝丸
源義朝:木村功
源頼朝:岡本清太郎 (七代目清元延寿太夫)→高橋幸治
北条政子:栗原小巻
亀の前:高樹蓉子
北条時政:加東大介
北条義時:西田敏行
横山相模介:西田敏行 (二役)
北条宗時:鈴木智
木曽義仲:林与一
巴御前:古城都
今井兼平:片岡五郎
樋口兼光:江守徹
源義平:高田直久→石川徹郎
源為朝:伊吹吾郎
源頼賢:伊藤初男
源頼仲:吉永慶
源為宗:山野史人
常盤御前:若尾文子
牛若→源義経:志垣太郎
武蔵坊弁慶:佐藤允
佐藤継信:堀辺隆一 (堀部隆一)
藤原秀衡:加藤嘉
金売吉次:日下武史
源頼政:芦田伸介
源仲綱:生井建夫
源有綱:山本聡
源兼綱:簗正昭
以仁王:北大路欣也
鳥羽院:野村万之丞 (七世野村万蔵)
待賢門院:久我美子
美福門院:小山明子
後白河院:滝沢修
白河院:滝沢修 (二役)
高倉帝→高倉院:片岡孝夫 (十五代目[片岡仁左衛門)
安徳帝:山崎有右
崇徳院:田村正和
信西入道:小沢栄太郎
平康頼:中山昭二
藤原忠実:森雅之
藤原忠通:原保美
藤原頼長:成田三樹夫
藤原基房:嵐圭史
藤原信頼:亀石征一郎
藤原成親:岡村春彦
藤原成経:高田裕史
藤原時信:下條正巳
藤原俊成:宮口精二
勧修寺光頼:鈴木瑞穂
建礼門院右京大夫:北川美佳 (喜多川美佳)
梶原景時:森幹太
熊谷直実:岡田英次
佐々木定綱:草薙幸二郎
岡崎義実:南祐輔
土肥実平:藤田啓而
平六家貞→筑後家貞:松本幸一→高桐真
平資行:川辺久造
平康頼:石田太郎
山木兼隆:辻萬長
鎌田政清:成田次穂
鎌田政近:根岸一正
長田忠致:穂高稔
右大弁惟方→別当惟方:金内吉男
阿部麻鳥:緒形拳
祇王:波乃久里子
仏御前:長谷川澄子
遠藤盛遠→文覚:近藤洋介
鳥羽僧正:中村伸郎
佐藤義清→西行:蜷川幸雄
明雲:六代目瀬川菊之丞
西光:内田稔
俊寛:大塚国夫
蓬子:和泉雅子
朱鼻ノ伴ト:藤田まこと
帥の局:真屋順子
袈裟御前:三浦真弓
弐子:佐々木すみ江
佐ノ局:南風洋子
並河権六:中田浩二
嶋子:初井言榮
梅野:岩本多代
典子:市毛良枝
商人:岸野一彦
黒市:近石真介
胴元:依田英助
待賢門院の女房:浅利和子 (浅利香津代)
その他:久富惟晴、喜多道枝、池田勝
語り:渡辺美佐子、福本義典


☆ 映像の現存状況

第46回、最終回及び総集編が現存している。その他の映像はNHKには現存していないとされる。当時は放送局用ビデオテープ(2インチVTR)が非常に高価で大型だったために、テープは放送終了後に消去されて他の番組に利用されるのが通常だった。そのため全話の再放送および全話収録の完全版の販売は絶望的である。総集編のDVDは販売されている。
普及型家庭用ビデオデッキの発売以前であり、当時あったオープンリール型ビデオは百万円前後(当時)もする大変高価なもので、一般家庭にはほとんど普及しておらず(企業などが業務用に購入していた)、テープの経年劣化も考えると視聴者が録画して現在まで保存している可能性は低い。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E
posted by ワン at 00:00 | 1972年 「新・平家物語」

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